
「A4だけのPDFなら印刷できるのに、A3とA4が混在したPDFになるとエラーが出る」
「プリンターにはA3とA4の両方をセットしているのに、Acrobatから印刷できない」
このような症状で困っていませんか?
Adobeは、Windows版Acrobatの特定バージョンで、A3とA4が混在するPDFを印刷するとエラーが発生する問題を案内しています。
対象として掲載されているのはAcrobat 26.001.21771です。
この問題はAdobe側で修正されており、現在は最新ビルドの導入が案内されています。
すぐに更新できない場合には、印刷画面にある「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」のチェックを外す回避策もあります。
そのため、A3・A4混在PDFだけ印刷できない場合は、プリンターの故障と決めつける前にAcrobatのバージョンと印刷設定を確認すると原因を整理しやすいですね。
この記事では、AcrobatでA3・A4混在PDFを印刷できない場合について、対象バージョンの確認から修正版への更新、給紙設定を変更する方法まで解説します。
▶本記事の概要
- AcrobatでA3・A4混在PDFを印刷できない不具合とは
- Acrobatのバージョンを確認して修正版へ更新する
- 給紙設定を解除してA3・A4混在PDFを印刷する
- まとめ|AcrobatでA3・A4混在PDFを印刷できない場合
AcrobatでA3・A4混在PDFを印刷できない不具合とは
- Windows版Acrobat 26.001.21771で確認されている
- A3とA4が混在するPDFの印刷時にエラーが発生する
- プリンター故障とは限らない
Windows版Acrobat 26.001.21771で確認されている
Adobe公式では、Windows版Acrobat 26.001.21771を使用している場合に、A3とA4のページが混在するPDFを印刷するとエラーが発生することがあると案内しています。
例えば、次のようなPDFですね。
- 1~3ページ目がA4
- 4ページ目だけA3
- 5ページ目以降が再びA4
A4だけのPDFやA3だけのPDFでは印刷できるのに、用紙サイズが途中で変わるPDFだけエラーになる場合は、今回の問題と条件が近くなります。
特定のPDFだけ印刷できないからといって、ファイル破損やプリンター故障とは限りません。
A3・A4の混在が今回の重要な条件
今回Adobeが案内しているのは、一般的な「PDFを印刷できない」という問題ではありません。
A3とA4という異なるページサイズが1つのPDF内に混在している場合に発生する問題です。
そのため、まず問題のPDFを開き、ページによって用紙サイズが変わっていないか確認してみてください。
A3・A4混在PDFだけエラーになる一方、ほかのPDFは正常に印刷できる場合は、プリンタードライバーの再インストールやプリンター買い替えへ進む前にAcrobat側を確認したほうが分かりやすいと思います。
Acrobat自体が落ちる場合は別の問題
今回の不具合は、A3・A4混在PDFを印刷するときにエラーになる問題です。
PDFを開いただけでAcrobatが終了したり、印刷画面まで進めなかったりする場合は症状が異なります。
AcrobatでPDFを開くとアプリ自体が落ちる場合は、Adobe AcrobatでPDFを開くと落ちる原因とプラグインの対処法でも別の既知問題を解説しています。
「印刷時だけエラーになる」のか「Acrobatそのものがクラッシュする」のかを分けると原因を探しやすいですね。
Acrobatのバージョンを確認して修正版へ更新する
- Acrobatのバージョンを確認する
- 32bit・64bitも確認する
- 修正版のビルドを導入する
Acrobatのバージョンを確認する
A3・A4混在PDFを印刷できない場合は、現在利用しているAcrobatのバージョンを確認します。
Adobe公式では次の操作が案内されています。
- AcrobatまたはAcrobat Readerを起動する
- 「メニュー」を開く
- 「ヘルプ」を選択する
- 「Acrobatについて」を開く
- 表示されたバージョン番号を確認する
26.001.21771と表示されており、A3・A4混在PDFだけ印刷時にエラーが出る場合は、今回の既知問題と条件が一致します。
すでに新しいビルドを利用している場合は、今回の26.001.21771固有の問題だけが原因とは限りません。
32bit・64bitも確認する
Adobe公式ページでは、Acrobat ProとAcrobat Readerについて、32bit版と64bit版それぞれに対応した修正版が案内されています。
「Acrobatについて」を開いた際、バージョン番号の横に「64-bit」と表示されていれば64bit版です。
64-bitの表示がない場合は、Adobe公式では32bitビルドとして案内されています。
修正版を手動で導入する場合は、自分が利用しているAcrobat Pro/Readerと32bit/64bitの組み合わせを確認すると安心ですね。
修正版のビルドを導入する
Adobeは、Acrobat 26.001.21771で発生するA3・A4混在PDFの印刷問題について、最新ビルドで修正済みと案内しています。
そのため、該当バージョンを使用している場合は、利用可能なAcrobatの更新を確認してみてください。
仕事で利用しているPCでは、会社側でAcrobatのバージョンが固定されている場合もあります。
その場合は勝手に更新せず、PCの管理者へ現在のバージョンと「A3・A4混在PDFだけ印刷できない」という症状を伝えると状況を説明しやすいと思います。
更新できる環境では、給紙設定を変更し続けるより修正版の導入を確認する方法が基本になります。
給紙設定を解除してA3・A4混在PDFを印刷する
- 「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」を解除する
- 変更後は用紙サイズと印刷結果を確認する
- 印刷に使うA3・A4用紙も確認する
- PDF関連の作業データはバックアップしておく
「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」を解除する
Acrobatをすぐに更新できない場合は、Adobe公式が回避策も案内しています。
操作は比較的シンプルです。
- A3・A4が混在するPDFをAcrobatで開く
- 「印刷」を選択する
- 印刷ダイアログを開く
- 「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」のチェックを外す
- 用紙設定を確認する
- 「印刷」を選択する
今回の問題では、この給紙設定が混在サイズPDFの印刷と干渉することがあります。
Adobe公式でも、この項目のチェックを外す方法が回避策として掲載されています。
設定を変更したあと、同じPDFでもエラーが発生するか確認してみてください。
変更後は用紙サイズと印刷結果を確認する
「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」を解除すると、PDFのページサイズに合わせた自動給紙が利用されなくなる場合があります。
そのため、エラーが消えたことだけでなく、実際の印刷結果も確認したいですね。
- A3ページが想定したサイズで印刷されているか
- A4ページが拡大・縮小されていないか
- プリンター側で選択されている用紙サイズ
- A3・A4をセットしている給紙トレイ
- 印刷プレビューの表示
特に業務資料や図面など、原寸サイズが重要なPDFでは、最初に数ページだけ印刷して結果を確認すると安心だと思います。
この回避策は、Acrobat 26.001.21771の問題をアプリ内部から修正する方法ではありません。
修正版を導入できるようになったら、Acrobatを更新したうえで通常の印刷設定へ戻して確認すると分かりやすいですね。
印刷に使うA3・A4用紙も確認する
A3・A4混在PDFを印刷する場合は、プリンターへ必要な用紙をセットしているかも確認します。
例えば、A3ページが含まれているのにA3用紙がセットされていない場合は、今回のAcrobat不具合とは別にプリンター側で用紙確認が必要になることがあります。
普段から仕事や資料印刷で利用する場合は、A3とA4をそれぞれ用意しておくと使いやすいですね。
コピー用紙であれば、A3・A4ともに500枚単位の商品が多く、レーザープリンターやインクジェットプリンターに対応した共用紙もあります。
ただし、用紙を購入することでAcrobat 26.001.21771の不具合そのものが直るわけではありません。
今回の問題では修正版への更新、または給紙設定の変更が重要です。
PDF・Acrobatの操作を確認したい場合
仕事でPDFを頻繁に扱う場合は、Acrobatの操作やPDFの作成・編集・印刷をまとめた解説書も利用できます。
「今すぐ使えるかんたん PDF&Acrobat 完全ガイドブック」のような書籍であれば、Acrobatの基本操作を確認したい場合の参考になります。
ただし、今回のA3・A4混在PDFの印刷エラーはAdobeが確認している特定バージョンの不具合なので、書籍の設定方法だけで解決しようとするのではなく、まずAcrobatのバージョンを確認してください。
PDF関連のデータを保存するなら外付けSSDも選択肢
業務で大量のPDFや元データを保存している場合は、プロジェクトデータのバックアップ先として外付けSSDを利用する方法もあります。
SanDiskのポータブルSSD 1TBは、読み取り速度最大800MB/秒、USB 3.2 Gen 2対応の外付けSSDです。
PDFだけであれば容量を大きく消費するケースは少ないものの、画像や動画、制作データと一緒に保存する環境では使いやすいと思います。
なお、SSDはAcrobatのA3・A4混在PDF印刷エラーを修正する商品ではありません。大切な作業データのバックアップ用途として紹介しています。
また、PDF作業や文章入力など、普段のPC操作で私自身が使い続けているのがArteckの2.4Gワイヤレスキーボードです。
私はこれまでさまざまなキーボードを使ってきましたが、その中でも押したときの感触、大きさ、裏面のステンレスによる質感のバランスが気に入っています。
フルサイズなので数字入力を含む事務作業でも扱いやすく、裏側にはステンレスが使われているため、価格を考えると高級感もありますね。
押し心地やサイズ、見た目まで含めたうえで、個人的にはコストパフォーマンスが非常に良いキーボードだと感じています。
Acrobatの印刷エラーを修正する商品ではありませんが、PDF作成や資料整理を含めてPC作業を長時間行う方には使いやすい一台です。
まとめ|AcrobatでA3・A4混在PDFを印刷できない場合
Windows版Acrobat 26.001.21771では、A3とA4のページが混在するPDFを印刷するとエラーが発生する問題がAdobe公式から案内されています。
まずAcrobatのバージョンを確認し、26.001.21771を使用している場合は利用可能な修正版への更新を確認してみてください。
すぐに更新できない場合は、印刷画面にある「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」のチェックを外す方法がAdobe公式の回避策として掲載されています。
設定を変更したあとは、A3とA4が正しいサイズで印刷されているか、給紙トレイや印刷プレビューも確認すると安心ですね。
A3・A4混在PDFだけ印刷できない場合は、プリンターを買い替える前にAcrobatのバージョンと給紙設定を確認することが大切です。
▶本記事の振り返り
- Windows版Acrobat 26.001.21771ではA3・A4混在PDFの印刷エラーが確認されている
- Adobeは最新ビルドでこの問題を修正している
- バージョンは「メニュー」→「ヘルプ」→「Acrobatについて」から確認できる
- 回避策として「PDFのページサイズに応じて給紙方法を選択」を解除する方法がある
- 設定変更後は実際のA3・A4の用紙サイズと印刷結果も確認する


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