
「WordPressブログには、どのくらいのサーバー容量が必要なのだろう?」「画像をたくさん掲載すると、すぐに容量不足にならないか不安……」「複数のブログを運営する場合は、大容量プランを選んだ方がよいの?」
このような疑問を感じていませんか。
この記事では、WordPressブログに必要なサーバー容量の目安と、文章・画像・動画・メール・バックアップが使用する容量について解説します。
▶本記事の概要
- WordPressブログに必要なサーバー容量の目安
- WordPressでサーバー容量を使用するデータ
- 記事数と画像枚数から必要容量を計算する方法
- 複数サイトを運営する場合のサーバー容量
- WordPressのサーバー容量を節約する方法
- まとめ
これらを解説していきます。
WordPressブログに必要なサーバー容量の目安

WordPressブログに必要なサーバー容量は、掲載する画像や動画の量によって変わります。
| ブログの使い方 | 使用容量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 文章中心の小規模ブログ | 5GB以内 | 画像が少なく、記事数も多くない |
| 一般的な個人ブログ | 5~20GB程度 | 記事ごとに圧縮画像を数枚掲載する |
| 画像を多く掲載するブログ | 10~30GB以上 | レビューや旅行記事などで画像が多い |
| 動画を直接保存するサイト | 50GB以上になる場合がある | 動画ファイルによって容量が急増する |
| 複数サイトを運営する場合 | 各サイトの使用量を合計 | サイト数やバックアップ数で変動する |
一般的な個人ブログであれば、数百GBの容量をすぐに使い切る可能性は高くありません。WordPressの文章データよりも、画像・動画・バックアップファイルの方が容量へ大きく影響します。
そのため、容量の最大値だけでレンタルサーバーを決める必要はありません。表示速度、自動バックアップ、サポートなども含めて選ぶと使いやすいでしょう。
主要サービスの容量と機能をまとめて確認したい方は、ConoHa WING・ロリポップ・エックスサーバーの比較記事も参考になると思います。
WordPressでサーバー容量を使用するデータ
WordPressでは、記事本文以外にもさまざまなデータがサーバーへ保存されます。
- WordPress本体・テーマ・プラグイン
- 記事本文とデータベース
- 画像と自動生成される画像
- 動画と音声ファイル
- メールデータ
- バックアップデータ
WordPress本体・テーマ・プラグイン
WordPressをインストールすると、WordPress本体、テーマ、プラグインなどのファイルが保存されます。
一般的な構成なら、これらだけで数十GBを使用することは多くありません。ただし、大容量のテーマ素材や機能の多いプラグインを追加すると、少しずつ使用量が増えていきます。
使っていないテーマやプラグインのファイルが残っている場合もあるため、定期的に確認すると管理しやすいでしょう。
記事本文とデータベース
記事の文章、カテゴリー、タグ、コメント、WordPressの設定などは、主にデータベースへ保存されます。
文章だけであれば、1記事あたりのデータ量は大きくありません。数百記事を投稿しても、画像や動画と比べると使用容量は小さくなりやすいです。
一方、記事のリビジョン、自動保存、不要になったプラグインのデータが蓄積すると、データベース容量が増える場合があります。
画像と自動生成される画像
WordPressブログでサーバー容量を使用しやすいのが画像です。
WordPressへ画像をアップロードすると、元画像だけでなく、サムネイルなど異なる大きさの画像が自動生成されることがあります。テーマやプラグインによって画像サイズが追加される場合もあるでしょう。
たとえば、元画像が500KBでも、複数サイズの画像が作られると、実際の使用量は500KBより大きくなります。記事へ掲載する前に画像を圧縮すると、容量を抑えやすいです。
動画と音声ファイル
動画や高音質な音声ファイルは、画像よりも容量が大きくなります。1本で数百MBから数GBになるファイルも珍しくありません。
動画をWordPressへ直接アップロードし続けると、サーバー容量を早く消費する可能性があります。YouTubeやVimeoなどに動画を投稿し、WordPressへ埋め込む方法なら、動画本体を自分のサーバーへ保存せずに掲載できます。
音楽ファイルを配布するサイトでは、音質、曲数、ファイル形式によって必要容量が変わります。MP3より容量が大きくなりやすいWAVやFLACを扱う場合は、余裕のあるプランが使いやすいでしょう。
メールデータ
レンタルサーバーで独自ドメインのメールアドレスを作成すると、受信メールや添付ファイルも容量を使用する場合があります。
文章だけのメールは小容量ですが、画像や資料が添付されたメールを長期間残すと使用量が増えていきます。複数人でメールアドレスを利用する場合は、Webサイト以外の容量も確認すると安心です。
なお、Webデータとメールデータの容量が合算されるか、別々に上限が設定されるかはレンタルサーバーによって異なります。
バックアップデータ
WordPressのバックアップには、記事、画像、テーマ、プラグイン、データベースなどが含まれます。
サイト全体が10GBある場合、完全なバックアップを同じサーバー内に1つ保存すると、さらに10GB前後を使用する可能性があります。複数世代を残せば、その分だけ必要容量も増えるでしょう。
レンタルサーバーが提供する自動バックアップは、通常の保存容量に含まれない場合もあります。一方、バックアッププラグインで作成したファイルは、WordPressと同じサーバー内に保存されることがあるため注意が必要です。
記事数と画像枚数から必要容量を計算する方法

WordPressブログに必要なサーバー容量は、以下の計算式でおおよその目安を出せます。
必要容量=画像1枚の容量×1記事の画像枚数×記事数+WordPress関連ファイル+メール+バックアップ
たとえば、1枚300KBの画像を1記事に5枚掲載し、300記事を投稿する場合、元画像だけの合計は約450MBです。
300KB×5枚×300記事=450,000KB(約450MB)
実際には、WordPressが自動生成する画像、テーマ、プラグイン、データベースなども加わります。そのため、元画像の計算結果だけで必要容量を決めず、数GB以上の余裕を持たせると管理しやすいでしょう。
| 記事数 | 1記事の画像枚数 | 元画像の合計容量 |
|---|---|---|
| 100記事 | 5枚 | 約150MB |
| 300記事 | 5枚 | 約450MB |
| 500記事 | 10枚 | 約1.5GB |
| 1,000記事 | 10枚 | 約3GB |
上記は画像1枚を300KBとして計算した例です。スマートフォンやカメラで撮影した画像を圧縮せずに掲載すると、1枚で数MBになる場合があります。
同じ1,000記事でも、画像を圧縮しているブログと元画像をそのまま掲載するサイトでは、必要なサーバー容量が大きく変わると考えられます。
複数サイトを運営する場合のサーバー容量
1つのレンタルサーバーで複数のWordPressサイトを運営する場合は、各サイトの使用容量を合計します。
たとえば、1サイトあたり10GBを使用するブログを5つ運営するなら、必要容量は合計50GBです。
10GB×5サイト=50GB
さらに、メールやバックアップを保存する余裕も必要になります。容量の上限近くまで使用せず、更新や一時ファイルを保存できる空きを残すと運営しやすいでしょう。
複数サイト運営では、サーバー容量だけでなく、以下の上限も確認します。
- 追加できる独自ドメイン数
- 作成できるデータベース数
- 保存できるファイル数
- メールアカウント数
- バックアップの保存期間
- プラン変更の可否
容量が500GBあっても、データベース数やファイル数の上限に達すると、新しいサイトを追加できない可能性があります。
複数サイトに対応したサービスを探している方は、こちらのレンタルサーバー比較から容量以外の機能も確認できます。
WordPressのサーバー容量を節約する方法
WordPressのサーバー容量が増えてきた場合は、次の方法で整理できます。
- 画像を圧縮してからアップロードする
- 使っていない画像を削除する
- 動画は外部サービスから埋め込む
- バックアップを外部へ保存する
- 不要なテーマとプラグインを削除する
- 古いメールと添付ファイルを整理する
画像を圧縮してからアップロードする
画像は、WordPressへアップロードする前にサイズと画質を調整します。WebPなどの軽量な形式を利用すると、見た目を大きく変えずに容量を抑えられる場合があります。
表示する大きさより極端に大きな画像を保存しないことも効果的です。
使っていない画像を削除する
記事から削除した画像でも、メディアライブラリやサーバー内にファイルが残っていることがあります。
ただし、記事内やアイキャッチ画像で使用しているファイルを削除すると表示されなくなります。削除前に利用状況を確認しましょう。
動画は外部サービスから埋め込む
YouTubeやVimeoなどへ投稿した動画は、URLを使ってWordPressの記事内に埋め込めます。動画本体をレンタルサーバーへ置かないため、容量を消費しにくい方法です。
ページを開いた時の通信量を抑えやすくなる点もメリットだと感じます。
バックアップを外部へ保存する
バックアップを同じサーバー内に何世代も残すと、容量を大きく使用します。パソコンや外部のクラウドストレージへ移すと、サーバー容量を確保できます。
バックアッププラグインを利用している場合は、保存先と保存世代数を確認するとよいでしょう。
不要なテーマとプラグインを削除する
使用していないテーマやプラグインを削除すると、ファイル数と使用容量を減らせます。
現在使用しているテーマや、必要なプラグインまで削除しないように確認しながら進めると安心です。
古いメールと添付ファイルを整理する
独自ドメインメールを利用している場合は、不要なメールや容量の大きな添付ファイルを整理します。
メールソフト側で削除してもサーバーに残る設定があるため、Webメールやサーバーの管理画面から使用量を確認しましょう。
WordPress内の使用容量は、管理画面の「ツール」から「サイトヘルス」へ進み、「情報」にあるディレクトリとサイズで確認できます。サーバー全体の空き容量は、レンタルサーバーの管理画面でも確認可能です。
まとめ
今回は、WordPressブログに必要なサーバー容量の目安を解説しました。
- 文章と圧縮画像が中心なら5~20GB程度が目安になる
- 将来の記事追加を考えて30GB以上の空きがあると管理しやすい
- 文章より画像・動画・バックアップが容量へ影響しやすい
- 動画を直接保存すると必要容量が大きくなる
- メールやバックアップも容量に含まれる場合がある
- 複数サイトでは各サイトの使用量を合計する
- 容量以外にデータベース数やファイル数も確認する
一般的な個人ブログでは、数百GBの容量をすぐに使い切る可能性は高くありません。画像を圧縮し、動画を外部サービスから埋め込めば、WordPressのサーバー容量を抑えやすくなります。
容量だけでなく料金・速度・バックアップも含めて申し込み先を選びたい方は、ConoHa WING・ロリポップ・エックスサーバーを比較した記事も参考にしてみてください。
サーバー容量や保存条件はプランごとに異なります。契約前には、各レンタルサーバーの公式サイトで最新の仕様をご確認ください。


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