
「Epic Games Launcherを開いたらSU-PQR1603と表示されて更新できない」
「Self Update Failedと表示されるけれど、ゲームではなくランチャー自体が起動できない」
「必要な前提条件のインストールに失敗したと表示されて、何を入れ直せばいいのか分からない」
このような状態になると、Epic Games Launcherを再インストールした方がいいのか、それともWindows側に問題があるのか判断しにくいですよね。
SU-PQR1603は、Epic Games Launcherの自己更新や必要な前提条件プログラムのインストールが正常に完了しなかった時に表示されるエラーです。
Epic Games公式では、管理者としての実行、Windows Update、ランチャー最新版のインストール、Microsoft Visual C++ Redistributableの再インストール、フォルダ権限などを対処法として案内しています。
ゲームそのものが起動しないLS-0013や、Epic Gamesへ接続できないAS-3とは原因が異なります。
この記事では、簡単に確認できる方法から順番にSU-PQR1603の直し方を解説していきます。
▶本記事の概要
- SU-PQR1603とは何か
- 最初に試したい基本的な対処法
- Visual C++とフォルダ権限を確認する
- それでも直らない場合の対処法
- まとめ|SU-PQR1603は前提条件と権限から確認
最初からWindowsの設定を大きく変更する必要はありません。
まずは管理者としての実行やWindows Updateなど、影響の少ない方法から確認してみてください。
SU-PQR1603とは何か
- Epic Games Launcherの自己更新時に発生するエラー
- 前提条件プログラムの導入失敗が関係する
- LS-0013やAS-3とは原因が異なる
Epic Games Launcherの自己更新時に発生するエラー
SU-PQR1603は、Epic Games Launcherのアップデート処理などで表示されるエラーコードです。
Epic Games公式では、SU-PQR1603やSU-PQE1223などについて、Self Update Failed(自己更新失敗)や必要な前提条件プログラムをインストールできなかった場合に表示されるエラーとして案内しています。
つまり、VALORANTやFortniteなど特定のゲームファイルだけが壊れているという意味ではありません。
Epic Games Launcher側が必要なファイルを更新・インストールできず、処理の途中で止まっている可能性があります。
Epic Games公式の案内は、SU-PQRエラーの公式サポートはこちらから確認できます。
前提条件プログラムの導入失敗が関係する
PCゲームやランチャーでは、ソフト本体だけでなくWindows上で動作するための追加コンポーネントを利用しています。
代表的なものがMicrosoft Visual C++ Redistributableです。
こうした前提条件をインストールする際に、権限不足やファイルの破損などが発生するとSU-PQR1603につながることがあります。
原因として確認したい項目は次のとおりです。
- Epic Games Launcherに十分な実行権限がない
- Windows Updateが完了していない
- Epic Games Launcherが古い
- Microsoft Visual C++ Redistributableに問題がある
- インストールフォルダへ読み書きできない
- セキュリティソフトやファイアウォールが処理を止めている
複数の原因が考えられるため、1つずつ順番に確認していくと分かりやすいですね。
LS-0013やAS-3とは原因が異なる
Epic Gamesでは、似たようにゲームを利用できなくなるエラーでもコードによって確認する場所が変わります。
たとえばLS-0013は、主にゲームやアプリを起動できない場合に表示されるエラーです。
SU-PQR1603ではなくLS-0013が表示されている場合は、Epic GamesのLS-0013で起動できない時の対処法はこちらから確認できます。
一方、AS-3はEpic Games Launcherがネットワークへ接続できない時に表示されるエラーです。
今回の記事では「SU-PQR1603」「Self Update Failed」「必要な前提条件をインストールできない」と表示される場合に限定して解説しています。
最初に試したい基本的な対処法
- PCを再起動する
- Epic Games Launcherを管理者として実行する
- Windows Updateを確認する
- Epic Games Launcherを最新版にする
PCを一度再起動する
最初にPCを再起動してからEpic Games Launcherを開いてみてください。
Windows UpdateやVisual C++などのインストールでは、再起動が完了するまで変更が反映されていない場合があります。
Epic Games Launcherがバックグラウンドで残っている時も、再起動によって一度完全に終了できます。
シャットダウンしてすぐ起動するより、「再起動」を選択するとWindows側の処理もリセットしやすくなります。
Epic Games Launcherを管理者として実行する
次にEpic Games Launcherを管理者権限で起動します。
Epic Games公式でも、SU-PQR1603の対処法として管理者としての実行を案内しています。
- Epic Games Launcherを完全に終了する
- デスクトップなどにあるEpic Games Launcherを右クリックする
- 「管理者として実行」を選択する
- ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」を選択する
- ランチャーの更新が進むか確認する
Epic Games LauncherがProgram Filesなど保護されたフォルダへファイルを追加・変更する場合、権限が影響することがあります。
通常起動ではSU-PQR1603が出るのに、管理者として起動すると更新できる場合は権限が関係していた可能性があります。
Windows Updateを確認する
管理者として実行しても改善しない場合は、Windows Updateを確認します。
Epic Games公式でも、SU-PQRエラーの対処としてWindowsの更新が案内されています。
Windows 11では次の流れで確認できます。
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」を選択する
- 利用可能な更新をインストールする
- 必要に応じてPCを再起動する
「再起動が必要です」と表示されている場合は、再起動まで済ませてからEpic Games Launcherを開いてみてください。
更新途中のWindowsでは、ランタイムやシステムコンポーネントのインストールが正常に進まないケースがあります。
Epic Games Launcherを最新版にする
ランチャー自体のファイルに問題がある場合は、Epic Games公式サイトから最新版のインストーラーを取得します。
Epic公式もSU-PQR1603対策として、最新バージョンのEpic Games Launcherをインストールする方法を掲載しています。
公式サイトから新しいインストーラーをダウンロードし、既存環境へ上書きする形で確認してみてください。
非公式サイトからインストーラーをダウンロードする必要はありません。
Epic Games公式サイトから取得すると安心ですね。
Visual C++とフォルダ権限を確認する
- Microsoft Visual C++ Redistributableを再インストールする
- Epic Gamesのインストール先を確認する
- 読み取り・書き込み権限を確認する
Microsoft Visual C++ Redistributableを再インストールする
SU-PQR1603では、Microsoft Visual C++ Redistributableの状態も確認したいポイントです。
Visual C++ Redistributableは、Visual C++を利用して作られたアプリをWindows上で実行するためのランタイムです。
Epic Games公式でも、SU-PQR1603などが続く場合はMicrosoft Visual C++ Redistributableの再インストールを案内しています。
Microsoft公式の最新ダウンロードについては、Visual C++ Redistributableの公式ページはこちらから確認できます。
使用しているWindowsやアプリに合ったパッケージをMicrosoft公式ページから取得してください。
インストール済みの場合でも、修復や再インストールによって正常な状態へ戻る可能性があります。
Visual C++関連のDLLファイルを、知らない配布サイトから個別にダウンロードしてSystem32などへ入れる方法は避けた方が安心です。
Microsoft公式のインストーラーを利用すると、必要なランタイムを正しい形で導入できます。
Epic Gamesのインストール先を確認する
Visual C++を確認しても直らない場合は、Epic Games Launcherのインストールフォルダへのアクセス権限を調べます。
Epic Games公式では、選択しているインストール場所に対して「読み取り」と「書き込み」の両方が許可されているか確認する方法を案内しています。
Epic Games Launcherの代表的なインストール先は次のような場所です。
C:\Program Files (x86)\Epic Games\
ただし、インストール時に変更している場合は別の場所になっている可能性があります。
読み取り・書き込み権限を確認する
インストールフォルダが分かったら、Windowsのプロパティから権限を確認します。
- Epic Gamesのインストール場所を開く
- 対象フォルダを右クリックする
- 「プロパティ」を選択する
- 「セキュリティ」タブを開く
- 自分のWindowsユーザー名を選択する
- 「読み取り」と「書き込み」の許可を確認する
読み取りや書き込みを利用できない状態では、ランチャーが更新ファイルを正常に配置できない可能性があります。
学校や会社などから支給されているPCでは、自分で権限を変更できない場合もあります。
その場合は管理者権限を持つ人へ確認する必要があります。
権限項目の意味が分からない状態で「フルコントロール」を全ユーザーへ与える必要はありません。
まずはEpic公式が案内している読み取り・書き込み権限を確認すると分かりやすいと思います。
それでも直らない場合の対処法
- SkipBuildPatchPrereqを追加する
- ウイルス対策ソフトやファイアウォールを一時的に確認する
- 通信エラーの場合はAS-3を確認する
- Epic Gamesサポートへ問い合わせる
SkipBuildPatchPrereqを追加する
ここまで確認してもSU-PQR1603が改善しない場合は、Epic Games公式が案内している起動オプションを試す方法があります。
使用する文字列は次の内容です。
-SkipBuildPatchPrereq
設定方法は次のとおりです。
- Epic Games Launcherを完全に終了する
- Epic Games Launcherのショートカットを右クリックする
- 「プロパティ」を開く
- 「リンク先」の一番最後へ半角スペースを入れる
- -SkipBuildPatchPrereqを追加する
- 「適用」を選択する
- ショートカットを右クリックして「管理者として実行」を選択する
たとえば、リンク先が次のようになっている場合があります。
"C:\Program Files (x86)\Epic Games\Launcher\Portal\Binaries\Win64\EpicGamesLauncher.exe"
その場合は、最後のダブルクォーテーションの後ろへ半角スペースを入れて次のようにします。
"C:\Program Files (x86)\Epic Games\Launcher\Portal\Binaries\Win64\EpicGamesLauncher.exe" -SkipBuildPatchPrereq
exeのパスそのものを書き換えないよう注意してください。
「リンク先」の末尾へ半角スペースを入れてオプションを追加する形です。
この方法はEpic Games公式でも案内されていますが、WindowsやVisual C++など前提条件側の問題そのものを修復する方法とは異なります。
そのため、最初からこの方法だけを試すより、Windows UpdateやVisual C++、権限を先に確認した方が原因を整理しやすくなります。
ウイルス対策ソフトやファイアウォールを一時的に確認する
Epic Games公式では、最後の確認項目としてアンチウイルスソフトやファイアウォールを一時的に無効化して確認する方法も案内しています。
セキュリティソフトがEpic Games Launcherの更新ファイルやインストール処理を誤って止めている場合があるためです。
ただし、セキュリティ機能を長時間無効にしたまま利用するのは避けたいところです。
確認する場合は短時間に留め、テストが終了したら再度有効にしてください。
無効化した時だけ更新できる場合は、Epic Games Launcherを例外として登録する方法が利用できないか、使用しているセキュリティソフトの公式サポートを確認するとよいでしょう。
通信エラーの場合はAS-3を確認する
SU-PQR1603への対処中に、今度はEpic Games Launcherがサーバーへ接続できない状態になる場合があります。
特に「AS-3」というエラーコードへ変わった場合は、今回とは確認する場所が異なります。
AS-3では、インターネット接続、DNS、ファイアウォールなどネットワーク周辺を確認します。
Epic GamesのAS-3で接続できない時の対処法はこちらから確認できます。
エラーコードが変化した場合は、最初に表示されていたSU-PQR1603だけを追い続けるのではなく、現在表示されているコードを基準に確認すると分かりやすいですね。
Epic Gamesサポートへ問い合わせる
すべて確認してもSU-PQR1603が続く場合は、Epic Gamesサポートへの問い合わせも検討できます。
問い合わせる前に次の情報を整理しておくと状況を伝えやすくなります。
- 表示されているエラーコード
- Self Update Failedと表示されているか
- 使用しているWindowsのバージョン
- Epic Games Launcherをインストールしている場所
- 管理者として実行した結果
- Windows Updateを実行したか
- Visual C++を再インストールしたか
- エラー画面のスクリーンショット
特に「SU-PQR1603」というコードをそのまま伝えると、ランチャーの前提条件や自己更新に関係する問題として状況を共有しやすくなります。
まとめ|SU-PQR1603は前提条件と権限から確認
Epic Games LauncherでSU-PQR1603が表示される場合は、ランチャーの自己更新や必要な前提条件プログラムを正常にインストールできていない可能性があります。
まずPCを再起動し、Epic Games Launcherを管理者として起動してみてください。
改善しない場合はWindows Update、Epic Games Launcher最新版、Microsoft Visual C++ Redistributableの順に確認すると原因を切り分けやすくなります。
それでもSelf Update Failedが続く場合は、インストールフォルダの読み取り・書き込み権限も確認します。
Epic公式が案内している`-SkipBuildPatchPrereq`は、それらを確認した後の選択肢として試せます。
▶本記事の振り返り
- SU-PQR1603はEpic Games Launcherの自己更新や前提条件に関係するエラー
- 最初にPC再起動と管理者としての実行を確認する
- Windows UpdateとEpic Games Launcherを最新状態にする
- Microsoft Visual C++ RedistributableをMicrosoft公式から再インストールする
- インストールフォルダの読み取り・書き込み権限を確認する
- 改善しない場合は-SkipBuildPatchPrereqを試す
- セキュリティソフトを確認した後は必ず元の状態へ戻す
- LS-0013やAS-3が表示される場合は別の原因を確認する
SU-PQR1603が表示されるとランチャーそのものが使えなくなるため、ゲームデータまで壊れているように感じるかもしれません。
しかし、ランチャーを更新するための権限や前提条件が原因になっているケースもあります。
管理者実行→Windows Update→ランチャー更新→Visual C++→フォルダ権限という順番で確認すると、設定を大きく変更せずに原因を探しやすいと思います。


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