【2026年版】Windows 11 BTOパソコンのスペックの見方|ゲーム・動画編集など用途別に必要な性能を全公開

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「最新のゲームを遊びたいけど、自分のPCで動くのかな?」
「BTOパソコンを買ったはいいけど、どこで詳細なスペックを確認すればいいのかわからない……」
「仕事で使うソフトが重い。これってメモリ不足? それともCPUのせい?」

Windows 11にアップグレードしたり、新しくBTOパソコンを手に入れたりした際、真っ先にぶつかる壁が「自分のパソコンの正体(スペック)がわからない」という悩みです。カタログスペックは見たはずなのに、いざ使ってみると「あれ?」と思うことも少なくありません。

この記事を読むとどうなるか

この記事を最後まで読めば、Windows 11の設定画面から数秒で正確なスペックを確認する方法がマスターできます。さらに、単に数値を見るだけでなく、「その数値が自分のやりたいこと(ゲーム、動画編集、事務作業など)に対して十分なのか」を判断する基準が明確になります。

結果が出る根拠

PC初心者から自作ユーザーまで、年間100台以上のPC構成に触れる筆者が、Windows 11の標準機能だけで完結する確認手順を整理しました。また、主要なBTOメーカー(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など)の構成傾向を踏まえ、2026年現在のリアルな「用途別推奨スペック」を元に解説しているため、情報の信頼性は抜群です。

まずは確認!PCスペックをチェックする3つのステップ

まずは、記事を読みながら実際にあなたのPCを操作してみてください。自分のマシンの現在地を知ることが、快適なPCライフへの第一歩です。


1. 【Windows 11】PCのスペックを確認する最も簡単な場所

Windows 11でCPUやメモリの基本情報を確認するのは非常に簡単です。BTOパソコンの場合、注文時の構成と相違がないか確認するためにも、以下の手順を覚えておきましょう。

システム設定から確認する方法(基本)

一番標準的で、誰にでも分かりやすい方法です。

  • [スタートボタン]を右クリックし、[設定]を選択します。
  • 左メニューの[システム]を選択し、一番下にある[バージョン情報]をクリックします。

ここで表示される「デバイスの仕様」という項目に、最も重要な情報が詰まっています。

項目 ここが何を示すか
プロセッサ (CPU) パソコンの「頭脳」。計算速度に直結します。
実装 RAM (メモリ) 作業机の広さ。多いほど複数のアプリを同時に動かせます。

まずはこの2点を確認しましょう。BTOパソコンの場合、注文した通りのCPU名(例:Core i7-14700など)やメモリ容量(16GB、32GBなど)が表示されていればOKです。

2. グラフィックボード(GPU)の型番はどこで見る?

ゲーミングPCやクリエイター向けBTOパソコンにおいて、最も重要と言っても過言ではないのがグラフィックボード(GPU)です。しかし、先ほどの「バージョン情報」にはGPUの名前は載っていません。

タスクマネージャーで「裏側」を覗く

GPUの詳細を知りたいときは、タスクマネージャーを使いましょう。

  1. [Ctrl] + [Shift] + [Esc] を同時に押してタスクマネージャーを起動します。
  2. 左側のアイコンから[パフォーマンス]タブ(グラフのようなアイコン)をクリックします。
  3. リストの下の方にある[GPU]を選択します。

画面右上に表示される「NVIDIA GeForce RTX 4070」といった名称が、あなたのパソコンに搭載されているグラフィックボードの正体です。BTOパソコンでゲームがカクつく場合、ここの数値が100%に張り付いていないかチェックするのが「スペック不足を見極めるコツ」です。

3. ストレージ(SSD/HDD)の空き容量と種類をチェック

Windows 11の動作が重いと感じる原因の多くは、実はスペック不足ではなく「ストレージの空き容量不足」です。特にBTOパソコンは、システム用の高速なSSDと、データ保存用の大容量HDDを分けて搭載しているモデルが多いため、どちらにデータが入っているかを把握することが重要です。

エクスプローラーから確認する

  1. タスクバーのフォルダアイコン(エクスプローラー)を開きます。
  2. 左側のメニューから[PC]を選択します。
  3. 「デバイスとドライブ」の一覧を確認します。

ここで「Cドライブ」のゲージが赤くなっている場合は要注意です。また、BTOパソコンで「ゲームの起動が遅い」と感じるなら、そのゲームがHDD(Dドライブなど)にインストールされていないか確認しましょう。「OSやゲームはSSD、動画素材はHDD」という使い分けが快適さの鍵です。

4. 【用途別】あなたのPCスペックは足りている?推奨目安一覧

スペックを確認できたら、それが自分のやりたいことに対して「十分なのか」を判断しましょう。2026年現在のBTOパソコン市場と最新ソフトの要求スペックに基づいた、用途別の合格ラインをまとめました。

用途 推奨CPU 推奨メモリ 推奨GPU
事務作業・Web閲覧 Core i3 / Ryzen 3 以上 8GB (16GBあれば理想) 不要(内蔵グラフィックス)
動画編集(FHD) Core i5 / Ryzen 5 以上 16GB以上 GTX 1650 / RTX 3050 等
最新ゲーム・配信 Core i7 / Ryzen 7 以上 16GB〜32GB RTX 4060 Ti 以上
4K編集・AI生成 Core i9 / Ryzen 9 以上 32GB〜64GB RTX 4080 以上(VRAM重視)

① 一般事務・リモートワーク用

ExcelやZoomを同時に使う程度であれば、そこまで高いスペックは必要ありません。ただし、Windows 11自体がメモリを多く消費するため、8GBだと数年後に動作が重くなる可能性があります。長く使うBTOパソコンなら16GBへの増設を検討する価値があります。

② ゲーミング・実況配信

ゲームをしながらOBSなどで配信を行う場合、CPUの「マルチコア性能」が重要になります。スペック確認画面でCore i7-13700Ryzen 7 7700以上の型番が見えていれば、現役で戦えるマシンです。もしそれ以下であれば、設定を落とすなどの工夫が必要になります。

③ 動画編集・クリエイティブ作業

Adobe Premiere Proなどの編集ソフトは、メモリ容量を何よりも好みます。4K動画を扱うなら、16GBではすぐに「メモリ不足」の警告が出るでしょう。自分のPCが32GB以上積んでいるか、今すぐ確認してみてください。


ちなみにBTOパソコンを使っているということはもしかしてゲーム用途でも使っているかもしれません。そんな方向けに記事を用意していますので御覧ください。

最新版|ゲーミングPC購入後NGな設定&最適化おすすめ設定まとめ|これを設定するかしないかで性能大幅減です
「せっかく高いゲーミングPCを買ったのに、なんか思ったより性能が出ていない…」 「カクつく・重い・ラグい…原因がわからない」 「初期設定のままでいいの?触ったら逆に壊れそうで怖い…」 こんな悩み、ありませんか? 実はゲーミングPCは設定ひとつで性能が大きく変わることがよくあります。 間違った設定のままだと、本来の性能を発揮できず、数万円〜数十万円分のスペックを無駄にしている状態になっている可能性もあります。

5. BTOパソコンならではの「見えないスペック」に注意

Windows 11の設定画面だけでは、実は「電源ユニット」や「マザーボード」の詳細はわかりません。BTOパソコンをアップグレード(グラボを買い替えるなど)したい場合、OS上の確認だけでは不十分なことがあります。

  • 電源容量:PCケースのサイドパネルを開けて直接確認するか、購入時の構成表を見る必要があります。
  • 拡張性:スリム型BTOケースの場合、高性能なグラボが物理的に入らないこともあります。

スペックを確認して「足りない!」と思った時は、まずソフト側の設定を見直し、それでもダメなら物理的なパーツ交換を検討するのが賢い手順です。

6. 上級編:さらに詳しく!コマンドで叩き出す詳細スペック確認

「設定」画面で見える情報は、実は全体のほんの一部です。BTOパソコンの診断や、特定のソフトとの互換性を調べる際には、より深い階層のデータが必要になります。ここでは、プロも使う「2つの隠しツール」を紹介します。

① DirectX診断ツール(dxdiag)

特にゲームや3D制作をする人には必須のツールです。グラフィックボードのドライバがいつ更新されたかまで把握できます。

  1. キーボードの[Windows]キー + [R]を同時に押します。
  2. 名前に dxdiag と入力して[OK]を押します。
  3. [ディスプレイ]タブを開くと、VRAM(ビデオメモリ)の正確な容量を確認できます。

BTOパソコンで「注文したスペックより性能が低い気がする」という場合、ここでドライバのバージョンが極端に古くないかチェックするのが「トラブル解決の鉄則」です。

② システム情報(msinfo32)

マザーボードの型番や、BIOSのバージョン、セキュアブートの状態などを一覧で確認できます。先ほどと同じ手順で msinfo32 と入力して実行してください。BTOメーカーに修理を依頼する際、ここをスクリーンショットして送るとやり取りが非常にスムーズになります。

7. 【重要】「Core i7だから安心」は間違い?世代の見極め方

BTOパソコンを中古で購入したり、数年前のモデルを使い続けている人が陥りやすい罠が「CPUの世代」です。スペックを確認した際、CPU名の後ろに続く数字に注目してください。

  • 例:Core i7-14700K → 「14」から始まるので第14世代(最新クラス)
  • 例:Core i7-6700 → 「6」から始まるので第6世代(Windows 11非推奨レベル)

実は、第14世代のCore i3は、数年前のCore i7を圧倒する性能を持っています。自分のPCのスペックを見る時は、単なるランク(i7やi5)だけでなく、「数字の頭文字が何か」を必ず確認するようにしましょう。これが、自分のパソコンが「現役」か「引退間近」かを判断する最大の根拠になります。

8. スペックが足りない……と感じた時の「3つの改善アクション」

確認したスペックが、自分のやりたい用途(ゲームや動画編集など)の推奨目安に届いていなかった場合、すぐに買い換える必要はありません。まずは以下の「延命措置」を試してみてください。

① メモリの増設(最もコスパが良い改善)

もしメモリが8GBだった場合、これを16GBにするだけでWindows 11の操作感は劇的に変わります。BTOパソコンの多くはメモリのスロットが空いているため、数千円の投資で「見違えるほどサクサク」になる可能性が高いです。

② スタートアップアプリの整理

PCを起動した瞬間に勝手に立ち上がるソフトを減らしましょう。「タスクマネージャー」の「スタートアップ」タブから、不要なアプリを[無効]にするだけで、CPUとメモリの負荷を即座に軽減できます。

③ 電源プランを「最高のパフォーマンス」に設定

Windows 11の設定から「電源とバッテリー」を開き、モードを[最高のパフォーマンス]に変更してください。ノートPC型のBTOパソコンなどで、本来のスペックを眠らせたままにしているケースを解消できます。

まとめ:スペックを知ればPCライフはもっと自由になる

自分のWindows 11 PCが、どのようなパーツで構成されているかを正確に把握することは、トラブルを防ぐだけでなく、「次に何を買えばいいか」の明確な指針になります。

今回紹介した手順で、まずはあなたのマシンの現在地を確認してみてください。
「設定画面で基本を知り、タスクマネージャーでリアルタイムの動きを見守る」。これだけで、あなたはもうPCスペックの迷子ではありません。

もし、確認したスペックが今の用途にどうしても合わないと感じたら、それは新しいBTOパソコンへのステップアップを検討する絶好のタイミングかもしれませんね。


なお、PCを購入した場合以下の項目にも目を通しておくことでゲームや作業の効率も上がるので良かったら参考にしてください。

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