
「Windows UpdateをしたらTeamsが突然起動しなくなった」
「Surface Pro 11で新しいOutlookを開いても、すぐに終了してしまう」
「WordやExcelは使えるのに、TeamsとOutlookだけ起動しない」
このような症状が突然発生して困っている方もいるのではないでしょうか。
Microsoftは2026年8月11日以降に公開されたWindowsセキュリティ更新後、ARMベースのWindows11 PCでMicrosoft Teamsと新しいOutlook for Windowsが起動しない、または予期せず終了する不具合を確認しています。
Surface Pro 11やSurface Laptop 7などが影響を受ける端末の例として公式から案内されました。
この問題は2026年9月8日のWindows Updateで修正済みです。
ただし、Windows Updateをしばらく行っていないPCでは、現在も古い更新プログラムを使用している可能性があります。
また、今回の不具合はARM PCすべてで必ず発生するものではなく、新しくセットアップしたPCや初期化した直後のPCで発生しやすいこともMicrosoftから案内されています。
この記事では、Windows11でTeams・Outlookが起動しない不具合の対象環境や原因、修正版への更新方法について分かりやすく紹介します。
▶本記事の概要
- Windows11 ARMでTeams・Outlookが起動しない不具合
- Surface Pro 11など影響を受けるPCと更新プログラム
- Teams・Outlookが起動しない時の解決方法
- 最新版でも起動しない場合に確認したいこと
Windows Update後からTeamsやOutlook以外にもPC全体の動作がおかしくなっている場合は、別の不具合が重なっている可能性もあります。
Windows全般の確認方法はWindows11がバグる時の対処法はこちらから確認できます。
Windows11 ARMでTeams・Outlookが起動しない不具合
Microsoftによると、2026年8月11日以降のWindowsセキュリティ更新をインストールした一部のARMベースPCで、Microsoft Teamsと新しいOutlook for Windowsに問題が発生しました。
主な症状は以下になります。
- Microsoft Teamsをクリックしても起動しない
- Teamsが起動直後に終了する
- 新しいOutlook for Windowsが開かない
- Outlookを起動しても突然終了する
- WordやExcelなどは正常に利用できる
特に分かりにくいのが、Windows11そのものやOffice全体が使えなくなるわけではない点です。
Classic Outlook、Word、Excelなどについては、今回の問題による影響は確認されていません。
そのため、「Excelは普通に使えるのにTeamsだけ起動しない」という状態になる場合があります。
Surface Pro 11やSurface Laptop 7などSnapdragonを搭載したARM PCを利用していて、2026年8月のWindows Update後から症状が始まった場合は今回の不具合と関係している可能性があります。
新しいPCや初期化直後のPCで発生しやすい
Microsoftは今回の問題について、特に新しいPCやイメージを新しく作成したPCで発生しやすいと案内しています。
具体的には、Microsoft Storeから最新の更新プログラムをまだインストールしていない環境です。
そのため、Surfaceを購入して初期設定した直後や、Windowsを初期化して再セットアップした後に症状が出る場合があります。
一方で、長期間使っているARM PCでも更新状況によっては影響を受ける可能性があるため、Windows UpdateとMicrosoft Storeの両方を確認してみると分かりやすいですね。
PC本体の故障とは限らない
TeamsとOutlookが同時に起動しなくなると、Surface本体やSSDの故障を疑ってしまう方もいると思います。
しかし今回のケースでは、Microsoft自身がWindows Updateに関連する問題として正式に案内しています。
PC自体が正常に起動し、WordやExcel、Webブラウザなどが普通に使えている場合は、いきなりPCの故障と判断する必要はありません。
Windowsそのものが起動しない場合は今回とは別の問題になるため、PCが起動しない時に試したい5つの対処法も参考になると思います。
Surface Pro 11など影響を受けるPCと更新プログラム
今回の不具合はARMベースのWindows11が対象です。
Microsoftが例として挙げている主な端末は以下になります。
- Surface Pro 11
- Surface Laptop 7
- その他ARMベースのWindows11 PC
- Snapdragon搭載Windows PC
IntelやAMD CPUを搭載した一般的なx64 Windows PCとは対象環境が異なります。
Windows11 26H1ではKB5121000が発生元
Windows11 26H1では、2026年8月11日に公開されたKB5121000が問題の発生元としてMicrosoftから案内されています。
| Windows11 | 問題が発生した更新 | 修正された更新 |
|---|---|---|
| 26H1 | KB5121000 | KB5124012 |
| 25H2 | KB5121003 | KB5124008 |
| 24H2 | KB5121003 | KB5124008 |
Windows11のバージョンによってKB番号が異なるため、「KB5121000が入っていないから今回の問題ではない」とは限りません。
24H2・25H2ではKB5121003が発生元となっています。
2026年9月8日の更新で修正済み
Microsoftは2026年9月8日に公開したWindows Updateで今回の問題を修正しました。
Windows11 26H1ではKB5124012、24H2・25H2ではKB5124008に修正が含まれています。
それ以降に公開された累積更新プログラムにも修正内容が含まれるため、必ずこのKB番号だけを探す必要はありません。
現在利用できる最新版へWindows11を更新する方法が分かりやすいと思います。
ちなみにKB5124012・KB5124008では、別のUSB関連トラブルも確認されています。
USB DACやオーディオインターフェースまでおかしい場合は、Windows11アップデート後にUSBオーディオから音が出ない不具合はこちらから確認できます。
Teams・Outlookが起動しない時の解決方法
今回の不具合についてはMicrosoftから正式な修正版が公開されています。
そのため現在も症状が発生している場合は、まずWindows Updateを確認する方法が分かりやすいです。
- Windows Updateを最新版へ更新する
- Microsoft Storeの更新も確認する
- Auto Super Resolution Packageを更新する
- 更新後にWindows11を再起動する
Windows Updateを最新版へ更新する
- Windows11の「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」を選択する
- 利用可能な更新をインストールする
- PCを再起動する
26H1でKB5124012以降、24H2・25H2でKB5124008以降が導入されていれば、今回の問題に対する修正が含まれています。
2026年9月8日以降の更新をインストール済みであれば、Microsoftが以前案内していた回避策は基本的に必要ありません。
更新履歴は「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」から確認できます。
Windows Update後にリモートデスクトップも不安定になっている場合は、Windows11でリモートデスクトップが固まる不具合はこちらから確認できます。
Microsoft Storeの更新も確認する
今回の問題ではMicrosoft Storeの更新状況も重要になります。
Windows Updateをすぐに適用できない環境向けに、Microsoftは一時的な回避方法も公開していました。
- Microsoft Storeを開く
- 「ダウンロード」を開く
- 「更新プログラムを確認」を選択する
- 利用できるアプリ・パッケージ更新をインストールする
Microsoftが案内していた回避策では、Auto Super Resolution Packageをバージョン1.0.19.0以降へ更新する方法が紹介されています。
特に購入直後のSurfaceやWindowsを初期化した直後のARM PCでは、Microsoft Store側の更新が終わっていない可能性があります。
Windows UpdateだけではなくMicrosoft Storeも一度更新しておくと安心です。
Teams・新しいOutlookを再起動する
WindowsとMicrosoft Storeの更新が完了したら、一度PCを再起動します。
その後Teams、新しいOutlookの順番で起動してみてください。
更新をインストールしただけで再起動していない場合、修正内容が完全に反映されていないことがあります。
再起動後に正常に起動できるようになったのであれば、今回のWindows Update問題だった可能性が高いと思います。
SurfaceでUSB機器を増やしたいならUSB-Cハブも便利
Surface ProやSurface Laptopは持ち運びやすい一方で、デスクトップPCと比べると利用できる端子が限られます。
外部モニターやUSB機器、SDカードなどを仕事で使っている方は、USB-Cハブを1台用意すると接続しやすくなります。
Anker Nano USB-C ハブはHDMIなど複数の端子をまとめて接続できるタイプです。
USB-Cハブは今回のTeams・Outlook不具合を直すための商品ではありませんが、Surfaceを仕事用PCとして利用する方には紹介しやすい周辺機器だと思います。
最新版でも起動しない場合に確認したいこと
2026年9月8日以降のWindows Updateを導入しているのにTeamsやOutlookが起動しない場合は、今回とは別の原因が重なっている可能性があります。
次の項目も確認してみてください。
- Windows Updateが最後まで完了しているか
- Microsoft Storeの更新が残っていないか
- Teams自体が最新版になっているか
- 新しいOutlookが最新版になっているか
- PCを再起動しているか
- ブラウザ版Teams・Outlookは利用できるか
Classic Outlookが使えるか確認する
Microsoftの公式情報では、今回の問題でClassic Outlookは影響を受けていないとされています。
新しいOutlookだけ開けず、Classic Outlookは普通に使える場合は今回の症状と一致しやすいですね。
WordやExcelも正常に利用できる場合は、Office全体が壊れている可能性は低くなります。
ブラウザ版で一時的に作業する
アップデートを適用できない状況で急ぎの仕事がある場合は、ブラウザ版TeamsやOutlookを利用する方法もあります。
デスクトップアプリが起動しない場合でも、Webブラウザからサービスへアクセスできるケースがあります。
ただし、これはWindows側の不具合を修正する方法ではありません。
作業を続けるための一時的な選択肢として考えると分かりやすいと思います。
仕事用データは外付けSSDへバックアップする方法もある
今回の問題でTeamsやOutlookのデータが消えると案内されているわけではありません。
ただ、Surfaceを仕事のメインPCとして利用している場合は、突然のWindowsトラブルに備えて重要なローカルファイルを別の場所へ保存しておくと安心ですね。
今回の商品以外で記事と相性が良いものとしては、USB-C接続の外付けSSDがあります。
資料や動画、作業データを持ち運ぶ機会が多い方にも紹介しやすい商品です。
Surface対応USB-C充電器も紹介しやすい
もう一つ関連性がある商品として、USB PDに対応したUSB-C充電器があります。
Surface ProやSurface Laptopを外出先で利用する方であれば、純正ACアダプターとは別に持ち運び用充電器を用意する使い方もできます。
購入する場合は利用しているSurfaceに必要な出力やUSB PD対応状況を確認すると安心ですね。
原因が分からない場合はPCトラブルを切り分ける
Teams・Outlookだけではなく、複数のソフトが起動しない、Windows自体が固まるといった症状まで発生している場合は別のトラブルかもしれません。
症状から原因を探したい場合は、ブログ内の無料PCトラブル診断ツールはこちらから利用できます。
「ゲーム・ソフト」「PC本体・周辺機器」などから症状を入力できるため、今回とは違う不具合が重なっていないか調べる時にも使いやすいと思います。
まとめ
今回は、Windows11のARM PCでMicrosoft Teamsと新しいOutlookが起動しない不具合について紹介しました。
2026年8月11日以降のWindowsセキュリティ更新後、Surface Pro 11やSurface Laptop 7などのARMベースPCでTeams・新しいOutlookが起動しない、または突然終了する問題がMicrosoftによって確認されています。
Windows11 26H1ではKB5121000、24H2・25H2ではKB5121003が発生元として案内されました。
現在は2026年9月8日のKB5124012・KB5124008以降で修正されています。
そのため現在も同じ症状が続いている場合は、まずWindows UpdateとMicrosoft Storeの両方を確認してみると分かりやすいですね。
特に購入したばかりのSurfaceやWindowsを初期化した直後のPCでは、Microsoft Storeの更新がまだ適用されていない可能性もあります。
▶本記事の振り返り
- ARM版Windows11でTeams・新しいOutlookが起動しない問題が確認された
- Surface Pro 11やSurface Laptop 7などが影響例として挙げられている
- 26H1ではKB5121000が発生元になっている
- 24H2・25H2ではKB5121003が発生元になっている
- 9月8日のKB5124012・KB5124008以降で修正済み
- 古い環境ではMicrosoft Storeの更新も確認する
TeamsやOutlookだけ突然使えなくなると、アプリの再インストールやPCの初期化を考えてしまうかもしれません。
今回の症状と一致するARM PCを利用している場合は、大きな設定変更を行う前にWindows Updateのバージョンを確認してみると原因を判断しやすいと思います。


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