Inkscapeでは読める文字が、保存したPDFで消えていませんか?図形だけ残ると、作り直しが必要なのか不安ですね。PDF出力で文字を省略する設定が選ばれていないか確認します。元のSVGを残して比較したいですね。
対象:WindowsのPC版。画面名は利用中のバージョンや表示言語により異なる場合があります。情報確認日:2026年11月6日。
▶本記事の概要
- PDFだけ文字が消えるか確認する
- 文字の出力方法を選び直す
- 再出力したPDFを配布前に確認する
- まとめ
- 元のSVGとPDFを同じ場所で見比べる
- 古いPDFや別ページを見ていないか調べる
PDFだけ文字が消えるか確認する
元のSVGとPDFを同じ場所で見比べる
SVGを開き、該当する文字が表示されるか確認します。SVGでも色や文字が見えないなら、PDF保存とは別の表示問題かもしれません。
Inkscapeの色が消えて線だけになる時の確認方法はこちらから確認できますね。
古いPDFや別ページを見ていないか調べる
保存先、ファイル名、更新日時を確認し、別のPDFビューアーでも開きます。修正前のファイルを見ているだけなら、書き出し設定を変え続ける必要はありませんね。
- SVGでは文字が読めるか
- 新しいPDFを開いているか
- 対象ページと出力範囲が合っているか
- 文字を省略するLaTeX用設定を確認する
- 埋め込みとパス変換を用途で分ける
文字の出力方法を選び直す
文字を省略するLaTeX用設定を確認する
- 編集用SVGを保存
- 「ファイル」→「コピーを保存」を選択
- PDF形式と新しいファイル名を指定
- 文字出力の項目を確認
- 通常のPDFなら文字省略ではなくフォント埋め込みなどを選んで保存
「Omit text in PDF and create LaTeX file」はLaTeXと組み合わせる用途の設定です。PDF単体で文字を読む目的とは異なりますね。
埋め込みとパス変換を用途で分ける
検索やコピーが必要な資料では、ライセンスが許すフォントの埋め込みが候補になります。見た目を固定したいロゴなどではパス変換も選択肢ですね。
文字をパスへ変換した部分は、通常の文字として検索・編集できなくなります。文字を直せるSVGは別に残してくださいね。
- 短い日本語で比較用PDFを作る
- 文字の検索と見た目を両方確認する
再出力したPDFを配布前に確認する
短い日本語で比較用PDFを作る
新規文書に短い日本語と四角形を置き、同じ設定でPDFへ保存します。新規文書では正常なら、元文書のフォントや対象範囲を絞って調べられますね。
フォントを変更する時もコピー側で比較してください。文字の幅が変わると、改行や配置に影響する場合があります。
文字の検索と見た目を両方確認する
- 保存したPDFを閉じて開き直す
- 文字の抜けと改行を確認
- 検索が必要なら語句を検索
- 別の閲覧アプリでも同じページを比較
PNGだけ真っ白になる時の書き出し範囲の確認方法はこちらから確認できますね。
PDFだけを編集用原本にすると、SVG固有の情報を戻せない場合がありますね。最終PDFと元SVGを組にして保管する形が扱いやすいと思います。
まとめ
InkscapeのPDFで文字が消える時は、文字を省略する設定とフォントの出力方法が確認先ですね。読みやすさだけでなく検索の必要性も考えて、埋め込みとパス変換を選びたいですね。
▶本記事の振り返り
- SVGとPDFで症状を比較
- LaTeX用の文字省略を確認
- パス変換前に編集用SVGを保管
- 再出力後に検索と見た目を確認
参考にした公式資料

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