
「VTuberモデルは自作と外注のどちらがよいのだろう」「自分でLive2Dモデルを作る場合、どれくらい難しいのだろう」と悩んでいる方も多いと思います。
外注すれば制作の負担を減らせますが、費用が高くなるかもしれません。自作は費用を抑えやすい一方で、イラスト制作やLive2Dモデリングを覚える時間が必要でしょう。
VTuberモデルを用意する方法は、すべて自作する方法と外注する方法だけではありません。イラストだけ自分で描き、Live2Dモデリングをクリエイターへ依頼する一部外注も選べます。
この記事では、VTuberモデルの自作・外注・一部外注を費用や難易度から比較します。自分の予算や得意分野に合う方法を探している方は、参考にしてみてください。
▶本記事の概要
- VTuberモデルの自作・外注・一部外注の違い
- VTuberモデルを用意する費用・難易度・期間を比較
- VTuberモデルの自作・外注・一部外注が向いている人
- VTuberモデルを用意して配信を始める流れ
- まとめ:VTuberモデルは予算・時間・目的に合わせて選ぶ
VTuberモデルの自作・外注・一部外注の違い

- VTuberモデルをすべて自作する
- VTuberモデルをすべて外注する
- VTuberモデルの一部だけ外注する
VTuberモデルの制作工程は、大きく分けるとキャラクターデザイン、パーツ分けイラスト、Live2Dモデリングの3段階です。
すべての工程を自分で進める必要はなく、苦手な作業だけクリエイターへ任せる方法もあります。まずは、それぞれの違いを確認していきましょう。
VTuberモデルをすべて自作する
VTuberモデルの自作では、キャラクターデザインからLive2Dモデリングまでを自分で進めます。費用を抑えながら、細かな動きや表情まで自分で調整しやすい方法ですね。
一般的な制作工程は以下のとおりです。
- キャラクターのデザインを決める
- イラストを動かす部位ごとに分ける
- Live2D Cubismへイラストを読み込む
- 顔や体の動きを設定する
- 表情や物理演算を調整する
- 配信用のモデルデータを書き出す
イラストを描ける方でも、パーツ分けやモデリングには別の知識が求められます。初めて触れると、デフォーマやパラメータの設定で難しさを感じるかもしれません。
Live2D CubismにはFREE版とPRO版があります。無料で使える範囲や機能制限については「こちら」で詳しく解説しています。
VTuberモデルをすべて外注する
すべて外注する場合は、キャラクターデザイン、パーツ分け、Live2Dモデリングをクリエイターへ依頼します。制作時間を確保しにくい方や、完成後の配信活動に集中したい方に取り入れやすい方法でしょう。
ココナラでは、イラストからLive2Dモデリングまでの一括制作を受け付けている出品者を探せます。希望する見た目や可動域を伝え、見積もりを確認してから依頼する流れです。
外注では、完成イメージを具体的に伝えることが大切になります。「かわいい雰囲気」だけでなく、髪型、衣装、配色、表情、動かしたい範囲などを整理しておくと相談しやすくなると思います。
ココナラで依頼できる作業や出品者の選び方は「こちら」で確認できます。
VTuberモデルの一部だけ外注する
一部外注は、自分で対応できない工程だけクリエイターへ依頼する方法です。自作と外注の中間に位置し、費用と作業時間のバランスを取りやすいでしょう。
一部外注には、次のような組み合わせがあります。
- キャラクターデザインを自作し、イラスト制作とモデリングを外注する
- イラストを自作し、パーツ分けとモデリングを外注する
- パーツ分けイラストを用意し、モデリングだけ外注する
- 基本モデルを自作し、難しい物理演算や表情設定だけ外注する
イラストは描けてもLive2Dの操作に慣れていない場合は、モデリングのみの外注が候補になります。反対にLive2Dを覚えたい方は、パーツ分けされたイラストを依頼して、自分で動きを付ける方法も選べますね。
一部外注では、作業範囲やデータ形式の認識を合わせることが重要です。次の工程を自分で担当する場合は、編集可能な元データを受け取れるか確認しておくと安心でしょう。
VTuberモデルを用意する費用・難易度・期間を比較
- VTuberモデルを自作する費用・難易度・期間
- VTuberモデルを外注する費用・難易度・期間
- VTuberモデルを一部外注する費用・難易度・期間
VTuberモデルの自作と外注では、必要になるお金だけでなく、制作に使う時間も変わります。費用だけで決めると、学習や修正に想像以上の時間がかかる可能性もあるでしょう。
| 制作方法 | 費用 | 制作難易度 | 制作時間 | 調整の自由度 |
|---|---|---|---|---|
| すべて自作 | 抑えやすい | 高い | 長くなりやすい | 高い |
| すべて外注 | 高くなりやすい | 低い | 自分の作業は少ない | 契約や依頼範囲による |
| 一部外注 | 依頼範囲による | 中程度 | 工程の分担による | 比較的高い |
VTuberモデルを自作する費用・難易度・期間
自作では外注費を抑えやすく、Live2D CubismのFREE版から制作を始められます。ただし、イラスト制作ソフトやペンタブレット、制作に対応できるパソコンなどが必要になる場合もあるでしょう。
Live2D Cubism PROのインディーズ向けプランは、2026年8月18日時点で月額2,288円、年間プランの初年度は15,708円です。料金は変更される可能性があるため、利用前に公式情報をご確認ください。
初心者がVTuberモデルをすべて自作する場合、完成まで数週間から数カ月かかることもあります。イラスト経験や確保できる作業時間によって、制作期間には大きな差が出ると思います。
自作の大きなメリットは、完成後も自分で修正できることです。髪型や衣装を追加したくなったときも、制作知識があれば継続的に調整できます。
VTuberモデルを外注する費用・難易度・期間
ココナラの案内では、VTuberモデル制作全体の費用目安は10万円から30万円、モデリングのみでは3万円から10万円程度です。キャラクターの複雑さや可動域、表情差分などによって金額は変わります。
実際の出品価格には幅があり、衣装差分や追加表情がオプションとして設定されている場合もあります。表示されている最低価格だけでなく、自分の希望を含めた総額を見積もってもらうと判断しやすいですね。
外注ではLive2Dの技術的な作業を任せられますが、依頼内容の整理や完成品の確認は必要になります。制作期間は出品者の予定やモデルの内容で変わるため、活動開始日が決まっている方は納期も確認しておきましょう。
VTuberモデルを一部外注する費用・難易度・期間
一部外注の費用は、依頼する工程によって変わります。モデリングだけを外注する場合は、一括制作より費用を抑えられる可能性があるでしょう。
ただし、自作部分のデータに不備があると修正費用が発生するかもしれません。たとえば、パーツ分けが不足しているイラストでは、希望する動きを付けられないことがあります。
制作前に出品者へ相談し、必要なパーツや推奨するキャンバスサイズを確認しておくと進めやすくなります。一部外注は安さだけでなく、得意な作業へ時間を使える点にも魅力を感じる方法です。
VTuberモデルの自作・外注・一部外注が向いている人
- VTuberモデルの自作が向いている人
- VTuberモデルの外注が向いている人
- VTuberモデルの一部外注が向いている人
VTuberモデルの作り方に正解はありません。使える予算、確保できる時間、身につけたい技術から選ぶと、自分に合う方法を見つけやすいでしょう。
VTuberモデルの自作が向いている人
- 制作費用をできるだけ抑えたい人
- イラスト制作やLive2Dに興味がある人
- 完成まで時間をかけられる人
- モデルを自分で修正したい人
- 将来的にLive2D制作を仕事にしたい人
自作は完成するまでの負担が大きいものの、制作経験が自分の技術として残ります。まずFREE版を試してから、PRO版や外注を検討する方法も取り入れやすいですね。
VTuberモデルの外注が向いている人
- 配信や動画制作の準備に集中したい人
- イラストやモデリングに苦手意識がある人
- 希望する活動開始時期が決まっている人
- プロの技術でモデルを制作してもらいたい人
- 制作に使える予算を用意している人
外注すると、自分一人では難しい表現を取り入れやすくなります。一方で、修正回数や商用利用、著作権、実績公開の条件などは依頼前の確認が必要でしょう。
見積もりを依頼するときは、参考画像や希望する動きも用意すると伝わりやすくなります。依頼前に確認したい項目は「こちら」にまとめています。
VTuberモデルの一部外注が向いている人
- イラストとモデリングのどちらかを経験している人
- 自作にも挑戦したいが制作時間を短縮したい人
- 苦手な工程だけプロへ任せたい人
- 一括外注より費用を調整したい人
- クリエイターと相談しながら制作したい人
一部外注は、自分の得意分野を活用しながら完成度を高められます。ただし、自作部分と外注部分をつなぐための知識は求められるかもしれません。
どの工程を任せるか迷ったときは、一度Live2D Cubismにイラストを読み込んでみる方法があります。操作して難しいと感じた工程が、外注を検討する範囲になるでしょう。
VTuberモデルを用意して配信を始める流れ

- キャラクターと活動内容を決める
- 制作方法を選んでモデルを用意する
- トラッキングソフトでモデルを動かす
- 配信ソフトへ映像を取り込む
Live2Dモデルを完成させただけでは、カメラに合わせてキャラクターが動く状態にはなりません。完成したモデルを配信で使うには、nizima LIVEなどのトラッキングソフトが必要です。
キャラクターと活動内容を決める
最初にキャラクターの外見と、予定している活動内容を整理します。雑談配信、ゲーム実況、歌動画など、活動内容によって必要な表情や可動域が変わるでしょう。
喜怒哀楽の表情、口の動き、体の傾きなど、配信中に使いたい動作を書き出しておくと制作方法を選びやすくなります。
制作方法を選んでモデルを用意する
予算を抑えて技術を学びたい場合は自作、制作作業を任せたい場合は外注が候補です。一部の技術を持っている方は、工程を分ける方法も選べますね。
Live2D Cubismはモデルを制作するソフトで、nizima LIVEは完成したモデルを動かすソフトです。2つの役割や使用する順番は「こちら」で解説しています。
トラッキングソフトでモデルを動かす
完成したモデルをnizima LIVEへ読み込み、WebカメラやiPhoneで顔の動きを認識させます。顔の角度やまばたき、口の開閉が自然に反映されるか確認しましょう。
nizima LIVEには無料版と有料版があり、使える機能や制限が異なります。料金や評判、導入方法を知りたい方は「こちら」を参考にしてみてください。
配信ソフトへ映像を取り込む
モデルが動くことを確認したら、OBSなどの配信ソフトへ映像を取り込みます。ゲーム画面やコメント欄、マイク音声と組み合わせれば、VTuber配信の基本的な環境が整うでしょう。
初回配信の前に、限定公開や録画で動作を確認すると安心です。モデルの表示位置や音量、表情の反応を調整しながら、自分が使いやすい配信画面を作れます。
まとめ:VTuberモデルは予算・時間・目的に合わせて選ぶ
VTuberモデルを自作するか外注するかは、制作に使える予算と時間によって判断が変わります。費用を抑えてLive2Dの技術を学びたい方には、自作が合うでしょう。
配信準備へ時間を使いたい方や、完成度の高いモデルを希望する方には外注が選択肢になります。イラストまたはモデリングの経験があるなら、苦手な工程だけを依頼する一部外注も考えられますね。
- 費用を抑えて制作技術を学びたい場合は自作
- 制作作業を任せて活動準備に集中したい場合は外注
- 得意分野を活用しながら負担を減らしたい場合は一部外注
最初から高機能なモデルを用意する必要はありません。小さなモデルから活動を始め、配信内容に合わせて表情や衣装を追加する方法もあります。
まずは自分が担当したい工程と、任せたい工程を書き出してみてください。予算だけでなく制作に使える時間も含めて比較すると、自分に合うVTuberモデルの作り方が見えてくると思います。
※掲載している料金やサービス内容は2026年8月18日時点の情報です。最新情報は各サービスの公式ページでご確認ください。


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