
「AirPodsの片耳を交換したら『AirPodsの不一致』と表示された」「充電ケースへ戻したのに『世代の不一致』が消えない」と困っていませんか?
AirPodsでは、左右のイヤホンが同じように見えていても、異なる世代や別のAirPodsがケースへ入っていると不一致の警告が表示されることがあります。
また、片耳や充電ケースを交換した直後や、中古で購入したAirPodsが別のApple Accountに関連付けられている場合にも確認が必要です。
そのため、「AirPodsの不一致=故障やバグ」と決めつけず、表示されている警告に合わせて原因を切り分けることが大切になります。
この記事では、AirPodsの不一致が消えない時に、左右のモデル確認からApple Account、交換後の再設定まで順番に解説します。
なお、警告は表示されておらず「右だけ音が出ない」「左だけ聞こえない」という症状であれば原因が異なります。その場合はAirPodsの片方が聞こえない原因と対処法はこちらから確認してください。
▶本記事の概要
- AirPodsの不一致が消えない主な原因
- AirPodsの世代が一致しているか確認する方法
- 別のApple Accountが原因の時に確認すること
- AirPodsの片耳・ケース交換後に再設定する方法
- まとめ|AirPodsの不一致が消えない時の確認順
AirPodsの不一致が消えない主な原因
Apple公式では、「AirPodsの世代の不一致」または「AirPodsの不一致」が表示されるケースとして、いくつかの原因を案内しています。
- 左右で異なる世代のAirPodsが入っている
- ほかの人のAirPodが混ざっている
- 別のApple Accountへ関連付けられている
- 片耳や充電ケースの交換後に設定が完了していない
左右でAirPodsの世代が異なっている
最初に確認したいのが、左右のAirPodsが同じ世代なのかという点です。
外見が似ているAirPodsでも、世代によってモデル番号が異なります。左右で別世代のAirPodsを同じ充電ケースへ入れた場合、「AirPodsの世代の不一致」と表示されることがあります。
特に、片耳を紛失して家族が使っていたAirPodsを入れた場合や、中古の片耳だけを用意した場合は注意したいですね。
ケースに入るからといって、左右を自由に組み合わせられるわけではありません。
ほかの人のAirPodが混ざっている
同じAirPodsを使っている家族や友人が近くにいる場合は、左右どちらかが入れ替わっている可能性もあります。
Apple公式では、ほかの人のAirPodsと混ざった場合、双方に「AirPodsの不一致」という警告が表示されることがあると案内しています。
見た目だけでは判断しにくいため、左右のAirPodsを一度ケースから取り出し、自分のものか確認してみてください。
「探す」を利用できる状態なら、サウンドを再生して確認する方法もあります。
交換したAirPodsの設定が終わっていない
Appleや正規サービスで片耳を交換した直後にも、「AirPodsの不一致」が表示されることがあります。
この場合は交換品が故障していると決まったわけではなく、残っているAirPodと交換したAirPodを1組として再設定する必要がある可能性があります。
交換品を受け取ったら、そのままケースへ入れて使い始めるのではなく、Appleが案内している交換後の設定手順を進めてみましょう。
AirPodsの世代が一致しているか確認する方法
「世代の不一致」と表示される場合は、左右のAirPodsのモデルを確認します。
- iPhoneの設定からモデル番号を確認する
- AirPods本体に記載されたモデル番号を確認する
- 左右が同じシリーズ・世代か照合する
iPhoneの設定からモデル番号を確認する
AirPodsがiPhoneに接続できる状態なら、「設定」からモデル情報を確認できます。
- iPhoneで「設定」を開く
- 「Bluetooth」を開く
- AirPodsの横にある詳細情報ボタンをタップする
- 表示されるモデル番号を確認する
iOSのバージョンによっては、「設定」を開いた画面にAirPodsの名前が直接表示される場合もあります。
モデル番号が分かったら、Apple公式のAirPodsモデル一覧と照らし合わせて世代を確認してください。
AirPodsは世代ごとに左右それぞれモデル番号が設定されています。左右で番号そのものが同一でなくても、同じ世代として組み合わされる左右モデルなら正常です。
AirPods本体からモデル番号を確認する
iPhoneで正常に接続できない場合でも、AirPods本体からモデル番号を確認できます。
Apple公式によると、AirPods本体の下側に小さくモデル番号が印字されています。
文字がかなり小さいため、明るい場所で確認すると見やすいと思います。
左右のモデル番号を確認し、Apple公式の一覧で同じ世代の組み合わせになっているか調べてみてください。
違う世代だった場合は設定だけでは直らない
左右が物理的に異なる世代だった場合は、Bluetoothの解除やAirPodsのリセットだけで同じ世代に変わるわけではありません。
この場合は、正しいAirPodが別の場所にないか確認します。
片耳を紛失しているのであれば、Appleでは紛失したAirPodだけの交換についてもサポートしています。
左右の世代が違う状態で「不一致」を消そうとして設定を何度も変更するより、まずモデル確認を優先すると原因を判断しやすいですね。
別のApple Accountが原因の時に確認すること
左右の世代に問題がないのに「探す」でAirPodsの不一致が表示される場合は、Apple Accountとの関連付けを確認します。
- 以前ほかの人が使っていたAirPodsか確認する
- 以前のApple AccountからAirPodsを削除する
- 削除後にAirPodsを再設定する
AirPodsは1つのApple Accountに関連付けられる
AirPodsはApple Accountへ関連付けることで、「探す」などの機能を利用できます。
Apple公式では、AirPodsは一度に1つのApple Accountに関連付けられると案内しています。
そのため、中古で購入したAirPodsや家族から譲ってもらったAirPodsが、以前の所有者のApple Accountに残った状態では正常に設定できない場合があります。
自分自身が昔使用していた別のApple AccountにAirPodsが残っているケースも考えられます。
以前の所有者にApple Accountから削除してもらう
中古品や譲渡品の場合、以前の所有者のApple AccountからAirPodsを削除してもらいます。
iPhoneやiPadでは、次の流れで確認できます。
- 「探す」アプリを開く
- 「デバイスを探す」を開く
- 対象のAirPodsを選択する
- 画面を上へスワイプする
- 「このデバイスを削除」を選択する
- 削除を確定する
Appleによると、AirPodsをApple Accountから削除するために、必ずしもBluetoothで接続されている必要はありません。
ただし、Bluetooth接続範囲内にある状態のほうが処理を進めやすいとされています。
以前の所有者のApple Accountから削除できたら、AirPodsをあらためて自分のiPhoneへ接続してみてください。
リセットだけでは以前のApple Accountから削除できない
中古AirPodsで特に注意したいのがこの点です。
AirPods本体をリセットしても、以前の所有者のApple Accountとの関連付けが解除されたことにはなりません。
別のApple Accountへの関連付けが原因なら、元の所有者側で「探す」からAirPodsを削除する操作が必要です。
中古でAirPodsを購入する場合は、受け取る前にApple Accountから削除済みか確認できると安心だと思います。
AirPodsの片耳・ケース交換後に再設定する方法
Appleから片耳や充電ケースの交換品を受け取った場合は、交換後の設定を行います。
- 左右のAirPodsをケースへ入れて20分待つ
- モデルに合った方法でAirPodsを再設定する
- iPhoneの近くで再接続する
- 不一致が残る場合はモデルとApple Accountを再確認する
最初に左右をケースへ入れて20分待つ
Apple公式では、交換したAirPodsや充電ケースを設定する際、まず左右両方のAirPodsを充電ケースへ入れるよう案内しています。
その後、ケースを電源へ接続し、蓋を閉じた状態で20分待ちます。
交換品を受け取ってすぐ不一致と表示された場合でも、この準備を行ってから再設定へ進んでください。
AirPods 1~3・AirPods Pro 1~2の交換後設定
背面に設定ボタンがあるAirPods 1~3、AirPods Pro 1~2などでは、Apple公式で次の流れが案内されています。
- 左右のAirPodsをケースに入れる
- ケースを電源へ接続する
- 蓋を閉めて20分待つ
- 蓋を開く
- 白く点滅しない場合は背面ボタンを約15秒長押しする
- ランプがオレンジ色に点滅し、その後白く点滅するまで待つ
- iPhoneの近くへAirPodsを置く
- 画面に表示された「接続」から設定する
再接続後、「AirPodsの不一致」が消えているか確認してください。
AirPods 4・AirPods Pro 3は操作方法が異なる
AirPods 4やAirPods Pro 3では、背面ボタンを長押しする方式とは操作が異なります。
Apple公式では、交換後の設定時にケース前面を所定のタイミングでダブルタップし、ステータスランプがオレンジ色から白色の点滅になるまで操作する方法を案内しています。
AirPodsはモデルによって設定方法が変わるため、別世代向けのリセット手順をそのまま使わないことがポイントです。
最新モデルを含めた詳しい手順は、Apple公式「交換したAirPodsや充電ケースを設定する」で使用しているモデルを選んで確認してください。
再設定しても不一致が消えない場合
交換後の手順を完了してもAirPodsの不一致が消えない場合は、もう一度次の項目を確認します。
- 左右が同じ世代のAirPodsか
- 別のAirPodが混ざっていないか
- 別のApple Accountに関連付けられていないか
- 交換したAirPodが使用中のモデルと対応しているか
正しい交換品をAppleから受け取ったにもかかわらず設定できない場合は、Appleサポートへ相談すると良いでしょう。
AppleではAirPodsの修理・交換サービスを案内しており、症状に応じて確認や修理の手配を進められます。
なお、不一致の表示は消えたものの片耳だけ音が出ない場合は、設定後の症状が変わっています。その場合はAirPodsの片方が聞こえない原因と対処法で、充電や音量バランス、接続状態を確認してみてください。
また、AirPodsだけではなくiPhoneのアプリ全体で音が聞こえない場合は、iPhoneアプリの音が出ない時の対処法はこちらから確認できます。
まとめ|AirPodsの不一致が消えない時の確認順
AirPodsの「不一致」や「世代の不一致」は、単純なBluetooth接続エラーだけで表示されるものではありません。
まず左右のAirPodsそのものが正しい組み合わせになっているか確認すると、無駄な設定変更を減らしやすくなります。
▶本記事の振り返り
- 左右で異なる世代のAirPodsが入っていると世代の不一致が表示される場合がある
- 家族や友人のAirPodが混ざっていないか確認する
- 中古品は以前のApple Accountとの関連付けを確認する
- AirPodsは一度に1つのApple Accountへ関連付けられる
- 片耳やケース交換後はAppleが案内する再設定を行う
- モデルによって交換後の設定・リセット操作が異なる
「世代の不一致」と表示されているなら、最初に左右のモデル番号を調べてください。
同じ世代なのに「AirPodsの不一致」が消えない場合は、ほかの人のAirPodが混ざっていないか、別のApple Accountへ関連付けられていないかを確認します。
片耳を交換した直後なら、左右をケースへ入れて電源に接続し、蓋を閉じて20分待ったあと、使用しているモデルに合った方法で再設定してみましょう。
警告が表示されている時は、音が出るかどうかだけでなく「左右のモデル」「Apple Account」「交換後の設定」の3点を分けて確認すると原因を見つけやすいと思います。
一方、不一致の警告がなく片耳だけ聞こえない場合は、今回とは原因が異なります。その場合はAirPodsの片方が聞こえない原因と対処法を参考にしてください。


コメント