
「Live2Dモデルを依頼したいけれど、予算をいくら用意すればよいのだろう」と悩んでいませんか。
数万円で依頼できるサービスがある一方、30万円を超える制作プランもあり、金額の違いに戸惑う方もいるでしょう。
Live2Dモデルの依頼相場は、イラストの有無、パーツ分け、モデリングの可動域などで変わります。
表示価格だけを比較すると、必要な工程が基本料金に含まれていないことへ後から気付くかもしれません。
個人クリエイターへ全工程を依頼する場合は10万~30万円前後が一つの目安ですが、制作範囲や品質によって大きく変動します。
この記事では、Live2Dモデルの依頼相場をイラスト、パーツ分け、モデリングに分けて解説していきましょう。
初めてVTuberモデルを依頼する方は、予算を決める際の参考にしてみてください。
▶本記事の概要
- Live2Dモデルの依頼相場はいくら?
- Live2Dモデルの工程別に必要な費用
- Live2Dモデルの依頼費用が変わるポイント
- Live2Dモデルを依頼する前に確認したいこと
- まとめ:Live2Dモデルの依頼相場は制作範囲で変わる
Live2Dモデルの依頼相場はいくら?

- 個人クリエイターへ依頼する場合の目安
- 制作会社へ依頼する場合の目安
- 基本料金に含まれる内容を確認する
Live2Dモデルは、キャラクターデザインから完成モデルまで一括で依頼する方法と、必要な工程だけ依頼する方法があります。
現在公開されている個人クリエイターや制作サービスの料金例を整理すると、費用の目安は以下のとおりです。
| 依頼する工程 | 個人・マーケットの目安 | 制作会社・高価格帯の目安 |
|---|---|---|
| キャラクターデザイン・通常イラスト | 2万~8万円前後 | 10万円以上 |
| 既存イラストのパーツ分け | 2万~6万円前後 | 5万~15万円以上 |
| デザイン・パーツ分けイラスト | 5万~15万円前後 | 15万~30万円以上 |
| Live2Dモデリングのみ | 3万~15万円前後 | 15万~30万円以上 |
| イラストからモデリングまで | 10万~30万円前後 | 30万~80万円以上 |
上記は公開されている料金例から考えた目安であり、すべての依頼先へ当てはまる平均価格ではありません。
胸元までを動かす簡易モデルなら安くなることがあり、全身の高可動域モデルでは目安を超えるでしょう。
また、料金表に書かれた金額が最低価格の場合もあるため、自分の希望を伝えた後の見積もり総額で比較してみてください。
個人クリエイターへ依頼する場合の目安
個人クリエイターでは、必要な工程だけ選べるプランや、初心者向けの一括制作プランが見つかります。
イラストからモデリングまでの全工程は10万~30万円前後が一つの目安になるかもしれません。
ただし、実績作りの価格、受付期間限定の価格、簡易モデルの料金が表示されている場合もあります。
サンプル動画を確認し、希望する顔の角度や髪揺れまで含まれているか見てみてください。
制作会社へ依頼する場合の目安
制作会社へキャラクターデザイン、パーツ分け、モデリングを依頼すると、総額30万円以上になるケースがあります。
担当者による進行管理、複数人での品質確認、法人向けの契約対応などが料金へ含まれることもあるでしょう。
個人向けプランより高く見えても、制作後の修正や運用支援まで用意されている場合があります。
企業活動で使用する方や、制作全体の管理も任せたい方には選択肢になると思います。
基本料金に含まれる内容を確認する
同じ「Live2Dモデル制作」でも、パーツ分けイラストだけを指す場合と、モデリングまで含む場合があります。
購入前には、以下の内容が基本料金へ含まれているか確認しましょう。
- キャラクターデザイン
- パーツ分け済みPSD
- Live2Dモデリング
- 表情差分や物理演算
- トラッキングソフト用データ
- 商用利用や収益化の許可
- 修正できる回数
Live2D Cubismはモデルを制作するソフトであり、nizima LIVEは完成モデルをトラッキングするソフトです。
両方の役割やVTuber配信までに必要な環境は「こちら」から確認できます。
Live2Dモデルの工程別に必要な費用

- キャラクターデザインとイラスト制作の費用
- Live2D用パーツ分けの費用
- Live2Dモデリングの費用
- 全工程をまとめて依頼する費用
Live2Dモデルの依頼相場を理解するには、完成までの工程を分けて考えると分かりやすいでしょう。
すでに利用できるイラストがある方は、デザイン費用を抑えられるかもしれません。
キャラクターデザインとイラスト制作の費用
キャラクターの外見を一から考える場合は、デザインと立ち絵の制作費が必要です。
個人クリエイターへ依頼する場合、通常イラストは2万~8万円前後から見つかるでしょう。
三面図、複雑な衣装、武器、小物などを追加すると、デザインに必要な作業量が増えます。
Live2D用に使用するなら、後からパーツ分けすることを最初に伝えてください。
通常の一枚絵では隠れている頭部、身体、衣装の内側まで描く必要があるためです。
Live2D用パーツ分けの費用
既存イラストのパーツ分けは2万~6万円前後、デザインとパーツ分けをまとめる場合は5万~15万円前後が目安として考えられます。
目、口、髪、身体、衣装などを細かく分けるほど、描き足しとレイヤー管理の費用が高くなるでしょう。
すでにある一枚絵を加工する場合は、以下の状態も見積もりへ影響します。
- 元のPSDやレイヤーデータが残っている
- PNGやJPEGしか残っていない
- 髪や衣装で隠れた部分の描き足しが多い
- 元の絵柄や塗りを再現する必要がある
- 元絵の制作者から加工許可を得ている
パーツ分け料金だけでなく、隠れた部分の加筆修正が含まれているか確認することが大切です。
Live2Dモデリングの費用
パーツ分け済みPSDを動かすモデリングは、個人クリエイターで3万~15万円前後が一つの目安になります。
まばたきや口の開閉を中心とする簡易モデルと、顔のXYZや身体まで滑らかに動かすモデルでは費用が異なるでしょう。
髪や衣装の物理演算、立体的な顔の動き、手のポーズなども作業量へ影響します。
自分でモデリングを試す方は、依頼する前に使用予定の機能を整理してみてください。
Live2D CubismのFREE版とPRO版の機能差は「こちら」から確認できます。
全工程をまとめて依頼する費用
キャラクターデザイン、パーツ分け、モデリングをまとめる場合は、個人依頼で10万~30万円前後を見込むと考えやすいでしょう。
高可動域、豊富な表情、衣装差分まで希望すると、30万円以上になる可能性があります。
一括依頼では、イラストレーターとモデラーの間でデータを受け渡す負担を減らせる点が特徴です。
反対に工程ごとに別のクリエイターへ依頼すると、それぞれの作風や得意分野から選べます。
Live2Dモデルの依頼費用が変わるポイント
- 描画範囲とパーツ数
- 可動域と動きの滑らかさ
- 表情・衣装・小物の追加
- 利用条件・納期・実績公開の可否
Live2Dモデルの依頼費用は、見た目の描き込みだけで決まるわけではありません。
完成後にどこまで動かしたいか、どのように利用するかも見積もりへ関係するでしょう。
描画範囲とパーツ数
胸元までのモデルより、腕や脚まで描く全身モデルの方がパーツ数は増えます。
髪の束、フリル、アクセサリーなどを細かく揺らす場合も、分割とモデリングの作業が多くなるでしょう。
配信画面で上半身しか使わないなら、最初は表示する範囲に絞る方法もあります。
可動域と動きの滑らかさ
顔を少し左右へ向けるモデルと、斜めや上下まで立体的に動かすモデルでは調整量が異なるでしょう。
身体のひねり、腕の動作、細かな物理演算まで加えると、モデリング費用も上がるかもしれません。
希望する動きに近いサンプル動画を用意すると、依頼先へ可動域を伝えやすいでしょう。
表情・衣装・小物の追加
笑顔、涙、青ざめ、怒りなどの表情差分は、1種類ごとに追加料金が設定されることがあります。
新しい髪型や衣装ではイラストとモデリングの両方が必要になり、費用が大きくなるでしょう。
眼鏡、帽子、マイクなどを着脱したい場合も、見積もり時に伝えてみてください。
利用条件・納期・実績公開の可否
商用利用、グッズ化、法人利用、著作権譲渡などの扱いは、依頼先によって異なります。
短納期での制作や、完成モデルを実績として公開できない依頼には追加料金がかかるかもしれません。
料金だけで判断せず、使用範囲や納品後の修正対応も確認すると安心でしょう。
ココナラで依頼できる工程や見積もり前の注意点は「こちら」から確認できます。
Live2Dモデルを依頼する前に確認したいこと
- 依頼範囲と予算を決める
- 制作実績と対応範囲を確認する
- 見積もりで追加料金を確認する
- 納品データと修正対応を確認する
- 完成後の配信環境を用意する
見積もりを依頼する前に、希望するモデルの仕様を簡単にまとめてみてください。
内容が決まっていない部分は、予算と用途を伝えて提案してもらう方法もあるでしょう。
依頼範囲と予算を決める
キャラクターデザイン、パーツ分け、モデリングのうち、どこから依頼するのか整理します。
予算が限られている場合は、上半身、基本表情、標準的な可動域から始める方法も考えられるでしょう。
後から衣装や表情を追加できるか、将来の拡張についても相談してみてください。
制作実績と対応範囲を確認する
依頼先を探すときは、完成イラストだけでなくモデルが実際に動いている動画も確認します。
顔を上下左右へ向けたときの形、口の動き、髪や衣装の揺れが希望に近いか見てみてください。
イラスト制作とモデリングの両方へ対応しているのか、一部の工程だけを受け付けているのかも確認すると安心でしょう。
別のクリエイターが制作したPSDを持ち込む場合は、データの修正や不足パーツの追加へ対応できるか聞いておきます。
見積もりで追加料金を確認する
依頼前には希望する表情、衣装、小物、可動域、利用方法をまとめて伝えてみてください。
基本料金だけでなく、修正、商用利用、実績非公開、短納期などの追加費用も確認しましょう。
複数の依頼先を比べる場合は、金額だけでなく含まれている工程をそろえて確認することが重要です。
納品データと修正対応を確認する
モデリング後は、トラッキングソフトで読み込めるモデルデータが納品されるか確認します。
編集用のCubismデータやパーツ分けPSDが含まれるかは、プランによって異なるでしょう。
納品後に動きの不具合が見つかった場合の修正期間も聞いてみてください。
完成後の配信環境を用意する
Live2Dモデルが完成しても、カメラの表情を反映するにはトラッキングソフトが必要です。
nizima LIVEなどへモデルを読み込み、Webカメラや対応端末で動作を確認しましょう。
nizima LIVEの料金、無料版の制限、導入方法は「こちら」から確認できます。
まとめ:Live2Dモデルの依頼相場は制作範囲で変わる
Live2Dモデルの依頼相場は、イラスト、パーツ分け、モデリングのどこから任せるかによって変わるでしょう。
個人クリエイターへ全工程を依頼する場合は10万~30万円前後が一つの目安ですが、可動域や追加差分によって目安を超えるかもしれません。
▶本記事の振り返り
- 通常イラストは2万~8万円前後が目安
- 既存イラストのパーツ分けは2万~6万円前後が目安
- デザイン込みのパーツ分けイラストは5万~15万円前後が目安
- モデリングのみは3万~15万円前後が目安
- 個人への全工程依頼は10万~30万円前後が目安
- 表情・衣装・高可動域・短納期などで追加料金が発生する場合がある
価格が安いプランでも、自分が必要とする動きと納品データが含まれていれば選択肢になります。
反対に多くの表情や滑らかな全身動作を求める場合は、余裕のある予算が必要になるかもしれません。
最初に依頼範囲と用途を伝え、必要な工程を含めた総額で比較してみてください。
自作できる部分と外注する部分を分けながら、自分の活動内容に合うLive2Dモデルを検討するとよいと思います。
※掲載している金額は公開されている料金例を参考にした目安です。依頼時期、制作内容、クリエイターによって変動するため、購入前に個別の見積もりをご確認ください。


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