はじめに
OBS Studioは非常に自由度の高い配信・録画ソフトですが、その反面「自分のPCスペックに合った設定が分からない」という悩みを抱える人が非常に多いです。
- 高画質設定を真似したらカクカクになる
- 配信中にフレーム落ちが発生する
- 録画だけ画質が悪くなる
- CPUやGPU使用率が常に100%近い
これらの問題の多くはPCスペックとOBS設定が噛み合っていないことが原因です。
本記事では、PCスペックを「低・中・高」の3段階に分け、それぞれに最適なOBS設定を詳しく解説します。
OBS設定を考える前に知っておくべき基礎知識
まず理解しておきたいのが、OBSで負荷がかかる主なポイントです。
- 解像度(高いほど重い)
- フレームレート(FPSが高いほど重い)
- エンコーダ方式(CPU or GPU)
- 配信と録画の同時実行
低スペックPC向けOBS設定
低スペックPCの目安
- CPU:Core i5 第6世代以前 / Ryzen 5 初期世代
- GPU:内蔵GPU または GTX 900番台以前
- メモリ:8GB
映像設定
- 基本キャンバス解像度:1280×720
- 出力解像度:1280×720
- 縮小フィルタ:バイキュービック
- FPS:30
配信設定
- エンコーダ:x264(veryfast)または NVENC(旧)
- ビットレート:2500〜3500kbps
- キーフレーム間隔:2
録画設定
- 録画フォーマット:MKV
- レート制御:CBR または CQP 22〜24
ミドルスペックPC向けOBS設定
ミドルスペックPCの目安
- CPU:Core i5 第9〜12世代 / Ryzen 5 3600〜5600
- GPU:GTX 1660 / RTX 2060〜3060
- メモリ:16GB
映像設定
- 基本キャンバス解像度:1920×1080
- 出力解像度:1920×1080
- 縮小フィルタ:ランチョス
- FPS:60
配信設定
- エンコーダ:NVENC(新)
- ビットレート:6000〜8000kbps
- プリセット:Quality
- プロファイル:high
録画設定
- レート制御:CQP
- CQP値:18〜20
- 録画フォーマット:MKV
ハイスペックPC向けOBS設定
ハイスペックPCの目安
- CPU:Core i7 / i9 第12世代以降
- GPU:RTX 3070以上
- メモリ:32GB以上
映像設定
- 基本キャンバス解像度:2560×1440 または 3840×2160
- 出力解像度:1920×1080(配信)
- 縮小フィルタ:ランチョス
- FPS:60
配信設定
- エンコーダ:NVENC(新)
- ビットレート:8000〜9000kbps
- プリセット:Max Quality
- Look-ahead:ON
- Psycho Visual Tuning:ON
録画設定
- レート制御:CQP
- CQP値:14〜16
- 録画フォーマット:MKV
まとめ
OBS設定で最も重要なのは「自分のPCスペックに合った設定を選ぶこと」です。無理な高画質設定は、かえって画質や安定性を損ないます。
本記事を参考に、あなたの環境に最適なOBS設定を見つけてください。

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