
Windows11でファイル履歴を使おうとしたら、「ドライブを再接続してください」と表示されてしまう。
外付けHDDやSSDを接続しているのに、バックアップが始まらず困っていませんか?
「昨日までは普通に使えていたのに、急にバックアップできなくなった」「ドライブは認識されているのに、ファイル履歴だけが動かない」といった状況では、保存先の故障を疑ってしまいますね。
実は、2026年9月8日に配信されたWindows11の更新プログラム「KB5124008」をインストールした一部の環境で、ファイル履歴が正常に動作しなくなる不具合が確認されています。
Microsoftは9月19日に、この問題を既知の不具合として公式に発表しました。
正常なバックアップドライブを接続していても、再接続を求められたり、最終バックアップ日時が更新されなかったりする場合があります。
今回は、Windows11でファイル履歴がバックアップできない原因や確認方法、更新プログラムの影響、修正されるまでのデータ保存方法を解説します。
大切な写真や仕事の書類を失わないためにも、現在のバックアップ状況を確認していきましょう。
▶本記事の概要
- Windows11でファイル履歴がバックアップできない不具合とは?
- 「ドライブを再接続してください」と表示される場合の確認方法
- KB5124008の影響とWindows Updateの確認方法
- 不具合が修正されるまでのバックアップ方法
Windows11でファイル履歴がバックアップできない不具合とは?
- 2026年9月のWindows Updateで発生した問題
- バックアップドライブが正常でも再接続を求められる
- 最終バックアップ日時や以前のバージョンが表示されない
2026年9月のWindows Updateで発生した問題
Windows11には、写真や文書などのファイルを外付けHDD・SSDやネットワーク上の保存先へバックアップできる「ファイル履歴」という機能があります。
ファイル履歴を有効にすると、対象となるファイルの変更を定期的に保存し、必要に応じて以前の状態に戻せる仕組みです。
しかし、2026年9月8日に配信されたセキュリティ更新プログラム「KB5124008」をインストールした一部の環境で、ファイル履歴によるバックアップを新しく作成したり、更新したりできなくなる問題が確認されています。
Microsoftは2026年9月19日、この問題を公式の既知の不具合として追加しました。
対象となるのは、主にWindows11でファイル履歴を利用している環境です。
2026年9月20日時点では、Microsoftが今後のWindows更新プログラムで修正する方針を案内しています。
修正プログラムが提供されるまでは、ファイル履歴だけに頼らず、現在のデータがどこまで保存されているか確認しておくと安心ですね。
公式発表の詳細は、MicrosoftのKB5124008に関する公式情報はこちらから確認できます。
バックアップドライブが正常でも再接続を求められる
今回の不具合で特徴的なのが、外付けHDDやSSDを正常に接続していても、ファイル履歴がドライブを認識できなくなる場合がある点です。
例えば、エクスプローラーでは外付けSSDの中身を開けるのに、ファイル履歴を実行すると「ドライブを再接続してください」と表示されることがあります。
通常、このメッセージは保存先のドライブが接続されていない場合などに表示されるものです。
しかし、今回のWindows Updateに関連する不具合では、正常に動作しているドライブに対しても、誤って再接続を求められる可能性があります。
そのため、メッセージが表示されたからといって、必ずしも外付けHDDやSSDが故障しているとは限りません。
新しいストレージを購入する前に、Windows側の不具合なのか、実際の接続トラブルなのかを確認したいですね。
最終バックアップ日時や以前のバージョンが表示されない
今回の不具合では、ドライブの再接続を求められる以外にも、次のような症状が確認されています。
- ファイル履歴の最終バックアップ日時が更新されない
- 新しいファイルや変更したファイルがバックアップされない
- 以前のバージョンがありませんと表示される
- ファイル履歴を実行してもバックアップが正常に開始されない
特に注意したいのが、ファイル履歴の設定画面では機能が有効になっていても、実際には新しいバックアップが作成されていない可能性です。
「ファイル履歴がオンになっているから大丈夫」と考えている場合も、一度バックアップの最終日時を確認してみてください。
なお、「以前のバージョンがありません」と表示された場合でも、それだけで過去のバックアップデータがすべて削除されたとは判断できません。
保存先のドライブに残っているデータと、ファイル履歴の表示を分けて確認することが大切になります。
「ドライブを再接続してください」と表示される場合の確認方法
- ファイル履歴の最終バックアップ日時を確認する
- 外付けHDD・SSDが正常に認識されているか確認する
- 通常の接続トラブルとWindows Updateの不具合を見分ける
ファイル履歴の最終バックアップ日時を確認する
まずは、Windows11でファイル履歴が正常に動作しているか確認します。
- Windowsのスタートメニューを開く
- 検索欄に「コントロールパネル」と入力する
- コントロールパネルを開く
- 「システムとセキュリティ」を選択する
- 「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」を開く
- ファイル履歴の状態と最終バックアップ日時を確認する
最終バックアップ日時が表示されている場合は、最後に正常なバックアップが行われた時期を確認できます。
普段は定期的に保存されていたのに、2026年9月のWindows Update以降で日時が変わっていない場合は、今回の不具合と関連している可能性があります。
また、バックアップを手動で実行したい場合は、ファイル履歴の画面にある「今すぐ実行」を選択します。
正常に実行されれば、新しいバックアップの作成が進む状態です。
反対に、何度実行しても「ドライブを再接続してください」と表示される場合は、次のドライブ確認へ進みましょう。
最終バックアップ日時が更新されない場合、実際に新しいデータが保存されているかも確認してください。
日時の表示だけで判断せず、保存先の中身と合わせて確認すると、現在のバックアップ状況を把握しやすくなります。
外付けHDD・SSDが正常に認識されているか確認する
次に、バックアップ先として使用している外付けHDDやSSDが、Windows11から正常に認識されているか確認します。
エクスプローラーでドライブを確認する
- 外付けHDDまたはSSDをパソコンへ接続する
- WindowsキーとEキーを押してエクスプローラーを開く
- 左側の「PC」を選択する
- 接続した外付けドライブが表示されているか確認する
- ドライブを開き、保存されているファイルを確認する
外付けドライブが表示され、保存されているファイルを正常に開ける場合は、少なくともWindowsからドライブへアクセスできている状態です。
この状態でもファイル履歴だけが動かない場合は、Windows側の不具合が関係している可能性があります。
ただし、ドライブの中身を開けることと、バックアップを正常に保存できることは別になります。
必要に応じて、空き容量も確認しておきたいですね。
ドライブ自体が表示されない場合
エクスプローラーに外付けHDDやSSDが表示されない場合は、接続状態にも目を向けます。
- USBケーブルが正しく接続されているか確認する
- 別のUSBポートへ接続してみる
- 外付けドライブの電源が入っているか確認する
- 別のパソコンでも認識されるか確認する
- ストレージの空き容量を確認する
USBケーブルの接触不良や電力不足などによって、外付けドライブが正常に認識されない場合もあります。
別のUSBポートへ接続すると認識される場合は、接続部分に原因があるのかもしれません。
なお、ドライブが認識されない場合でも、保存済みのバックアップデータが残っている可能性があるため、安易なフォーマットや初期化には注意が必要です。
ドライブの初期化は保存データに影響する操作なので、今回の不具合を解決するための最初の方法としては紹介していません。
通常の接続トラブルとWindows Updateの不具合を見分ける
ドライブの状態を確認したら、次は不具合が発生したタイミングを整理します。
特に確認したいのが、Windows Updateの実行前と実行後で、ファイル履歴の動作が変わっているかという点です。
- 更新プログラムをインストールする前は正常にバックアップできていた
- 2026年9月のWindows Update以降にエラーが発生した
- 外付けHDD・SSDの中身は正常に開ける
- ファイル履歴だけがドライブの再接続を求めてくる
これらの状況が重なっている場合は、KB5124008に関連する不具合と症状が一致しています。
反対に、外付けドライブ自体が表示されない場合や、別のパソコンでも接続できない場合は、通常の接続トラブルも考えられます。
原因がはっきりしない状態でバックアップデータを削除すると、復元できるファイルまで失うおそれがあります。
まずは現在の保存状況を確認し、既存のバックアップデータを残した状態で原因を調べていきたいですね。
通常のドライブ再接続に関する案内は、Microsoft公式のファイル履歴ドライブ再接続ガイドはこちらから確認できます。
KB5124008の影響とWindows Updateの確認方法
- KB5124008がインストールされているか確認する
- Microsoftの修正情報を確認する
- 更新プログラムを削除する場合の注意点
KB5124008がインストールされているか確認する
今回のファイル履歴の不具合は、2026年9月8日に配信されたWindows11のセキュリティ更新プログラム「KB5124008」と関連しています。
自分のパソコンに該当する更新プログラムがインストールされているか、Windows Updateの履歴から確認できます。
- Windowsのスタートメニューを開く
- 「設定」を選択する
- 左側の「Windows Update」を開く
- 「更新の履歴」を選択する
- 品質更新プログラムなどの一覧からKB5124008を探す
一覧にKB5124008が表示されている場合は、該当する更新プログラムがインストールされています。
更新後からファイル履歴が動かなくなったのであれば、今回の不具合と関係している可能性がありますね。
ただし、KB5124008がインストールされているすべてのパソコンで、ファイル履歴の不具合が発生するわけではありません。
問題が起きていない場合は、現在のバックアップが正常に行われているか確認しながら利用できます。
Microsoftの修正情報を確認する
2026年9月20日時点では、Microsoftがファイル履歴の不具合を修正するための対応を進めています。
ただし、現時点で公式に案内されているのは、今後のWindows更新プログラムで問題を解決する方針です。
具体的な修正プログラムの配信日については、まだ案内されていません。
そのため、今回の不具合が発生している場合は、Microsoftの公式情報を確認しながら修正プログラムの配信状況を把握する形になります。
確認する際は、Windows Updateの画面に表示される更新内容だけではなく、Microsoftが公開する既知の不具合と修正状況も参考になります。
ファイル履歴の修正が正式に発表された場合は、対象となる更新プログラムを確認したうえで、適用後にバックアップが正常に実行できるか確認したいですね。
更新プログラムを削除する場合の注意点
Windows Updateの後から不具合が発生した場合、更新プログラムのアンインストールを考える方もいると思います。
実際に、Microsoftのコミュニティでは、KB5124008の削除後にファイル履歴が再び動作したという報告もあります。
ただし、KB5124008はセキュリティ更新プログラムです。
アンインストールすると、更新プログラムに含まれていたセキュリティ上の修正も取り除かれる可能性があります。
また、更新プログラムの状態によっては、アンインストールできない場合もあります。
今回の記事では、セキュリティ更新プログラムの削除を最初の対処方法としては紹介していません。
修正までの間は、ファイル履歴とは別の方法で重要なデータを保存することも選択肢になります。
更新プログラムの削除を検討する場合は、セキュリティへの影響やMicrosoftの案内を確認したうえで判断するとよいでしょう。
不具合が修正されるまでのバックアップ方法
- 重要なファイルを別の外付けHDD・SSDへ保存する
- バックアップデータが正常に保存されたか確認する
- バックアップに役立つ周辺機器を紹介
重要なファイルを別の外付けHDD・SSDへ保存する
ファイル履歴が正常に動作しない間は、重要なファイルを手動でバックアップする方法があります。
仕事の書類や写真、動画など、失うと困るデータから優先して別の保存先へコピーするとよいでしょう。
特に、ファイル履歴の最終バックアップ日時が更新されていない場合は、最近変更したデータが保存されていない可能性があります。
手動でバックアップする際は、次の手順で進められます。
- 空き容量のある外付けHDDまたはSSDを接続する
- エクスプローラーから保存したいファイルを開く
- 写真や書類など、重要なデータを選択する
- 右クリックして「コピー」を選択する
- 外付けドライブに保存用のフォルダーを作成する
- 作成したフォルダー内にファイルを貼り付ける
この方法では、Windowsのファイル履歴を使用せず、通常のファイルコピーによってデータを保存できます。
現在のファイル履歴が正常に動作していない場合でも、外付けドライブへの通常の書き込みが可能であれば、手動でデータを保存できる場合があります。
ただし、今回の不具合によって過去のバックアップが利用できなくなる可能性もあるため、既存のファイル履歴の保存先を初期化したり、バックアップデータを上書きしたりしないよう注意してください。
新しく別の保存先を用意できる場合は、既存のバックアップを残したまま、現在のファイルをコピーする方法が考えられます。
バックアップデータが正常に保存されたか確認する
外付けHDDやSSDへファイルをコピーした後は、正常に保存できているかも確認します。
- コピーしたファイルが保存先に表示されているか
- 写真や文書などのファイルを正常に開けるか
- 保存したファイルの数や容量に問題がないか
- 最近編集したファイルが保存先にも存在するか
コピーが完了したように見えても、途中でエラーが発生していた場合は、一部のファイルが保存されていない可能性があります。
特に、仕事で利用する書類や大切な写真などは、保存先から実際に開いて確認すると安心ですね。
また、外付けドライブ以外にクラウドストレージを活用する方法もあります。
ただし、クラウドストレージも同期が途中で止まっている場合は、最新のファイルが保存されていない可能性があります。
Googleドライブの同期が正常に動作しない場合については、Googleドライブが同期しない・止まる原因とパソコン版の対処法はこちらから確認できます。
クラウドを利用する場合も、保存したファイルが実際にアップロードされているか確認しておきたいですね。
バックアップに役立つ周辺機器を紹介
ファイル履歴の不具合が発生している間は、別の外付けSSDやHDDへ重要なデータを保存する方法があります。
ここでは、バックアップ用の保存先として利用できる周辺機器と、普段のPC作業で私が愛用しているキーボードを紹介します。
バッファロー 外付けSSD 500GB
写真や仕事の書類など、重要なファイルを手動でバックアップする場合は、外付けSSDがあると便利です。
バッファローの「SSD-PUT500U3-B/N」は、容量500GBのスティック型外付けSSDになります。
USB Type-A端子へ直接接続できるため、ケーブルを別に用意する必要がありません。
コンパクトで持ち運びやすく、普段使っているPCとは別の場所へデータを保存したい場合にも活用できます。
ただし、外付けSSDを新しく購入しても、Windows11のファイル履歴そのものの不具合が解消するわけではありません。
今回のような状況では、ファイル履歴を使わずに重要なファイルを手動でコピーするための保存先として利用できます。
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アイ・オー・データ 外付けHDD 1TB
保存したい写真や動画が多い場合は、容量に余裕のある外付けHDDも選択肢になります。
アイ・オー・データの「HDPH-UTV1K」は、容量1TBのポータブルHDDです。
USBケーブルでパソコンへ接続でき、写真や動画、仕事で使用するデータなどの保存に利用できます。
SSDと比べるとデータの転送速度や衝撃への耐性などに違いがありますが、保存するデータ量や利用環境に合わせて選べると思います。
なお、ファイル履歴のバックアップ先として利用する場合は、Windows側の不具合が修正されてから正常に動作するか確認してください。
それまでは、通常のファイルコピーによる保存先として利用する方法があります。
アイ・オー・データ 外付けHDD 1TBの製品情報はこちらから
私が愛用しているArteckのワイヤレスキーボード
バックアップ作業に加えて、普段からパソコンで文章を書いたり、ファイルを整理したりする方には、使いやすいキーボードがあると作業も快適になりますね。
ここで紹介したいのが、私自身が愛用しているArteckの2.4Gワイヤレスキーボードです。
これまでさまざまなキーボードを使ってきましたが、最終的にたどり着いたのが、このArteckのキーボードになります。
特に気に入っているのが、キーの押し心地と本体の大きさ、そして裏面に使われているステンレスの質感です。
キーの押し心地が自分に合っていて、長い文章を入力する際にも使いやすいと感じています。
また、本体はフルサイズの日本語配列なので、普段使っているキーボードと同じ感覚で操作しやすいところも魅力ですね。
裏面にはステンレスが使用されており、手に取った際の質感にも高級感があります。
見た目だけではなく、押し心地や大きさ、質感を含めた使い勝手の良さが気に入っています。
さらに、これらの特徴を踏まえたうえでのコストパフォーマンスの良さも、このキーボードを選んだ理由の一つです。
高価なキーボードを購入しなくても、自分に合った使いやすい製品を選べると感じました。
もちろん、キーの押し心地や好みには個人差がありますが、私がこれまで使ってきたキーボードの中では、特に気に入っている一台になります。
普段からパソコンで文章作成やデータ整理などを行う方は、よければチェックしてみてください。
まとめ|Windows11のファイル履歴が保存できない場合の確認ポイント
Windows11で「ドライブを再接続してください」と表示され、ファイル履歴がバックアップできない場合は、2026年9月のWindows Updateに関連する不具合が原因となっている可能性があります。
MicrosoftはKB5124008に関連する既知の不具合として、この問題を公式に発表しています。
外付けHDDやSSDが正常に接続されていても、ファイル履歴だけが動作しない場合があるため、保存先の故障とは限りません。
まずはファイル履歴の最終バックアップ日時と、ドライブが正常に認識されているか確認したいですね。
▶本記事の振り返り
- KB5124008のインストール後、一部の環境でファイル履歴の不具合が発生している
- 正常なドライブでも再接続を求められる場合がある
- 最終バックアップ日時と実際の保存データを確認する
- エクスプローラーで外付けHDD・SSDの認識状態を確認する
- Windows Updateの履歴からKB5124008のインストール状況を確認する
- 修正されるまでは重要なデータを別の保存先へ手動でコピーする方法もある
今回の不具合で特に気をつけたいのが、ファイル履歴を有効にしていても、新しいバックアップが正常に作成されていない可能性がある点です。
仕事の書類や大切な写真などは、外付けHDDやSSDへ手動でコピーするなど、別の方法でもデータを残しておくと安心できます。
修正プログラムが提供された際は、Microsoftの公式情報を確認し、更新後にファイル履歴が正常に動作するか確かめてみてください。


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