突然パソコンの画面が真っ青になり、英語のメッセージとともに再起動……。いわゆる青い画面(BSOD:Blue Screen of Death)は、多くのWindowsユーザーが一度は経験する深刻なエラーです。
この記事では、BSODの主な原因・エラーコードの見方・具体的な解決方法・再発防止策までを徹底解説します。初心者の方でも順番に対処できるよう、わかりやすくまとめました。
青い画面(BSOD)とは?
青い画面(BSOD)は、Windowsに重大なエラーが発生した際に表示される強制停止画面です。現在は主に Windows 10 や Windows 11 で表示されます。
システムの安全を守るために強制停止する仕組みであり、ハードウェアやドライバー、システムファイルの異常が原因で起こります。
よく表示されるメッセージ例
- PCに問題が発生したため、再起動する必要があります
- Stop Code: ○○○○○○
- CRITICAL_PROCESS_DIED
- MEMORY_MANAGEMENT
青い画面(BSOD)が出る主な原因
① ドライバーの不具合
グラフィックボードやネットワーク、オーディオドライバーの破損や未対応バージョンが原因で発生します。Windowsアップデート後に起きやすいのが特徴です。
② メモリ(RAM)の故障
メモリの物理的故障や接触不良があると「MEMORY_MANAGEMENT」エラーが発生します。
③ SSD・HDDの異常
ストレージの不良セクタや寿命が原因でシステムファイルが破損するとBSODにつながります。
④ Windowsアップデートの失敗
更新プログラムの適用失敗や互換性問題でも発生します。
⑤ ウイルス・マルウェア感染
悪意のあるソフトがシステム領域を書き換えることでエラーを引き起こします。
⑥ オーバークロック・高負荷状態
CPUやGPUの過度な負荷、冷却不足も原因になります。
エラーコード別の対処法

CRITICAL_PROCESS_DIED
システムファイル破損が原因。以下を実行:
1. コマンドプロンプト(管理者)を開く 2. sfc /scannow 3. DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
MEMORY_MANAGEMENT
- Windowsメモリ診断を実行
- メモリの抜き差し
- 増設メモリを一度外す
IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
ドライバー関連の可能性大。デバイスマネージャーで最近更新したドライバーをロールバック。
今すぐできる基本的な対処法(初心者向け)
① 周辺機器を外す
USB機器をすべて外して再起動。
② セーフモードで起動
- Shiftキーを押しながら再起動
- トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定
- セーフモードを選択
③ システムの復元
問題発生前の復元ポイントに戻します。
④ 最新アップデートのアンインストール
Windows Updateから直前の更新を削除。
ハードウェアを確認する方法
メモリ診断手順
「Windowsメモリ診断」と検索 → 今すぐ再起動して確認。
SSDの状態確認
コマンドプロンプトで:
chkdsk C: /f /r
CrystalDiskInfoなどのツールで健康状態を確認するのも有効です。
再発を防ぐための予防策
- ドライバーは公式サイトから入手
- 定期的にWindows Updateを実行
- 不要な常駐ソフトを削除
- SSDの空き容量を20%以上確保
- PC内部のホコリを除去
- ウイルス対策ソフトを導入
それでも直らない場合は?
以下のケースでは修理や買い替えも検討しましょう。
- 頻繁に再発する
- 起動直後に必ず落ちる
- 異音がする
- SMARTエラーが出る
特にSSDやメモリ故障は放置するとデータ消失につながります。早めのバックアップをおすすめします。
まとめ
青い画面(BSOD)は突然発生しますが、原因の多くはドライバー・メモリ・ストレージ・アップデート不具合です。
焦らずに以下の順で確認しましょう:
- 周辺機器を外す
- セーフモードで起動
- ドライバー確認
- メモリ・SSD診断
- システム修復コマンド実行
正しく対処すれば多くの場合は復旧可能です。再発防止策も取り入れ、安定したWindows環境を維持しましょう。

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