
NVIDIA Appが突然落ちる、ゲーム中に画面がバグる、ドライバーを更新してから映像がちらつくなどの症状に困っていませんか。
NVIDIAに関係する不具合が発生すると、グラフィックボードが故障したのではないかと不安になるかもしれません。
この記事ではNVIDIAがバグる・落ちるときに確認したい既知の不具合、原因、Windows PCでの対処方法について話していきます。
▶本記事の概要
- NVIDIAで確認されているバグ一覧
- NVIDIAが落ちる・バグるときの原因一覧
- NVIDIAがバグるときの対処方法
これらを解説していきます。
NVIDIAがバグる原因はグラフィックボード本体だけではありません。ドライバーの更新失敗、Windowsとの競合、NVIDIA Appのオーバーレイ、ゲーム側の不具合なども考えられます。
症状と使用している機種を確認しながら対処することで、NVIDIAが落ちる原因を切り分けやすくなります。
さっそく本題に入りましょう。
NVIDIAで確認されているバグ一覧
2026年7月時点で、Windows 10・Windows 11向けに配信されているNVIDIA GeForce Game Ready Driver 610.74では、公式の未修正項目が確認されています。
ただし、NVIDIAの公式リリースノートに掲載されている未修正項目は多くありません。
ブラックスクリーン、ゲームの強制終了、画面のちらつきなどが発生していても、すべてがNVIDIAドライバー固有のバグとは限らない点に注意が必要です。
NVIDIAで確認されているバグ・制限
- 「パフォーマンス最大化を優先」が正しく適用されない場合がある
- Windows 10でNVIDIAコントロールパネルをインストールできない場合がある
- RTX 20・30シリーズの一部環境で同時に使用できるディスプレイ数が制限される
- Optimus搭載ノートPCでGPU温度が0℃と表示される場合がある
- マルチモニターで動画を再生するとG-SYNCが無効になる場合がある
「パフォーマンス最大化を優先」が正しく適用されない
Game Ready Driver 610.74では、電源管理モードの「パフォーマンス最大化を優先」が正しく適用されない場合があります。
NVIDIAコントロールパネルやNVIDIA Appで設定を変更しても、ゲーム中のクロックや消費電力に設定が反映されない可能性があります。
この問題について、NVIDIAは特定のGeForce RTXシリーズやGTXシリーズだけで発生するとは記載していません。
そのため、610.74を使用していてパフォーマンス設定が反映されない場合は、ドライバー側の未修正バグが関係しているかもしれません。
Windows 10でNVIDIAコントロールパネルをインストールできない
Windows 10では、Microsoft StoreからNVIDIAコントロールパネルをインストールするときに、ダウンロードが開始されない場合があります。
- 「ダウンロードを開始しています」の画面から進まない
- ドライバー導入後の通知からダウンロードできない
- NVIDIAコントロールパネルが見つからない
これはWindows 10とDCH版ドライバーを使用している環境で確認されている制限です。
NVIDIA Appは起動できるものの、従来のNVIDIAコントロールパネルだけが開けない場合もあります。
RTX 20・30シリーズでディスプレイ数が制限される
GeForce RTX 20シリーズとRTX 30シリーズでは、使用する解像度やリフレッシュレートによって、同時に出力できるディスプレイが2台までに制限される場合があります。
主に次のような高い帯域幅を必要とする環境が対象です。
- Display Stream Compression対応ディスプレイを使用している
- 横解像度が5120ピクセルを超えている
- 4K・160Hzなどの高解像度かつ高リフレッシュレートで使用している
- 複数のDisplayPortやHDMIディスプレイを接続している
RTX 20シリーズとRTX 30シリーズで3台目や4台目のモニターが認識されない場合は、故障ではなくGPUの帯域制限が関係している可能性があります。
Optimus搭載ノートPCでGPU温度が0℃と表示される
NVIDIA Optimusを搭載したノートPCでは、GPU-ZやSpeccyなどの監視ソフトでNVIDIA GPUの温度が0℃と表示される場合があります。
ゲームやGPUを使用するアプリを起動していないときは、NVIDIA GPUが省電力状態に入ります。
省電力状態では温度情報を正常に取得できないため、0℃と表示されることがあります。
ゲームを起動した後に温度が表示される場合は、GPUの温度センサーが壊れているとは限りません。
マルチモニターで動画を再生するとG-SYNCが無効になる
複数のモニターを接続しているWindows PCでは、一方のモニターで動画を再生するとG-SYNCが一時的に無効になる場合があります。
異なるリフレッシュレートのモニターで、動画再生とゲームを同時に動かすと映像がカクつく可能性があるためです。
NVIDIAドライバーは動画再生中だけG-SYNCを無効にし、動画を停止または終了すると再び有効にします。
これは特定のGeForce RTXシリーズだけではなく、マルチモニター環境とリフレッシュレートの組み合わせによって発生します。
NVIDIA Appで修正された主なバグ
NVIDIA Appでは、アップデートによってオーバーレイや録画機能の不具合が修正されています。
NVIDIA App 11.0.8では、ゲームタイトルに特殊文字が含まれているとShadowPlayの録画に失敗する問題が修正されました。
過去のバージョンでは、次のような不具合も修正されています。
- 解像度を変更するとNVIDIAオーバーレイが消える
- 再起動後に録画ビットレートが変わる
- 録画ファイルの保存先を変更できない
- RTX 50シリーズでフォトモードの画像が真っ白になる
- ディスプレイモードを変更すると画面がちらつく
- NVIDIA Appで変更した解像度がゲームに反映されない
NVIDIA Appがバグる場合は、現在使用しているアプリのバージョンが古い可能性もあります。
NVIDIAが落ちる・バグるときの原因一覧
NVIDIAが落ちる、画面がバグる、ゲームが強制終了する原因は複数あります。
症状だけでは原因を断定できないため、ドライバー、NVIDIA App、Windows、ゲーム、PC本体の順番で切り分けると分かりやすいです。
NVIDIAがバグる主な原因
- NVIDIAドライバー固有の未修正バグ
- ドライバーのインストール失敗やファイル破損
- NVIDIA Appやオーバーレイ機能の不具合
- Windows Updateとの競合
- ゲームやPCソフト側のアップデート
- G-SYNCやHDRなどの表示設定
- オーバークロックによる動作の不安定化
- GPUの発熱やPC内部のほこり
- 電源ユニットの容量や供給電力不足
- メモリやマザーボードなどGPU以外の故障
NVIDIAドライバーに未修正バグがある
NVIDIAドライバーを更新した直後から症状が出た場合は、新しいドライバー固有の不具合が関係しているかもしれません。
- ゲームが起動しなくなった
- ゲーム中にNVIDIAドライバーが落ちる
- 画面がちらつくようになった
- フレームレートが急に下がった
- NVIDIAの設定が反映されなくなった
複数のゲームやソフトで同じ症状が出る場合は、ゲーム側よりもNVIDIAドライバー側の影響を疑いやすくなります。
ドライバーのインストールに失敗している
NVIDIAドライバーの更新中にWindows Updateや別のアプリが動作していると、一部のドライバー構成が正常に登録されない場合があります。
特に次のアプリを起動したまま更新すると、インストールへ影響する可能性があります。
- MSI AfterburnerなどのGPU調整ソフト
- GPUやCPUの監視ソフト
- 動画再生ソフト
- Webブラウザ
- 3Dグラフィックを使用するアプリ
- リアルタイム監視が強いセキュリティソフト
ドライバーのインストール自体は完了していても、ゲームが落ちる、NVIDIA Appが開かない、設定が保存されないなどの症状につながるかもしれません。
NVIDIA Appやオーバーレイが競合している
NVIDIA Appには録画、インスタントリプレイ、ゲームフィルター、パフォーマンス表示などのオーバーレイ機能があります。
これらの機能がゲームや別の録画ソフトと同時に動作すると、画面表示や録画処理が不安定になる場合があります。
- ShadowPlayで録画を開始するとゲームが落ちる
- Alt+Zを押してもオーバーレイが開かない
- ゲーム画面にフィルターが反映されない
- 録画映像が真っ黒になる
- FPS表示が正しく更新されない
OBS Studio、Steamオーバーレイ、Discordオーバーレイなどを同時に使用している場合も、機能の競合が原因になる可能性があります。
ゲームやWindowsの更新後に問題が起きている
ゲームやWindowsのアップデート後からNVIDIAがバグる場合は、NVIDIAドライバーではなく更新されたソフト側に原因があるかもしれません。
特定のゲームだけが落ちる場合は、ゲームファイルの破損、アップデートによる不具合、MODとの競合なども考えられます。
複数のゲームやデスクトップ画面でも症状が出る場合は、WindowsやNVIDIAドライバー側の可能性が高くなります。
G-SYNCやHDRなどの表示設定が競合している
WindowsのHDRとゲーム内HDRを同時に設定していると、色がおかしい、画面が白くなる、明るさが急に変わるなどの症状が出る場合があります。
マルチモニター環境では、モニターごとのリフレッシュレートが異なることによって、動画やゲームがカクつく可能性もあります。
NVIDIAが画面だけバグる場合は、GPU本体だけでなくG-SYNC、HDR、解像度、リフレッシュレートの組み合わせも確認する必要があります。
オーバークロックで動作が不安定になっている
GPU、CPU、メモリをオーバークロックしていると、負荷が高いゲームでNVIDIAドライバーが落ちる場合があります。
以前のドライバーでは安定していても、新しいドライバーによってGPUの使用率が上がり、同じクロック設定では安定しなくなることもあります。
NVIDIAドライバーの更新後にゲームが落ち始めた場合でも、原因がオーバークロック設定にある可能性があります。
GPUの発熱や電源不足が発生している
PC内部にほこりがたまっている、GPUファンが正常に回っていない、ケース内の通気性が悪い場合は、GPU温度が高くなります。
GPUが高温になると、次のような症状が発生するかもしれません。
- ゲーム中に画面が真っ暗になる
- 映像にブロックや線が表示される
- ゲームやWindowsがフリーズする
- PCが突然再起動する
- ブルースクリーンが表示される
グラフィックボードに対して電源ユニットの容量や供給電力が足りていない場合も、高負荷時にNVIDIAが落ちる原因になります。
GPU以外のパーツに問題がある
ゲーム中のフリーズや再起動は、NVIDIAグラフィックボードだけが原因とは限りません。
- システムメモリの不具合
- CPUの発熱や故障
- マザーボードの不具合
- ストレージの故障
- チップセットドライバーが古い
高負荷のゲームを動かしたときだけ症状が出ると、NVIDIAがバグっているように見える場合があります。
次の対処方法では、Windows PC共通の手順に加えて、デスクトップPC、RTX 20・30シリーズ、RTX 40・50シリーズ、Optimus搭載ノートPCに分けて確認していきます。
NVIDIAがバグるときの対処方法
NVIDIAが落ちる、画面がバグる、ゲームが強制終了するときは、最初にWindows PC共通の対処方法を試します。
その後、使用しているWindowsやグラフィックボード、ノートPCの機能に合わせて確認すると、原因を切り分けやすくなります。
ここでは、次の順番で対処方法を解説します。
- Windows PC共通の対処方法
- Windows 10でNVIDIAコントロールパネルが開かない場合
- RTX 20・30シリーズでモニターが認識されない場合
- Optimus搭載ノートPCでNVIDIAがバグる場合
- NVIDIAの不具合が直らない場合
Windows PC共通の対処方法
Windows 10・Windows 11でNVIDIAがバグる場合は、次の方法を順番に試してみてください。
- Windows PCを再起動する
- Windows Updateを完了させる
- NVIDIA Appとドライバーを更新する
- NVIDIAドライバーをクリーンインストールする
- 以前のNVIDIAドライバーに戻す
- NVIDIAオーバーレイを停止する
- NVIDIAの3D設定を初期化する
- オーバークロックを解除する
- G-SYNCやHDRを一時的に無効にする
Windows PCを再起動する
NVIDIAドライバーやNVIDIA Appを更新した直後は、Windows PCを再起動してみてください。
ドライバーの更新後に再起動していないと、古いドライバーの一部が動作したままになり、NVIDIA Appやゲームがバグる場合があります。
- 起動しているゲームやPCソフトを終了します。
- 作業中のデータを保存します。
- Windowsのスタートボタンをクリックします。
- 電源ボタンから「再起動」を選択します。
シャットダウンではなく、最初は再起動を選ぶとよいでしょう。
Windows Updateを完了させる
Windows Updateのダウンロードやインストールが途中になっていると、NVIDIAドライバーの更新に失敗する場合があります。
- Windowsの設定を開きます。
- 「Windows Update」を選択します。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします。
- 表示された更新プログラムをインストールします。
- Windows PCを再起動します。
再起動後、もう一度Windows Updateを開き、保留中の更新が残っていないか確認してください。
NVIDIA Appとドライバーを更新する
古いNVIDIA Appを使用していると、オーバーレイ、ゲームフィルター、録画機能などが正常に動かない場合があります。
- NVIDIA Appを起動します。
- 左側にある「ドライバー」をクリックします。
- 新しいドライバーが表示されているか確認します。
- 「ダウンロード」をクリックします。
- ダウンロード後にインストールを実行します。
- Windows PCを再起動します。
ゲームを中心に使用する場合はGame Ready Driver、動画編集や3DCGなどの制作ソフトを中心に使用する場合はStudio Driverも選択肢になります。
NVIDIA App自体のバージョンは、次の手順で確認できます。
- NVIDIA Appを開きます。
- 左側にある「設定」をクリックします。
- 「バージョン情報」を開きます。
- 利用できる更新がある場合はアップデートします。
NVIDIAドライバーをクリーンインストールする
ドライバーを更新してもNVIDIAがバグる場合は、ドライバーの構成ファイルが破損している可能性があります。
通常の上書き更新で直らないときは、NVIDIAドライバーをクリーンインストールしてみてください。
- 使用しているGPUに対応したNVIDIAドライバーを公式サイトからダウンロードします。
- ゲーム、Webブラウザ、動画再生ソフトを終了します。
- MSI AfterburnerなどのGPU調整ソフトも終了します。
- ダウンロードしたドライバーのファイルを右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
- インストール方法で「カスタムインストール」を選択します。
- 「クリーンインストールの実行」にチェックを入れます。
- 画面に従ってインストールを完了します。
- Windows PCを再起動します。
クリーンインストールを行うと、NVIDIAコントロールパネルで変更した設定が初期化される場合があります。
ゲームのセーブデータやインストール済みのゲームが削除される操作ではありません。
以前のNVIDIAドライバーに戻す
NVIDIAドライバーを更新した直後からバグるようになった場合は、以前のドライバーへ戻すことで改善するかもしれません。
- Windowsのスタートボタンを右クリックします。
- 「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「ディスプレイアダプター」を開きます。
- 使用しているNVIDIA GPUを右クリックします。
- 「プロパティ」を選択します。
- 「ドライバー」タブを開きます。
- 「ドライバーを元に戻す」をクリックします。
- 理由を選択して操作を完了します。
- Windows PCを再起動します。
「ドライバーを元に戻す」が押せない場合は、Windows内に以前のドライバーが残っていません。
その場合はNVIDIA公式のドライバー検索から以前のバージョンをダウンロードし、カスタムインストールからクリーンインストールします。
古いドライバーを使用し続けるのではなく、症状を確認するための一時的な切り分けとして利用するとよいでしょう。
NVIDIAオーバーレイを停止する
ゲーム中だけNVIDIAが落ちる、録画映像がバグる、Alt+Zを押した後にフリーズする場合は、NVIDIAオーバーレイを停止して確認します。
- NVIDIA Appを起動します。
- 「設定」を開きます。
- NVIDIAオーバーレイに関する項目を探します。
- オーバーレイ機能を一時的に無効にします。
- ゲームを再起動して症状を確認します。
オーバーレイ画面を開ける場合は、Alt+Zを押して次の機能も停止してください。
- インスタントリプレイ
- 録画
- ゲームフィルター
- パフォーマンス表示
- デスクトップキャプチャー
OBS Studio、Discord、Steamなどのオーバーレイも使用している場合は、1つずつ停止して原因を確認します。
すべて同時に停止するのではなく、停止する機能を1つずつ変えると、競合している機能を見つけやすくなります。
NVIDIAの3D設定を初期化する
NVIDIAコントロールパネルの設定を変更した後からゲームがバグる場合は、3D設定を初期状態に戻します。
- デスクトップの何もない場所を右クリックします。
- 「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。
- 「3D設定の管理」を開きます。
- 「グローバル設定」を選択します。
- 画面内の「復元」をクリックします。
- 「適用」をクリックします。
特定のゲームだけで症状が出る場合は、「プログラム設定」から対象ゲームの設定を初期化してください。
電源管理モード、低遅延モード、最大フレームレートなどを変更している場合は、一度初期設定に戻して動作を確認します。
オーバークロックを解除する
GPUをオーバークロックしている場合は、設定を初期状態に戻します。
市販のグラフィックボードには、出荷時からクロックが引き上げられている製品もあります。
NVIDIA Appのデバッグモードを利用すると、GPUをNVIDIAの標準クロックで動作させて確認できます。
- NVIDIA Appを起動します。
- 左側の「システム」をクリックします。
- 「詳細設定」を開きます。
- 「デバッグモード」を有効にします。
- ゲームを起動して症状を確認します。
NVIDIAコントロールパネルを使用する場合は、上部メニューの「ヘルプ」から「デバッグモード」を選択します。
デバッグモードで症状が改善した場合は、GPUのクロック設定が不安定になっている可能性があります。
MSI Afterburnerなどでクロック、電圧、電力制限を変更している場合も初期状態に戻してください。
G-SYNCやHDRを一時的に無効にする
画面のちらつき、明るさの変化、ブラックスクリーンなどが発生するときは、G-SYNCやHDRを一時的に無効にします。
G-SYNCは次の手順で停止できます。
- NVIDIAコントロールパネルを開きます。
- 「G-SYNCの設定」を選択します。
- G-SYNCを有効にする項目のチェックを外します。
- 「適用」をクリックします。
WindowsのHDRは次の手順で停止します。
- Windowsの設定を開きます。
- 「システム」を選択します。
- 「ディスプレイ」を開きます。
- 使用しているモニターを選択します。
- HDRを無効にします。
マルチモニターを使用している場合は、一時的にモニターを1台だけ接続して確認してください。
1台では正常に動作する場合、解像度、リフレッシュレート、G-SYNCなどの組み合わせが関係しているかもしれません。
Windows 10でNVIDIAコントロールパネルが開かない場合
Windows 10のDCH版ドライバーでは、NVIDIAコントロールパネルがMicrosoft Storeを通して提供される場合があります。
NVIDIAコントロールパネルが見つからないときは、次の方法を試します。
- WindowsのスタートメニューからMicrosoft Storeを開きます。
- 検索欄に「NVIDIA Control Panel」と入力します。
- NVIDIAコントロールパネルを選択します。
- 「入手」または「インストール」をクリックします。
- インストール後にWindows PCを再起動します。
ダウンロードが進まない場合は、Microsoft Storeのライブラリを開き、「更新プログラムを取得する」をクリックしてください。
それでもインストールできない場合は、Windows Updateを完了させた後、NVIDIAドライバーをクリーンインストールします。
RTX 20・30シリーズでモニターが認識されない場合
RTX 20シリーズやRTX 30シリーズで3台目以降のモニターが認識されない場合は、接続しているモニターの解像度とリフレッシュレートを確認します。
高解像度かつ高リフレッシュレートのモニターを複数接続すると、GPUが利用できる表示帯域を超える場合があります。
- Windows PCの電源を切ります。
- メインモニター以外の映像ケーブルを外します。
- モニター1台の状態でWindowsを起動します。
- 解像度とリフレッシュレートを確認します。
- 2台目のモニターを接続します。
- モニターを1台ずつ追加して認識する台数を確認します。
モニターを追加すると認識されなくなる場合は、次の設定を変更してみてください。
- 4Kモニターのリフレッシュレートを下げる
- 5120ピクセルを超える横解像度を一時的に下げる
- 10bitカラーを8bitカラーに変更する
- DisplayPortとHDMIの接続を変更する
- 別の映像ケーブルに交換する
低い解像度やリフレッシュレートでは複数台を認識する場合、グラフィックボードの故障ではなく表示帯域が関係している可能性があります。
Optimus搭載ノートPCでNVIDIAがバグる場合
OptimusやAdvanced Optimusを搭載したノートPCでは、内蔵GPUとNVIDIA GPUが切り替わるときに、一時的に画面が止まる場合があります。
ゲームの起動時や終了後に数秒だけ画面が止まり、その後正常に戻る場合は、GPUの切り替え処理が関係しているかもしれません。
ノートPCを電源アダプターに接続する
最初にノートPCを付属の電源アダプターに接続してください。
バッテリー駆動中は省電力機能によってNVIDIA GPUの動作が制限される場合があります。
- ノートPCに電源アダプターを接続します。
- Windowsの設定を開きます。
- 「システム」を選択します。
- 「電源とバッテリー」を開きます。
- 電源モードを「最適なパフォーマンス」に変更します。
- ゲームを再起動します。
Advanced Optimusの表示モードを変更する
Advanced Optimusに対応している機種では、NVIDIAコントロールパネルから表示モードを変更できます。
- NVIDIAコントロールパネルを開きます。
- 「ディスプレイモードの管理」を選択します。
- 「自動選択」または「NVIDIA GPUのみ」を選択します。
- 「適用」をクリックします。
- ゲームを再起動します。
「ディスプレイモードの管理」が表示されない場合は、使用しているノートPCがAdvanced Optimusに対応していない可能性があります。
外部モニターやドッキングステーションを接続していると、表示モードを切り替えられない場合もあります。
切り替えを確認するときは外部モニターを外し、起動中のゲームやDirectX 9を使用するアプリを終了してください。
GPU温度が0℃と表示される場合
Optimus搭載ノートPCでは、NVIDIA GPUを使用していないときに監視ソフトの温度が0℃と表示される場合があります。
- ノートPCを電源アダプターに接続します。
- NVIDIA GPUを使用するゲームを起動します。
- ゲームを数分間動作させます。
- GPU温度が表示されるか確認します。
ゲームの起動中に温度が正常に表示される場合は、待機中にNVIDIA GPUが省電力状態になっていたと考えられます。
ゲーム中も0℃のままになる場合は、監視ソフト、NVIDIAドライバー、ノートPCメーカーの制御ソフトを更新してください。
ノートPCメーカーのドライバーに戻す
NVIDIA公式ドライバーへ更新した後からノートPCがバグる場合は、PCメーカーが配布しているグラフィックドライバーも確認します。
ノートPCは内蔵GPU、NVIDIA GPU、ディスプレイ、電源管理機能が機種ごとに調整されています。
- 使用しているノートPCのメーカー公式サイトを開きます。
- 型番を入力してサポートページを表示します。
- グラフィックドライバーを探します。
- 対応しているWindowsのバージョンを確認します。
- メーカーが配布しているドライバーをインストールします。
- ノートPCを再起動します。
特にAdvanced Optimus、GPU切り替え、独自の電源管理機能に問題がある場合は、メーカー配布ドライバーで改善する可能性があります。
NVIDIAの不具合が直らない場合
ここまでの方法でNVIDIAがバグる症状が直らない場合は、ソフトウェアではなくPC本体も確認します。
- GPU温度が高くなっていないか確認する
- PC内部のほこりを確認する
- グラフィックボードのファンが回っているか確認する
- 補助電源ケーブルが正しく接続されているか確認する
- 別の映像ケーブルやモニターを試す
- メモリやストレージの診断を行う
デスクトップPCのケースを開ける場合は、PCの電源を切り、電源ケーブルをコンセントから外してください。
メーカー保証が残っているPCや、自分で内部を確認することに不安がある場合は、無理に分解せずメーカーへ相談すると安心です。
Windowsが起動する前のメーカー画面やBIOS画面でも映像に線やブロックが表示される場合は、NVIDIAドライバー以外の原因も考えられます。
不具合が発生するときは、次の情報をメモしておくと問い合わせが進みやすくなります。
- 使用しているGPUの製品名
- NVIDIAドライバーのバージョン
- Windows 10またはWindows 11のバージョン
- 不具合が発生するゲームやソフト
- 表示されたエラーコード
- 症状が発生し始めた日時
- 直前に行ったドライバーやWindowsの更新
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まとめ
NVIDIAがバグる、ゲーム中にドライバーが落ちる、画面表示がおかしくなる場合は、ドライバーだけでなくNVIDIA App、Windows、表示設定なども確認します。
最初に再起動やアップデートを行い、改善しない場合はNVIDIAドライバーのクリーンインストールや以前のバージョンへの変更を試してみてください。
▶本記事の振り返り
- NVIDIAがバグる原因にはドライバーやオーバーレイの競合がある
- ドライバー更新後の不具合はクリーンインストールや以前のバージョンで確認する
- RTX 20・30シリーズではモニターの解像度やリフレッシュレートを確認する
- Optimus搭載ノートPCではGPUの切り替えやメーカー配布ドライバーを確認する
特定のゲームだけで不具合が発生する場合はゲーム側、複数のゲームやデスクトップ画面でも症状が出る場合はNVIDIAドライバーやPC側の可能性が高くなります。
対処方法を1つずつ試し、その都度症状が変わったか確認することが大切です。
他のゲームやPCソフトの不具合も調べたい方へ。
当ブログでは Windows / Steam / PS5 / Switch / Xbox など機種別の対処法を1記事にまとめた不具合・エラー記事 を一覧化しています。今回の症状と似たトラブルがある場合は、ブログトップページの「ゲーム・PCソフトの不具合まとめ」 もぜひ参考にしてみてください。


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