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VTuberを始めようと調べていると、Live2D Cubismとnizima LIVEという2つの名前を見かけることがあります。

「Live2Dとnizima LIVEは何が違うの?」「どちらか一方だけ申し込めばいいの?」「モデルを作るソフトと動かすソフトは別なの?」と迷っている方もいるでしょう。
結論から言うと、Live2D Cubismはイラストからモデルやアニメーションを制作するソフト、nizima LIVEは完成したLive2Dモデルを表情に合わせて動かすソフトです。
似た目的で使われているように見えますが、2つの役割は異なります。どちらか一方を選ぶというよりも、VTuber活動の目的に合わせて使い分ける関係ですね。
▶本記事の概要
- Live2Dとnizima LIVEの違い
- VTuberを始めるまでの作業順
- 目的別に必要なソフトを選ぶ
- Live2D Cubismとnizima LIVEを使う流れ
- Live2Dとnizima LIVEの違いに関するよくある質問
- まとめ:Live2Dとnizima LIVEの違いを理解して目的に合わせて選ぶ
これらを解説していきます。
Live2Dとnizima LIVEの違い

Live2Dとnizima LIVEの大きな違いは、キャラクターを制作するソフトなのか、完成したキャラクターを動かすソフトなのかという点です。
- Live2D Cubismはモデルやアニメーションを制作するソフト
- nizima LIVEは完成したモデルを表情に合わせて動かすソフト
- 2つは比較して片方を選ぶものではない
Live2D Cubismはモデルやアニメーションを制作するソフト
Live2D Cubism Editorは、イラストを立体的に動かすためのモデリングソフトです。
目や口、髪、顔、身体などを分けたイラストを読み込み、それぞれのパーツに動きを設定します。
Live2D Cubismでは、主に以下の作業が可能です。
- イラストのパーツを変形させる
- 顔の角度を設定する
- 目や口の開閉を設定する
- 髪や服の揺れを設定する
- 呼吸やリップシンクを設定する
- 完成したモデルにアニメーションを付ける
- 配信ソフトで使用するモデルを書き出す
モデルを自分で作りたい方や、イラストに細かい動きを付けたい方は、Live2D
を利用する形になります。
Live2D CubismにはPRO版の無料トライアルとFREE版が用意されています。最初に操作感を確認してから、制作するモデルに合わせて利用方法を決められますね。
nizima LIVEは完成したモデルを表情に合わせて動かすソフト
nizima LIVEは、カメラで認識した顔の動きをLive2Dモデルに反映するトラッキングソフトです。
まばたき、口の開閉、顔の向きなどを読み取り、画面内のキャラクターを動かします。
nizima LIVEでは、主に以下の機能を利用できます。
- Live2Dモデルの読み込み
- Webカメラを使った表情トラッキング
- iPhoneアプリとの連携
- 表情やモーションの切り替え
- 背景やアイテムの配置
- 複数人でのコラボ
- OBS Studioなどの配信ソフトとの連携
すでにLive2Dモデルを持っていて、VTuber配信や動画収録で動かしたい方は、nizima LIVE
を利用する方法があります。
無料プランも用意されているため、カメラや所有しているモデルとの相性を確認しやすいでしょう。
2つは比較して片方を選ぶものではない
Live2D Cubismとnizima LIVEは、同じLive2Dモデルを扱いますが、担当する工程が異なります。
| やりたいこと | Live2D Cubism | nizima LIVE |
|---|---|---|
| イラストからモデルを作る | 使用する | 使用しない |
| モデルにアニメーションを付ける | 使用する | 主な用途ではない |
| 顔の動きをモデルに反映する | 主な用途ではない | 使用する |
| VTuber配信でモデルを動かす | モデル制作で使用する | 配信時に使用する |
| 動画用のキャラクター映像を作る | 使用する | 収録方法によって使用する |
Live2D Cubismでモデルを作り、nizima LIVEで完成したモデルを動かすと考えると分かりやすいと思います。
VTuberを始めるまでの作業順
Live2Dを使ったVTuber活動では、イラストを用意してから配信環境を整えるまでに複数の工程があります。
- キャラクターデザインとイラストを用意する
- Live2D Cubismでモデリングする
- 完成したモデルをnizima LIVEに読み込む
- OBS Studioなどの配信ソフトと連携する
キャラクターデザインとイラストを用意する
最初にVTuberとして使用するキャラクターを用意します。
Live2D Cubismで動かす場合は、目、口、前髪、後ろ髪、顔、身体などがレイヤーごとに分かれたイラストが扱いやすいです。
すでに完成している一枚絵を使用する場合は、モデリング前にパーツ分けが必要になることがあります。
Live2D Cubismでモデリングする
パーツ分けされたイラストをLive2D Cubismに読み込み、顔の角度や目、口、髪などの動きを設定します。
表情の自然さや髪の揺れ方によってモデルの印象が変わるため、細かい調整に時間がかかる場合もあるでしょう。
完成したモデルは、nizima LIVEなどのトラッキングソフトで読み込める形式に書き出します。
完成したモデルをnizima LIVEに読み込む
書き出したLive2Dモデルをnizima LIVEに登録します。
モデルを読み込んだ後は、カメラを選択して表情トラッキングを設定する流れです。
顔を正面に向けた状態で調整すると、目や口の動きを合わせやすくなります。
OBS Studioなどの配信ソフトと連携する
YouTubeなどでライブ配信する場合は、nizima LIVEとは別にOBS Studioなどの配信ソフトを使用します。
nizima LIVEで動かしているモデルの画面をOBS Studioに取り込み、ゲーム画面、背景、マイク音声などと組み合わせます。
そのため、VTuber配信では以下の環境を用意することになります。
- 完成したLive2Dモデル
- nizima LIVE
- Webカメラまたは対応するiPhone
- マイク
- OBS Studioなどの配信ソフト
- 配信に対応できるパソコン
目的別に必要なソフトを選ぶ
Live2D Cubismとnizima LIVEのどちらが必要になるかは、現在の準備状況や目的によって変わります。
- Live2Dモデルを自作する人に必要なもの
- すでにLive2Dモデルを持っている人に必要なもの
- 動画用アニメーションだけ作りたい場合
- VTuber配信でモデルを動かしたい場合
Live2Dモデルを自作する人に必要なもの
キャラクターのイラストから自分でモデルを制作する場合は、Live2D Cubismを使用します。
必要になるものは以下のとおりです。
- キャラクターイラスト
- パーツ分けされたPSDデータ
- Live2D Cubism Editor
- モデリングを学ぶための時間
- 動作確認用のトラッキングソフト
自分で制作すると、顔の角度、髪の揺れ、表情などを細かく調整できます。一方で、イラストのパーツ分けやモデリングの知識が求められるでしょう。
モデル制作そのものを楽しみたい方や、細かい部分まで自分で調整したい方にはLive2D Cubismが向いていると感じます。
モデル制作を始めたい方は、Live2D
の無料トライアルやFREE版から操作を確認できます。
イラストやモデリングを自分で用意するのが難しい場合は、「ココナラでLive2Dモデルを外注する方法」も参考にしてみてください。
すでにLive2Dモデルを持っている人に必要なもの
すでに使用できるLive2Dモデルを持っている場合は、基本的に新しくモデリングする必要はありません。
モデルを動かすためのnizima LIVEと、WebカメラまたはiPhoneを用意します。
ただし、所有しているモデルがnizima LIVEに対応しているか、表情やモーションがどこまで設定されているかは確認しておきたい部分です。
外注したモデルの場合は、配信利用、動画利用、収益化などが許可されているかも依頼時の条件を確認してください。
完成したモデルでVTuber活動を始めたい方は、nizima LIVE
を無料プランから試せます。
動画用アニメーションだけ作りたい場合
ライブ配信を行わず、動画やMVで使用するアニメーションを作りたい場合は、Live2D Cubismのアニメーション機能を利用できます。
タイムライン上でモデルに動きを付け、動画や連番画像などに書き出す流れです。
あらかじめ決めた動きだけを再生する動画であれば、顔をリアルタイムで読み取るnizima LIVEを使用しない方法もあります。
一方で、自分の表情や話し方に合わせてキャラクターを動かし、その様子を録画したい場合はnizima LIVEが役立つでしょう。
VTuber配信でモデルを動かしたい場合
VTuberとしてライブ配信する場合は、完成したモデルを動かすnizima LIVEを使用します。
自作モデルの場合はLive2D Cubismとnizima LIVEの両方を使いますが、モデルを購入または外注している場合はnizima LIVEから準備を始められます。
配信時にはOBS Studioなどの配信ソフトも別途用意します。声を届けるためのマイクや、表情を認識するカメラも必要ですね。
Live2D Cubismとnizima LIVEを使う流れ

Live2D Cubismとnizima LIVEを組み合わせる場合は、以下の順番で進めると役割を整理しやすくなります。
- Live2D Cubismを準備する
- パーツ分けイラストからモデルを制作する
- 完成したモデルを書き出す
- nizima LIVEにモデルを読み込む
- カメラと配信ソフトを設定する
Live2D Cubismを準備する
最初にLive2D Cubism Editorをパソコンへインストールします。
初めて利用する場合は、PRO版の無料トライアルで機能を確認できます。トライアル終了後は、FREE版を使うかPRO版を利用するか選択する流れです。
パーツ分けイラストからモデルを制作する
パーツ分けされたPSDデータをLive2D Cubismに読み込みます。
目、口、顔、髪、身体などに動きを設定し、必要に応じて呼吸、物理演算、表情差分などを追加します。
最初から複雑な動きを追加すると調整項目が増えるため、目の開閉、口の開閉、顔の角度などから確認すると進めやすいと思います。
完成したモデルを書き出す
モデリングが完了したら、トラッキングソフトで使用できるモデルデータとして書き出します。
書き出したデータは、関連ファイルやテクスチャを同じモデルフォルダ内にまとめて管理すると分かりやすいです。
ファイルを移動するときは、一部のデータだけを移動しないように注意してください。
nizima LIVEにモデルを読み込む
nizima LIVEを起動し、書き出したモデルフォルダを読み込みます。
正常に表示されたら、目、口、顔の角度、髪の揺れなどが反映されるか確認します。
モデルが読み込めない場合は、必要なファイルが同じフォルダに入っているか確認すると原因を探しやすいでしょう。
カメラと配信ソフトを設定する
nizima LIVEで使用するWebカメラまたはiPhoneを設定し、顔の動きに合わせてモデルが反応するか確認します。
その後、OBS Studioなどへnizima LIVEの画面を取り込みます。
背景の透過、モデルの大きさ、マイク音量、ゲーム画面との重なりなどを配信前に確認しておくと安心ですね。
Live2Dとnizima LIVEの違いに関するよくある質問
- VTuberを始めるには両方必要ですか?
- nizima LIVEだけでLive2Dモデルを作れますか?
- Live2D CubismだけでVTuber配信できますか?
- 自分のモデルがなくてもnizima LIVEを試せますか?
- Live2Dとnizima LIVEは無料で使えますか?
VTuberを始めるには両方必要ですか?
モデルを自作する場合はLive2D Cubismとnizima LIVEの両方を使用します。
完成済みのモデルを購入または外注している場合は、nizima LIVEから始めることも可能です。
動画用アニメーションだけを作る場合は、Live2D Cubismだけで目的を達成できるケースもあります。
nizima LIVEだけでLive2Dモデルを作れますか?
nizima LIVEは、完成したモデルを読み込んで動かすことを中心としたソフトです。
イラストからモデルを制作するモデリング作業には、Live2D Cubism Editorを使用します。
Live2D CubismだけでVTuber配信できますか?
Live2D Cubismはモデルやアニメーションを制作するソフトであり、顔の動きを読み取ってライブ配信することが中心のソフトではありません。
完成したモデルを自分の表情に合わせて動かす場合は、nizima LIVEなどのトラッキングソフトを組み合わせます。
自分のモデルがなくてもnizima LIVEを試せますか?
nizima LIVEには、動作確認に利用できるサンプルモデルが用意されている場合があります。
自分のモデルを制作する前に、カメラでどのように表情が反映されるか確認する用途にも使えるでしょう。
サンプルモデルを配信や収益化に使用するときは、各モデルの利用条件を確認してください。
Live2Dとnizima LIVEは無料で使えますか?
Live2D CubismにはPRO版の無料トライアルがあり、期間終了後も機能制限のあるFREE版を利用できます。
nizima LIVEにも無料プランがありますが、ロゴ表示やカメラの連続使用時間などに制限が設けられています。
料金や機能は変更される可能性があるため、申し込み前に各サービスの最新情報を確認すると安心です。
まとめ:Live2Dとnizima LIVEの違いを理解して目的に合わせて選ぶ
Live2D Cubismとnizima LIVEは、どちらもVTuber活動やキャラクター表現に関係するソフトですが、担当する役割が異なります。
- Live2D Cubismはモデルやアニメーションを制作する
- nizima LIVEは完成したモデルを表情に合わせて動かす
- モデルを自作する場合は両方を組み合わせる
- 完成済みのモデルを持っている場合はnizima LIVEから始められる
- 動画用アニメーションだけならLive2D Cubismで制作できる
モデルを作る工程がLive2D Cubism、完成したモデルを配信で動かす工程がnizima LIVEと考えると違いを整理しやすいです。
キャラクターを自分で制作したい方は、Live2D
の無料トライアルから操作感を確認できます。
すでに完成したモデルを持っている方や、VTuber配信でキャラクターを動かしたい方は、nizima LIVE
の無料プランから試してみる方法があります。
モデルの自作が難しいと感じる方は、「ココナラでLive2Dモデルを外注する方法」もあわせて確認してみてください。


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