
FirefoxでWebサイトを開こうとしたとき、「安全な接続ができませんでした」と表示され、PR_END_OF_FILE_ERRORというエラーコードが出て困っていませんか?
「ChromeやEdgeでは開けるのにFirefoxだけ接続できない」「昨日まで普通に見られていたサイトが突然開かなくなった」と悩んでいる方もいると思います。
PR_END_OF_FILE_ERRORは、FirefoxがWebサイトとの安全なHTTPS接続を正常に確立できなかった場合に表示されることがあるエラーです。
Mozilla公式では、VPNやDNS over HTTPS、セキュリティソフト、プロキシ、ネットワーク側のセキュリティ機能などが暗号化された通信へ干渉する可能性を案内しています。
エラーが出たからといって、Webサイト側だけに問題があるとは限りません。
他のブラウザで開けるか確認しながら、Firefox側とPC・ネットワーク側を切り分けると原因を見つけやすくなります。
この記事では、FirefoxでPR_END_OF_FILE_ERRORが表示された場合の原因と対処方法を順番に解説します。
▶本記事の概要
- FirefoxでPR_END_OF_FILE_ERRORが出る原因
- 他ブラウザとFirefoxで接続状況を確認する方法
- VPN・プロキシ・DNS over HTTPSを確認する方法
- セキュリティソフトや拡張機能を確認する方法
FirefoxでPR_END_OF_FILE_ERRORが出る原因
FirefoxでPR_END_OF_FILE_ERRORが表示された場合、HTTPSによる安全な接続の途中で通信が正常に成立していない可能性があります。
Mozilla公式では、PR_END_OF_FILE_ERRORを含む「Secure Connection Failed」の原因として、暗号化通信へ別のソフトウェアや機器が干渉するケースを挙げています。
主な確認項目は次のとおりです。
- VPNを利用している
- FirefoxのDNS over HTTPSが通信環境と合っていない
- セキュリティソフトがHTTPS通信を検査している
- Firefoxにプロキシが設定されている
- 会社や学校などのネットワークセキュリティが通信へ介入している
- Webサイト側のTLS設定に問題がある
特定サイトだけ開けない場合
最初に確認したいのが、PR_END_OF_FILE_ERRORが一つのサイトだけで発生しているのか、複数のサイトで発生しているのかという点です。
一つのサイトだけ開けない場合は、そのWebサイト側のTLS設定や、一部のネットワーク経路との組み合わせが関係している可能性があります。
一方で、多数のHTTPSサイトがFirefoxだけで開けない場合は、Firefoxの接続設定、VPN、セキュリティソフトなども確認したいですね。
エラー画面から安全性の警告を無理に回避するのではなく、何が通信を止めているのか確認することが大切です。
Mozilla公式の「安全な接続ができませんでした」に関する説明はこちらから確認できます。
インターネット自体が使えない場合は別の原因も確認する
FirefoxだけではなくChromeやEdge、ほかのアプリでもインターネットへ接続できない場合は、PR_END_OF_FILE_ERRORだけの問題ではないかもしれません。
Wi-Fiやルーター、回線自体のトラブルも考えられます。
Wi-Fiには接続できているのにインターネットが利用できない場合は、Wi-Fiは繋がるのにインターネットが使えない原因と解決法はこちらでも詳しく紹介しています。
他ブラウザとFirefoxで接続状況を確認する方法
PR_END_OF_FILE_ERRORが出たら、いきなりFirefoxの設定を大きく変更するより、どこで問題が起きているか切り分けてみましょう。
ChromeやMicrosoft Edgeなど別のブラウザで同じWebサイトを開くと、Firefox固有の問題か判断しやすくなります。
- 別のブラウザで同じサイトを開く
- Firefoxを最新の状態にする
- Firefoxのトラブルシューティングモードを試す
別のブラウザで同じサイトを開く
まず、Firefoxで開けなかったWebサイトをChromeやMicrosoft Edgeで開いてみます。
ChromeやEdgeでも接続できない場合は、サイト側やネットワーク側で問題が発生している可能性があります。
反対に、ほかのブラウザでは正常に表示され、FirefoxだけPR_END_OF_FILE_ERRORになる場合は、Firefox独自の接続設定や拡張機能などを確認しやすくなりますね。
スマートフォンを所有している場合は、同じWi-Fiとモバイル通信の両方からサイトを開いて比較する方法もあります。
同じPCだけで接続できない場合は、PC側のネットワーク設定が関係しているかもしれません。
スマホではWi-Fiを使えるのにPCだけネットへ接続できない場合の確認方法はこちらでも紹介しています。
Firefoxを最新の状態にする
Firefoxが古いバージョンの場合は、更新が利用できないか確認してみましょう。
- Firefox右上のメニューボタンを開く
- 「ヘルプ」を選択する
- 「Firefoxについて」を開く
- 更新がある場合はダウンロードを待つ
- Firefoxを再起動する
更新後に対象サイトを開き、PR_END_OF_FILE_ERRORが再び表示されるか確認します。
トラブルシューティングモードで確認する
Firefoxには、拡張機能や一部のカスタマイズを一時的に無効にして動作を確認できる「トラブルシューティングモード」があります。
- Firefox右上のメニューを開く
- 「ヘルプ」を選択する
- 「トラブルシューティングモード」を選択する
- Firefoxを再起動する
- 対象のWebサイトを開く
この状態でサイトを開ける場合は、拡張機能などが通信へ影響している可能性があります。
「Firefoxをリフレッシュ」は設定を初期状態へ戻す別の機能なので、原因確認の段階では「トラブルシューティングモード」と間違えないようにしてください。
詳しい操作方法はMozilla公式のトラブルシューティングモードはこちらから確認できます。
VPN・プロキシ・DNS over HTTPSを確認する方法
FirefoxだけでPR_END_OF_FILE_ERRORが出る場合は、通信経路を変更する設定も確認してみましょう。
Mozillaでは、VPN、プロキシ、DNS over HTTPSなどが安全な接続のエラーに関係する可能性を案内しています。
- VPNを一時的に切って確認する
- Firefoxのプロキシ設定を確認する
- DNS over HTTPSの設定を確認する
VPNを一時的に切って確認する
VPNを使用している場合は、一度接続を解除して対象サイトを開いてみます。
VPNを解除したときだけ正常に接続できるのであれば、VPNのサーバーや設定とFirefoxの暗号化通信との組み合わせが関係している可能性があります。
原因を確認したら、利用しているVPNを最新版へ更新したり、別のサーバーへ切り替えたりすると改善する場合があります。
公共Wi-FiなどでVPNを安全対策として利用している場合は、確認後に保護状態へ戻すことも忘れないようにしたいですね。
Firefoxのプロキシ設定を確認する
FirefoxはOSとは別にプロキシ設定を持つことができます。
意図しないプロキシが設定されている場合、HTTPS通信へ影響する可能性があります。
- Firefoxの「設定」を開く
- ネットワークまたはプロキシに関する設定を開く
- 現在選択されている接続方法を確認する
- 手動プロキシが設定されている場合は内容を確認する
会社や学校のPCでは、管理者がプロキシを設定している場合があります。
その場合は勝手に設定を削除せず、ネットワーク管理者へ確認すると安心です。
Firefoxの現在のプロキシ設定についてはMozilla公式はこちらから確認できます。
DNS over HTTPSの設定を確認する
Firefoxには、DNS問い合わせを暗号化するDNS over HTTPS、通称DoHという機能があります。
プライバシーを高めるための機能ですが、ネットワークやVPNなどとの組み合わせによって接続状態を確認したい場面があります。
Firefoxでは「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、DNS over HTTPSの保護レベルを確認できます。
現在はデフォルト保護、強化保護、最大保護、オフなどの設定が用意されています。
PR_END_OF_FILE_ERRORの切り分けでは、一時的に設定を変更したときに対象サイトへ接続できるか確認できます。
改善した場合は、使用しているVPNやDNSサービス、ネットワーク側の設定との組み合わせを確認すると原因を絞り込みやすいと思います。
DNS over HTTPSの設定方法はMozilla公式はこちらから確認できます。
ルーターを再起動しても一部のサイトだけ開かない場合は、ルーター再起動後もWi-Fiが繋がらない場合の確認方法も参考になると思います。
セキュリティソフトや拡張機能を確認する方法
VPNやプロキシに問題が見つからない場合は、セキュリティソフトやFirefoxの拡張機能も確認します。
セキュリティ製品の中には、HTTPS通信を検査する機能を搭載しているものがあります。
- セキュリティソフトを最新版にする
- HTTPS・暗号化通信の検査設定を確認する
- Firefoxの拡張機能を切り分ける
- ネットワーク関連を学べる書籍や周辺機器を確認する
セキュリティソフトを最新版にする
Mozilla公式では、セキュリティソフトをインストールまたは更新したあとに安全な接続のエラーが始まった場合、最初に製品を最新版へ更新する方法を案内しています。
古いバージョンがFirefoxの現在の通信方式へ正常に対応していない可能性も考えられます。
製品の更新後はFirefoxを再起動し、対象サイトへ接続できるか確認してみましょう。
HTTPS・暗号化通信の検査設定を確認する
一部のセキュリティソフトには、HTTPSや暗号化された通信を検査する機能があります。
この処理がFirefoxとの安全な通信へ干渉すると、PR_END_OF_FILE_ERRORにつながる可能性があります。
Mozillaでは、問題が続く場合にセキュリティ製品のHTTPS・暗号化通信検査に関する設定を確認するよう案内しています。
セキュリティソフト全体を長時間無効にしたまま利用するのではなく、製品メーカーの公式サポートを確認しながら設定を見直すと安心です。
会社や学校の端末では、ネットワークセキュリティ機器によって通信が管理されている場合もあります。
Firefoxの拡張機能を切り分ける
トラブルシューティングモードでは正常に接続できた場合、拡張機能を一つずつ有効に戻して確認します。
- Firefoxの「拡張機能とテーマ」を開く
- インストール済みの拡張機能を確認する
- 拡張機能を一つずつ有効にする
- Firefoxを再起動する
- 対象サイトへ接続できるか確認する
特定の拡張機能を有効にした直後にPR_END_OF_FILE_ERRORが再発する場合は、その拡張機能が関係している可能性があります。
拡張機能の更新が提供されていないか確認し、改善しない場合は無効のまま利用する方法もありますね。
家庭内ネットワークや情報セキュリティの本も参考になる
PR_END_OF_FILE_ERRORでは、FirefoxだけでなくVPN、DNS、プロキシ、ルーターなど複数の仕組みが関係します。
ネットワークの仕組みを詳しく知りたい方には、家庭内ネットワークの入門書や、ブラウザ・情報セキュリティを扱った解説書も関連商品として紹介できます。
特にDNS、HTTPS、VPN、ファイアウォールの基本を図解している本であれば、今回のような接続エラーの原因を理解しやすいと感じます。
大切なファイルを保存する外付けSSD
Firefoxの接続エラーそのものとは別になりますが、ブラウザでダウンロードした写真や資料など、大切なファイルをPC以外にも残したい方には外付けSSDが利用できます。
今回紹介するSanDiskのポータブルSSDは1TBあり、最大読み出し速度800MB/秒に対応しています。
コンパクトなので、PC内の写真や動画、仕事のデータなどをまとめてバックアップしたい場合にも扱いやすいですね。
外付けSSDを接続することでPR_END_OF_FILE_ERRORが改善するわけではありません。あくまで大切なファイルを保管するための製品として紹介しています。
普段のPC作業で使用しているキーボード
FirefoxでWebを調べたり、ブログや文章作成など長時間PCを使ったりする方には、私が普段使用しているArteckのワイヤレスキーボードも紹介します。
私自身、これまでさまざまなキーボードを使用してきましたが、その中で最終的にたどり着いたのがこの製品です。
特に気に入っているのは、キーの押し心地、扱いやすい大きさ、背面に使われているステンレスの高級感ですね。
フルサイズながら薄型で、Web検索から長文入力まで扱いやすいと感じています。
背面のステンレス素材によって本体にしっかりとした質感があり、シンプルな外観ながら安っぽさを感じにくいところも気に入っています。
押し心地やサイズ、質感を踏まえて価格を見ると、個人的にはかなりコストパフォーマンスの良いキーボードだと思います。
なお、このキーボードはPR_END_OF_FILE_ERRORを解決する製品ではなく、普段のPC作業で私が愛用している周辺機器として紹介しています。
まとめ
今回は、FirefoxでPR_END_OF_FILE_ERRORが表示され、「安全な接続ができませんでした」となる場合の原因と対処方法を解説しました。
最初にほかのブラウザで同じサイトを開き、Firefoxだけで発生しているのか確認すると原因を分けやすくなります。
Firefoxだけでエラーになる場合は、VPNやプロキシ、DNS over HTTPS、セキュリティソフト、拡張機能などを順番に確認してみましょう。
特定サイトだけで発生する場合は、Webサイト側やネットワーク環境との組み合わせが関係している可能性もあります。
▶本記事の振り返り
- PR_END_OF_FILE_ERRORはFirefoxが安全な接続を確立できない場合に表示されることがある
- 最初にChromeやEdgeなど別のブラウザでも同じサイトを確認する
- VPN・プロキシ・DNS over HTTPSの設定を確認する
- セキュリティソフトのHTTPS通信検査やFirefoxの拡張機能を切り分ける
- Firefox以外でも接続できない場合はWi-Fiやルーター側も確認する
PR_END_OF_FILE_ERRORが表示されたときは、安全性の警告を無理に回避するのではなく、通信へ干渉している設定やソフトウェアがないか一つずつ確認すると安心です。
Firefox、PC、ネットワークの順に原因を切り分けながら、正常に接続できる状態へ戻していきましょう。
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