VTuberモデルの依頼文テンプレート|見積もり時の伝え方を解説

解説記事
スポンサーリンク

「VTuberモデルを依頼したいけれど、最初のメッセージに何を書けばよいのだろう」と悩んでいませんか。

Live2Dの知識が少ないと、専門的な可動域や納品形式まで自分で指定することに難しさを感じるでしょう。

依頼文には、活動内容、予算、希望納期、表情差分、利用範囲などを分かる範囲で記載します。

情報が不足していると、何度も確認が必要になり、正確な見積もりを出してもらうまで時間がかかるかもしれません。

VTuberモデルの依頼文では、決まっている項目と相談したい項目を分けて伝えることが大切です。

この記事では、そのまま書き換えて使えるVTuberモデルの依頼文テンプレートと、見積もり時の伝え方を解説していきましょう。

キャラクターデザインから依頼する方と、パーツ分け済みPSDを持ち込む方の両方に対応しています。

▶本記事の概要

VTuberモデルを依頼する前に整理したい情報

  • 依頼する制作工程を決める
  • 用途と使用するソフトを伝える
  • 予算と希望納期を考える
  • キャラクター資料を用意する

依頼文を書く前に、自分が持っているデータと任せたい工程を確認します。

すべてを細かく決められない場合は、「相談して決めたい」と記載しても問題ないでしょう。

依頼する制作工程を決める

VTuberモデルの制作は、キャラクターデザイン、パーツ分けイラスト、Live2Dモデリングに分かれます。

どの工程から依頼するかによって、必要な資料と見積もり金額が変わるでしょう。

  • キャラクターデザインから依頼する
  • 立ち絵とパーツ分けを依頼する
  • パーツ分け済みPSDを持ち込んでモデリングのみ依頼する
  • 既存モデルへ表情や衣装を追加する
  • イラストからモデリングまで一括で依頼する

制作工程が分からない方は、自分で用意できるデータを依頼先へ伝えてみてください。

Live2Dモデルが完成するまでの流れは「こちら」から確認できます。

用途と使用するソフトを伝える

モデルを使用する場所によって、必要なデータや設定が変わる場合があります。

YouTubeの収益化配信、動画投稿、SNS、ゲームへの組み込みなど、予定している用途を書きましょう。

使用するトラッキングソフトが決まっている場合は、nizima LIVEなどの名称も記載します。

Live2D Cubismとnizima LIVEの役割の違いは「こちら」から確認してみてください。

予算と希望納期を考える

予算は「5万円まで」「10万~15万円を希望」のように、上限または範囲で伝えられます。

金額をまだ決めていない場合は、希望する仕様で見積もりを出してもらう方法もあるでしょう。

希望納期には、モデルが必要になる日だけでなく、VTuber活動を開始する予定日も添えます。

急ぎの制作は追加料金が発生する場合があるため、余裕を持った日程を相談してみてください。

VTuberモデルの工程別の依頼相場は「こちら」から確認できます。

キャラクター資料を用意する

キャラクターデザインから依頼する場合は、文章や参考画像で外見の方向性を伝えます。

他者のキャラクターをそのまま再現する依頼ではなく、髪型、配色、衣装の雰囲気などを分けて説明すると安心でしょう。

  • 性別・年齢のイメージ
  • 髪型・髪色・目の色
  • 衣装・アクセサリー・小物
  • 性格・活動内容・世界観
  • 希望する表情やポーズ
  • 配信画面で映したい範囲
  • 避けたい色やデザイン

すでにイラストがある方は、PSDの有無、レイヤーの状態、制作したイラストレーターから加工許可を得ているかも伝えます。

VTuberモデルの依頼文テンプレート

  • 全工程を依頼するテンプレート
  • Live2Dモデリングのみ依頼するテンプレート
  • 最初の問い合わせに使える短いテンプレート

以下のVTuberモデル依頼テンプレートは、括弧内を自分の希望へ書き換えて使用できます。

決まっていない項目は削除せず、「相談希望」と記載すると回答してもらいやすいでしょう。

全工程を依頼するテンプレート

はじめまして。
VTuberモデルの制作を検討しており、見積もりをご相談したく連絡しました。

【依頼したい内容】
キャラクターデザイン、Live2D用パーツ分けイラスト、モデリングまでの一括制作を希望しています。

【使用目的】
YouTubeでの収益化配信、動画投稿、SNSで使用する予定です。
グッズ制作は(予定あり/予定なし/今後相談)です。

【キャラクターのイメージ】
・性別、年齢のイメージ:
・髪型、髪色:
・目の色、表情:
・衣装、アクセサリー:
・性格、活動内容:
・参考資料:

【描画範囲】
(胸上/腰上/全身)を希望しています。

【希望する動き】
・顔の上下左右、傾き
・目の開閉、視線移動
・口の開閉、リップシンク
・身体の傾き、呼吸
・髪や衣装の揺れ
・そのほか:

【表情・差分】
・笑顔
・驚き
・涙
・怒り
・衣装、髪型、小物の差分:
不要な項目や追加料金になる項目があれば教えてください。

【使用予定のソフト】
(nizima LIVE/VTube Studio/相談希望)

【予算】
(〇万円まで/〇万~〇万円/仕様に合わせて相談)

【希望納期】
〇年〇月〇日ごろを希望しています。
活動開始予定日は〇年〇月〇日です。

【利用条件】
・収益化配信:予定あり
・動画、SNS利用:予定あり
・グッズ制作:予定あり/なし
・クレジット表記:対応可能
・実績公開:可能/公開日の相談希望/不可
・著作権譲渡:希望なし/相談希望

【希望する納品データ】
・配信用の組み込み用データ一式
・パーツ分け済みPSD
・編集用cmo3データの納品可否も教えてください。

【確認したいこと】
・見積もり総額
・制作開始時期と納期
・無料修正の回数と対応時期
・追加料金が発生する項目
・納品後の不具合対応期間

不足している情報がありましたらお知らせください。
ご検討よろしくお願いいたします。

ココナラで依頼できる工程や見積もりの流れは「こちら」から確認してみてください。

Live2Dモデリングのみ依頼するテンプレート

はじめまして。
パーツ分け済みイラストのLive2Dモデリングについて、見積もりをお願いいたします。

【依頼内容】
(上半身/全身)のLive2Dモデリングを希望しています。

【用意しているデータ】
・パーツ分け済みPSD:あり
・イラストサイズ:
・パーツ数:
・イラスト制作者からの加工許可:確認済み
・データ確認用URL:

【希望する可動域】
・顔の角度X、Y、Z:
・身体の角度X、Y、Z:
・目、口、眉の動き:
・髪、衣装の物理演算:
・腕や手のモーション:
・そのほか:

【表情・差分】
・希望する表情:
・衣装、髪型、小物の切り替え:
・キー操作で切り替えたい項目:

【使用目的・ソフト】
YouTubeの収益化配信で使用します。
使用予定のソフトは(nizima LIVE/VTube Studio)です。

【予算】
〇万~〇万円を希望しています。

【希望納期】
〇年〇月〇日ごろを希望します。

【納品データ】
組み込み用データ一式を希望しています。
編集用cmo3データの納品可否と追加料金も教えてください。

【確認したいこと】
・PSDの不足パーツや修正箇所
・見積もり総額
・制作期間
・修正回数
・商用利用とクレジットの条件
・納品後のサポート期間

対応可能でしたら、見積もりと今後の流れをご案内いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

最初の問い合わせに使える短いテンプレート

はじめまして。
VTuber用Live2Dモデルの制作について相談したく、ご連絡しました。

(キャラクターデザインから一括制作/モデリングのみ)を希望しています。
用途は(YouTube収益化配信・動画・SNS)です。
予算は〇万円前後、希望納期は〇年〇月ごろになります。

現在用意している資料は(参考画像/立ち絵/パーツ分け済みPSD)です。
希望内容で対応可能か、見積もり前に必要な情報とあわせて教えていただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

短い問い合わせを送った後は、依頼先が用意しているヒアリングシートへ回答する流れになるでしょう。

見積もり時に確認したい費用・納期・権利

  • 基本料金と追加料金を確認する
  • 希望納期と確認日程を相談する
  • 商用利用・著作権・実績公開を確認する
  • 差分・修正・納品形式を確認する

依頼文を送った後は、提示された見積もりに希望内容がすべて含まれているか確認します。

「一式」という表記だけで判断せず、工程とオプションを分けて見てみてください。

基本料金と追加料金を確認する

基本料金には、描画範囲、可動域、表情数、物理演算などが設定されています。

以下の項目は追加料金になる可能性があるでしょう。

  • キャラクターデザイン
  • パーツ分けや不足部分の描き足し
  • 表情・衣装・髪型・小物の差分
  • 高可動域や特殊なモーション
  • 編集用データの納品
  • 商用利用・著作権譲渡
  • 実績非公開・短納期
  • 無料回数を超えた修正

見積もりでは基本料金、追加料金、手数料を含めた支払総額を確認しましょう。

希望納期と確認日程を相談する

希望納期だけでなく、ラフ、清書、パーツ分け、モデリングを確認する時期も聞いておきます。

依頼者側の確認が遅れると納期へ影響することもあるため、連絡へ対応できる日程を伝えると安心でしょう。

活動開始日が決まっている場合は、修正や配信テストに使う期間も考えて相談してみてください。

商用利用・著作権・実績公開を確認する

収益化配信が認められていても、グッズ制作や第三者へのデータ共有は別条件になる場合があります。

使用予定がある用途は依頼文に記載し、追加料金や禁止事項を確認しましょう。

  • YouTubeなどの収益化配信
  • 動画・SNS・広告での使用
  • グッズ・デジタル商品の販売
  • 法人やチームでの利用
  • モデルの改変・追加モデリング
  • 別のクリエイターへのデータ共有
  • クレジット表記
  • ポートフォリオでの実績公開

著作権譲渡を希望しない場合でも、活動に必要な利用範囲が認められているか文章で確認することが大切です。

差分・修正・納品形式を確認する

表情差分は、イラストだけでなく切り替え設定まで含まれているか確認します。

衣装や髪型の差分では、新しいパーツのイラスト制作とモデリングの両方が必要になるかもしれません。

納品形式については、組み込み用データ、パーツ分けPSD、編集用cmo3のどこまで含まれるか聞いてみてください。

自分でモデルを編集したい方は、使用されたCubism Editorのバージョンも確認するとよいでしょう。

Live2D CubismのFREE版とPRO版の違いは「こちら」から確認できます。

VTuberモデルを依頼した後の確認項目

  • 資料と合意内容を一つにまとめる
  • 各制作段階で確認する
  • 納品前に実際の環境で動かす

依頼が始まったら、最初に決めた仕様と見積もり内容を確認できる状態で保管します。

後から希望を追加すると料金や納期が変わる場合があるため、変更前に相談しましょう。

資料と合意内容を一つにまとめる

参考画像、依頼文、見積もり、修正条件、利用条件を同じ場所へまとめます。

メッセージが増えた場合も、最終的に決まった内容を一覧にすると認識を合わせやすいでしょう。

口頭で相談した項目は、確認用の文章として残してみてください。

各制作段階で確認する

一括制作では、キャラクターデザイン、パーツ分け、モデリングの順番で確認することがあります。

前の工程が完成した後に大きく変更すると、作業のやり直しが発生するかもしれません。

修正を依頼するときは、場所、現在の状態、希望する状態を具体的に伝えましょう。

納品前に実際の環境で動かす

正式な納品を確定する前に、使用予定のトラッキングソフトへモデルを読み込みます。

まばたき、視線、口、顔の角度、身体、物理演算、表情差分を一つずつ確認してみてください。

ファイル不足や依頼内容との違いが見つかった場合は、修正条件に沿って連絡しましょう。

nizima LIVEの料金やモデルを読み込む流れは「こちら」から確認できます。

まとめ:VTuberモデルの依頼文は希望と相談事項を分ける

VTuberモデルの依頼文には、用途、制作範囲、予算、希望納期、権利、差分を記載します。

まだ決まっていない項目は無理に断定せず、相談したい内容として伝えるとよいでしょう。

▶本記事の振り返り

  • 用意しているデータと依頼する工程を最初に伝える
  • 配信・動画・グッズなどの使用目的を記載する
  • 予算は上限または希望する範囲で伝える
  • 希望納期と活動開始予定日を分けて記載する
  • 表情・衣装・髪型・小物の差分を一覧にする
  • 商用利用・クレジット・実績公開の条件を確認する
  • 組み込み用データ・PSD・cmo3の納品可否を確認する
  • 修正回数と納品後のサポート期間を聞いておく

詳しい専門用語が分からなくても、活動で実現したい動きを文章や参考動画で伝えられます。

依頼先が独自のテンプレートを用意している場合は、指定された項目に沿って回答してみてください。

依頼文テンプレートを使いながら、決まっている希望と相談したい部分を分けて伝えましょう。

見積もり内容に納得してから依頼を開始し、安心して活動へ使えるVTuberモデルを目指すとよいと思います。

※料金、納期、権利、修正条件、納品形式は依頼先によって異なります。購入前にサービス説明と個別の見積もり内容をご確認ください。

コメント