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「GitHubでPull Requestをマージしようとしたら、処理がなかなか終わらない……」
「マージボタンを押しても完了せず、GitHub側で障害が起きているのか気になる……」
このような症状で困っていませんか?
2026年9月20日、GitHubではPull Request(PR)の処理速度が低下する障害が発生しました。
公式ステータスページによると、Gitのファイルサーバーに関する問題が発生し、一部のマージコミットの作成が遅くなっていたようです。
共同開発中にPRをマージできないと、その後の作業も進めにくくなりますよね。
特に、変更内容や必須チェックに問題が見当たらないのにマージが終わらない場合は、原因を判断しにくいと思います。
今回の障害については、2026年9月21日8時22分(日本時間)にGitHubが復旧済みと発表しています。
そのため、現在も特定のPRをマージできない場合は、9月20日の障害とは別の原因が関係している可能性もあります。
本記事では、GitHubでPull Requestをマージできない障害の概要や復旧までの経緯、現在もPRの処理が進まない場合の確認方法を紹介します。
公式ステータスページの確認方法も解説するので、参考にしてみてください。
▶本記事の概要
GitHubでPull Requestの処理が遅くなった障害とは?
まずは、2026年9月20日に発生したGitHubの障害について、公式の発表内容を確認していきましょう。
- 一部のマージコミット作成に遅延が発生
- 9月20日の障害発表から復旧までの経緯
- 今回の障害はすでに復旧済み
一部のマージコミット作成に遅延が発生
GitHubの公式ステータスページでは、2026年9月20日にPull Requestの処理速度が低下する問題が案内されました。
公式の説明によると、Gitのファイルサーバーに関する問題によって、一部のマージコミットの作成に短い遅延が発生していたとのことです。
マージコミットとは、開発中のブランチで行った変更を、マージ先のブランチへ統合する際に作成されるコミットです。
今回の障害では、その作成処理に遅れが発生していたため、PRのマージ完了まで通常より時間がかかる場合がありました。
ただし、すべてのPull Requestがマージできなくなったという発表ではありません。
また、GitHubは今回の障害について、ファイルサーバーの問題を切り分けて回復を確認したと案内しています。
詳細な原因分析については別途公開予定とされており、現時点で確認できる公式記録だけでは、それ以上の原因を断定できない状況です。
9月20日の障害発表から復旧までの経緯
今回の障害は、GitHubの公式ステータスページに時系列で記録されています。
発表時刻を日本時間へ換算すると、次のようになります。
- 9月21日7時13分:Pull Requestの処理速度低下について調査中と発表
- 9月21日7時27分:問題を緩和し、安定性を監視中と発表
- 9月21日7時32分:Gitのファイルサーバーに関する問題と、回復を確認したことを案内
- 9月21日8時22分:障害の解消を発表
公式が調査中と発表してから復旧済みと発表するまでの間隔は、約1時間9分です。
ただし、これは公式の発表時刻の間隔であり、すべての利用者に同じ時間だけ影響が出ていたという意味ではありません。
日本時間では9月21日の朝にあたるため、同じ時間帯にPRのマージが遅くなっていた場合は、今回の障害が影響していた可能性があります。
今回の障害はすでに復旧済み
GitHubは2026年9月20日23時22分(UTC)、日本時間では9月21日8時22分に、Pull Requestの処理速度低下が解消したと発表しました。
そのため、9月20日に発生した障害は、現在も継続している問題として案内されているわけではありません。
現在もPRのマージが完了しない場合は、新たな障害が発生していないか確認するとともに、そのPR自体の状態を調べてみてください。
なお、今回の障害記録は、GitHub公式ステータスページはこちらから確認できます。
GitHubの障害情報と復旧状況を確認する方法
GitHubでPRのマージが遅くなった場合は、まずサービス側で障害が発生していないか確認してみましょう。
- GitHub StatusでPull Requestsの稼働状況を確認する
- 過去の障害履歴から9月20日の報告を探す
- 複数のPRで同じ問題が起きているか確認する
GitHub StatusでPull Requestsの稼働状況を確認する
GitHubは、各サービスの稼働状況を公式ステータスページで公開しています。
Pull Requestの処理が進まない場合は、次の手順で確認してみてください。
- GitHub公式ステータスページを開く
- サービス一覧から「Pull Requests」を探す
- 現在の稼働状況を確認する
- 障害が掲載されている場合は詳細を開く
「Operational」と表示されている場合は、公式ステータス上では正常稼働の状態です。
一方、「Degraded Performance」などの表示がある場合は、処理速度の低下が案内されている可能性があります。
ただし、ステータスが正常であっても、個別のPRでマージできない問題が発生する場合はあります。
まずは、GitHub Statusはこちらから現在の情報を確認してみてください。
過去の障害履歴から9月20日の報告を探す
2026年9月20日の障害について確認したい場合は、GitHub Statusの過去の障害履歴を利用できます。
履歴では、障害の対象となったサービスや、調査開始から復旧までの公式発表を確認できます。
今回の記録を探す際は、「Incident with Pull Requests」という項目を確認してみてください。
なお、公式履歴には複数の障害が掲載されているため、日付と対象サービスを合わせて確認すると、別の障害と区別しやすくなります。
GitHub公式・過去の障害履歴はこちらから確認できます。
複数のPRで同じ問題が起きているか確認する
公式ステータスページに障害が掲載されていない場合は、問題が特定のPRだけで発生しているのか確認してみましょう。
例えば、同じリポジトリ内の別のPRでは正常にマージできる場合、問題が発生しているPRの設定や変更内容が関係している可能性があります。
一方、複数のリポジトリで同じ時間帯に処理が遅くなっている場合は、GitHub側の稼働状況も確認したいところですね。
ただし、複数のPRでマージが遅れているだけでは、GitHub全体の障害が発生していると確定できません。
公式の障害情報と個別のPRの表示内容を照らし合わせながら確認してみてください。
現在もPull Requestをマージできない場合の確認方法
9月20日の障害は復旧済みですが、現在もPRをマージできない場合は、リポジトリの設定や変更内容を確認する方法があります。
GitHubでは、マージ時の競合や必須チェック、レビュー承認、権限などが原因でマージを制限する場合があります。
- PRのマージ欄に表示されるメッセージを確認する
- マージ競合が発生していないか確認する
- 必須チェックとレビュー承認を確認する
- リポジトリの権限とブランチの設定を確認する
- 開発環境に関連する商品を紹介
PRのマージ欄に表示されるメッセージを確認する
まずは、マージできないPull Requestの画面を開いてみてください。
ページ下部のマージ欄には、現在のPRをマージできるかどうかや、必要な操作が表示される場合があります。
次の項目を確認してみましょう。
- GitHubで対象のリポジトリを開く
- 「Pull requests」から問題が発生しているPRを選択する
- ページ下部のマージ欄を確認する
- 競合や必須チェックなどの案内が表示されていないか確認する
- マージ完了済みの場合は、PRの状態やコミット履歴を確認する
マージボタンを押した後に画面の更新が遅くなった場合でも、実際にはマージが完了している可能性があります。
同じ操作を繰り返す前に、PRがすでにマージ済みになっていないか確認しておくと安心です。
GitHub公式のマージ手順については、Pull Requestのマージ方法はこちらから確認できます。
マージ競合が発生していないか確認する
GitHubでPRをマージできない原因の一つに、マージ競合があります。
マージ競合とは、統合するブランチ同士で同じ部分が変更されているなどの理由から、Gitが変更内容を自動的にまとめられない状態です。
例えば、同じファイルの同じ行を別々のブランチで編集している場合、競合が発生することがあります。
この場合は、競合している変更内容を確認し、どの内容を残すか決めてから解消する必要があります。
PR画面に「Resolve conflicts」が表示されている場合は、その案内から競合箇所を確認できます。
ただし、複雑な競合はWeb画面で解消できず、ローカルのGit環境で作業する必要がある場合もあります。
競合を解消すると変更内容が変わるため、共同開発の場合はほかの開発者と確認しながら進めると安心ですね。
GitHub公式・マージ競合の解消方法はこちらから確認できます。
必須チェックとレビュー承認を確認する
リポジトリの設定によっては、PRをマージする前に自動テストやレビュー承認が必要となる場合があります。
そのため、PRの変更内容に問題が見当たらなくても、必須チェックが完了していない場合はマージできないことがあります。
まずは、次の項目を確認してみてください。
- 「Checks」タブでテストが完了しているか
- 必須チェックが失敗していないか
- 必要なレビュー承認を受けているか
- 変更後にチェックの再実行が必要になっていないか
- PRがDraft状態のままになっていないか
特に、必須チェックが失敗している場合や、必要なレビュー承認が不足している場合は、GitHub側の障害がなくてもマージできません。
また、マージ先のブランチが更新され、PRのブランチを最新の状態へ更新する必要が生じる場合もあります。
どの条件が満たされていないのか、PRのマージ欄やチェック結果を確認してみましょう。
必須チェックに関する詳しい情報は、GitHub公式・必須ステータスチェックのトラブル対処法はこちらから確認できます。
リポジトリの権限とブランチの設定を確認する
PRをマージできない場合は、リポジトリの権限やブランチ保護の設定も確認してみてください。
GitHubでは、リポジトリの設定により、特定のユーザーだけがマージを実行できる場合があります。
また、保護されたブランチでは、必要なレビューや必須チェックを満たしていない場合、マージが制限されることもあります。
例えば、PRを作成できていても、マージを実行するために必要な権限を持っていない場合があります。
そのため、マージボタンが表示されない場合や権限に関するメッセージが出る場合は、リポジトリの管理者へ現在の設定を確認してみる方法が考えられます。
なお、権限やブランチ保護の設定を変更すると、ほかの開発者の作業にも影響する場合があります。
今回の障害を理由に設定を変更するのではなく、現在のPRで必要な条件を確認しながら対応してみてください。
開発環境に関連する商品を紹介
ここからは、GitやGitHubの学習に役立つ書籍と、普段のPC作業で利用できる周辺機器を紹介します。
ただし、書籍や周辺機器を購入しても、GitHub側で発生したサービス障害が修正されるわけではありません。
Arteck 2.4G ワイヤレスキーボード
まず紹介したいのが、私自身が愛用しているArteckのワイヤレスキーボードです。
これまでさまざまなキーボードを使ってきましたが、その中で最終的にたどり着いたのがこちらの製品になります。
特に気に入っているのは、キーの押し心地、扱いやすい本体の大きさ、裏面のステンレス素材による高級感です。
実際に使ってみると、文字を入力するときの感触が心地よく、普段のPC作業でも使いやすいと感じています。
日本語配列のフルサイズキーボードなので、コードの入力だけでなく、文章作成や数字入力にも便利ですね。
個人的には、裏面のステンレス素材にも高級感があり、手に取ったときの質感を気に入っています。
そして、押し心地やサイズ、見た目を踏まえたうえで、価格とのバランスが良いところも魅力だと感じます。
GitHubでの開発作業に限らず、普段から文字入力をする機会が多い方には、一度チェックしてもらいたい製品です。
なお、こちらは一般的なPC作業に利用できるキーボードであり、今回のGitHubの障害を解消するための商品ではありません。
なお、PRのマージが遅いのではなく、PCのキーボードそのものが反応しない場合は、キーボードが反応しない場合の確認方法はこちらの記事も参考にしてみてください。
いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第3版
GitやGitHubの基本操作を学びたい方には、インプレスの『いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第3版』も紹介したい一冊です。
Gitを使ったバージョン管理やGitHubでの共同開発など、基本的な操作を順番に学べる内容となっています。
Pull Requestの作成やマージの流れを整理したい方にも、参考になると思います。
ただし、今回の2026年9月20日のサービス障害を修正するための書籍ではありません。
GitHub CI/CD実践ガイド
Pull Requestの必須チェックや自動テストについて詳しく学びたい方には、技術評論社の『GitHub CI/CD実践ガイド』も選択肢の一つです。
GitHub Actionsを使ったテストの自動化や、開発作業を効率よく進めるための設計・運用を解説しています。
PRのマージ前に実行されるチェックの仕組みを知りたい方には、参考になる内容だと思います。
ただし、GitHub側で発生したサービス障害を解消する方法を紹介した書籍ではありません。
GitHub CI/CD実践ガイドの書籍情報はこちらから確認できます。
SanDisk Extreme Portable SSD 1TB
開発中のファイルや資料を別の場所にも保存したい方には、SanDiskの外付けSSDも紹介したい商品です。
Extreme Portable SSDは、USB接続でPCとデータをやり取りできる、持ち運びやすい外付けストレージとなります。
例えば、作業用の資料やローカル環境にあるファイルのバックアップ先として利用できますね。
ただし、外付けSSDを購入しても、GitHubのPRがマージできない問題を修正できるわけではありません。
また、GitHubへ保存しているコードと、PC内の未保存ファイルでは管理方法が異なります。
大切なファイルを外付けSSDへコピーする際は、元の保存先にもデータが残っているか確認しておくと安心です。
SanDisk Extreme Portable SSDの製品情報はこちらから確認できます。
なお、Windowsで外付けSSDへのバックアップが進まない場合は、GitHubの障害とは別の問題が関係している可能性があります。
その場合は、Windows 11でファイル履歴を保存できない場合の対処法はこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は、2026年9月20日に発生したGitHubのPull Request処理遅延について解説しました。
公式によると、Gitのファイルサーバーに関する問題で、一部のマージコミットの作成が遅くなっていたとのことです。
今回の障害は、日本時間9月21日8時22分に復旧済みと発表されています。
現在もPRをマージできない場合は、新たな障害が発生していないか確認するとともに、個別のPRの状態を調べてみてください。
▶本記事の振り返り
- 2026年9月20日にGitHubのPull Request処理速度が低下する障害が発生した
- Gitのファイルサーバーに関する問題で、一部のマージコミット作成が遅れていた
- 日本時間9月21日8時22分に復旧済みと発表された
- 現在の障害情報はGitHub公式ステータスページで確認できる
- 現在もマージできない場合は、競合・必須チェック・レビュー承認・権限を確認する方法がある
Pull Requestをマージできないと、共同開発の作業が止まってしまい困りますよね。
今回のようにGitHub側で障害が発生する場合もあるため、まずは公式ステータスページを確認してみてください。
障害が復旧済みで、特定のPRだけマージできない場合は、PR画面に表示されているメッセージを確認しながら、必要な条件を一つずつ整理していくと分かりやすいと思います。


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