OBSのエンコードが高負荷です|録画がカクつく原因と対処法を解説

不具合・バク
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ゲーム画面は滑らかなのに、OBSの録画を見返すとカクカクしている。「エンコードが高負荷です」と表示され、どの設定を変えればよいのか迷っていませんか。

配信が重いと、視聴者に映像がちゃんと届いているか気になりますよね。CPUだけでなく、GPUの描画負荷や出力設定が関係する場合もあります。

まずはOBSの統計を確認し、負荷が増えている場所を見分けましょう。ゲームのFPS・OBSの出力・シーン構成を一つずつ調整すると、変更の効果を判断しやすくなります。

ここからは、Windowsでのゲーム録画・配信を中心に確認していきましょう。設定名はOBSのバージョンや出力モードで異なるため、画面にある近い名称も確認してみてくださいね。

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。情報確認日:2026年9月17日。

▶本記事の概要

OBSの高負荷とカクつく原因を確認する

  • ゲームとOBSは別の処理をしている
  • 統計で描画・エンコード・通信を見分ける
  • 変更前の設定と短い録画を残す

ゲームとOBSは別の処理をしている

ゲームが快適でも、OBSで録画がカクつくことはあります。OBSもゲーム映像やカメラ、文字などを組み合わせるためにGPUを使う仕組みですね。

映像を組み立てる処理が描画、録画や配信に使う形式へ圧縮する処理がエンコードです。ゲームがGPUを使い切っていると、OBS側の処理が追いつかない可能性もあるため、CPU使用率だけでの判断は避けたいですね。

OBS公式も、ゲームの動作に問題がなくてもGPU負荷が録画・配信に影響し得ると説明しています。詳しくはOBS公式のパフォーマンストラブル対処ガイドも確認してみてくださいね。

統計で描画・エンコード・通信を見分ける

OBSの[表示]→[統計]などから統計ウィンドウを開き、実際に録画・配信したときの数値を確認しましょう。次の3種類を分けて見るのがポイントです。

確認する項目 主な意味 見直す候補
描画ラグで取りこぼしたフレーム 映像の描画が間に合わない ゲームのGPU負荷・シーン構成
エンコードラグでスキップされたフレーム 映像の圧縮処理が間に合わない エンコーダー・解像度・FPS
ドロップしたフレーム(ネットワーク) 配信先への送信が追いつかない 通信の安定性・配信ビットレート

一つの項目だけでなく、複数が同時に増えていないかも確認しましょう。「カクつく=回線が遅い」「高負荷=CPU不足」と決めつけないことが大切ですね。

ネットワーク由来のドロップについては、OBS公式の通信トラブル解説が参考です。PCの接続そのものに問題がある場合は、当ブログのWi-Fiが接続済みでもインターネットを使えない場合の記事も確認してみてくださいね。

変更前の設定と短い録画を残す

調整前に、映像・出力設定のスクリーンショットを残しましょう。元の値が分かるだけでも、変更を戻すときに迷いにくくなります。

  1. 現在の解像度・FPS・エンコーダーを記録する
  2. 普段カクつく場面を1〜3分ほど録画する
  3. 統計の数値と録画映像を確認する
  4. 設定を一つ変え、同じ場面でもう一度比べる

この時間は、比較を始めるための目安として考えてくださいね。短い録画で改善しても、本番前には普段の配信時間に近い条件で確かめたいですね。

最初の設定から迷っている場合は、[ツール]の自動構成ウィザードも出発点になります。OBS公式のクイックスタートでも紹介されている機能なので、用途に合わせて試してみましょう。

ゲーム側の負荷と同時起動を見直す

  • ゲームのFPS上限と画質を調整する
  • 不要な同時録画やアプリを終了する
  • Windowsでは管理者としての起動も試す

ゲームのFPS上限と画質を調整する

ゲームのFPSが無制限なら、まず上限を設定して比較しましょう。高いFPSを出すためにGPUを使い切っている場合、OBSに処理の余力が残らないことがあります。

例えば、無制限から120FPSに変更し、改善がなければ60FPSでも比較する流れですね。これはテストの一例であり、すべての環境に同じ数字が合うわけではありません。

  • ゲーム内のFPS上限を設定する
  • 必要に応じて垂直同期の有無を比較する
  • 影や描画距離など、ゲーム側の画質を一段階下げる

OBSを60FPSに設定しても、ゲームのFPS上限は別設定です。ゲーム側と録画側の両方を確認すると、調整の行き違いを減らせますね。

不要な同時録画やアプリを終了する

OBS以外の録画ソフトやバックグラウンド録画も、比較中は停止してみましょう。ブラウザで再生中の動画や別ゲームも、処理の余力を減らす要因になり得ます。

タスクマネージャーでは、自分で起動したアプリの使用状況を確認する流れですね。用途の分からないシステム処理まで終了する必要はありません。

OBSのGPU使用率を調べるときは、ゲーム描画と動画エンコードで使う部分が異なる点にも注意しましょう。使用率の数字と、OBSの統計で増えている項目を一緒に見ると判断しやすくなります。

Windowsでは管理者としての起動も試す

Windowsでは、OBS公式が案内している管理者としての起動も試してみましょう。いったんOBSを終了し、ショートカットを右クリックして[管理者として実行]を選ぶ操作ですね。

GPUの処理割り当てに関係する対処ですが、すべてのカクつきを解消するものではありません。起動し直した後も、同じ場面で数値が変わったか確認しましょう。

OBSの出力設定とシーンを軽くする

  • 出力解像度とFPSを一段階下げる
  • ハードウェアエンコーダーを確認する
  • ブラウザソースやフィルタを減らす

出力解像度とFPSを一段階下げる

録画・配信を停止してから、[設定]→[映像]を確認します。最初に触る候補は出力(スケーリング)解像度とFPSですね。

現在の設定例 比較する設定例 変わること
1920×1080・60FPS 1920×1080・30FPS 滑らかさを抑え、1秒あたりのフレーム数を減らす
1920×1080・60FPS 1280×720・60FPS 細部の精細さを抑え、画素数を減らす
上記でも負荷が残る 1280×720・30FPS 画素数とフレーム数の両方を減らす

これらは比較用の例で、画質の正解を決める表ではありません。動きの多いゲームと文字中心の解説では、優先したい見やすさが変わりますね。

基本(キャンバス)解像度は、素材の配置にも関係する設定です。最初から両方を変更せず、出力側から一つずつ試しましょう。

ハードウェアエンコーダーを確認する

x264を使用している場合は、CPUで映像を圧縮しています。対応機器があれば、専用回路を使うハードウェアエンコーダーへの変更も候補ですね。

  • NVIDIA:NVENC
  • AMD:AMF対応のハードウェアエンコーダー
  • Intel:Quick Sync Video(QSV)

利用できる種類は、GPUやドライバーなどの環境によって異なる仕組みです。OBSの[設定]→[出力]で、録画・配信それぞれに選択肢があるか確認しましょう。

OBS公式は、CPU負荷を専用の処理部分へ移せる点を説明しています。対応条件はハードウェアエンコードの公式ガイドが参考ですね。

NVENCに変えても、映像を組み立てるGPU負荷までなくなるわけではありません。描画ラグが残る場合は、ゲーム側やシーンの調整も続けましょう。

詳細出力の録画設定では、プリセットなどにも負荷の違いがあります。エンコーダーごとに項目が異なるため、OBS公式の詳細録画設定ガイドと照らし合わせて確認したいですね。

また、ビットレートを下げるだけでエンコード高負荷が必ず直るわけではありません。通信由来のドロップと、映像処理の遅れを分けて調整しましょう。

ブラウザソースやフィルタを減らす

通知アニメーション、ブラウザソース、動画素材を重ねると、シーン自体も複雑になります。比較用にゲーム映像と必要な音声だけのシーンを作ると、装飾の影響を確認しやすいですね。

  1. 既存のシーンコレクションを複製し、テスト用にする
  2. テスト側で不要なソースや重いフィルタを減らす
  3. 同じゲーム場面を録画し、統計と映像を確認する
  4. 改善したら必要な素材を一つずつ戻す

非表示にしただけでは処理が残るソースもあるため、テスト用の構成で切り分けましょう。大切な配信レイアウトを壊さずに比較できると安心ですね。

改善しない場合の確認と関連商品

  • ログと録画ファイルで状況を確認する
  • 設定を学びたい人向けのOBS解説書
  • 性能不足が残る場合のGPU候補
  • PC作業で愛用しているキーボード

ログと録画ファイルで状況を確認する

統計で大きな遅れがないのに録画がカクつく場合は、別の再生ソフトでも確認しましょう。再生側の処理や設定が影響している可能性もあるため、録画処理だけに原因を絞らない考え方です。

相談する場合は、症状を再現した後のログと次の情報を用意すると説明しやすいですね。ログの扱いはOBS公式の画面・メニュー解説も参考になります。

  • OBS・OS・GPUドライバーのバージョン
  • CPU・GPUと、使用中のエンコーダー
  • 出力解像度・FPS・配信と録画の同時利用の有無
  • 統計で増えている項目と、試した変更

録画は正常で配信だけ途切れるなら通信側、両方に遅れがあるなら出力や描画側、という順で整理しましょう。音声機器が認識されない別の問題は、当ブログのPCでマイクが検出されない場合の対処法でも確認できます。

設定を学びたい人向けのOBS解説書

設定の全体像を学びたい人には、『YouTubeライブ配信大全[OBS Studio対応版]』も候補に入れてみてくださいね。ゲーム実況やエンコーダ配信などを扱う、2023年刊行の書籍ですね。

個別の警告だけでなく、配信準備から整理したい人に向いていると思います。現在のOBSでは画面が変わっている場合もあるため、操作名は公式情報と照らし合わせましょう。

内容や試し読みは、出版社の商品ページで確認できます。


性能不足が残る場合のGPU候補

設定を下げても必要な画質・FPSを維持できず、GPU側の性能不足が確認できた場合は、交換の検討段階ですね。一例として、GeForce RTX 5060搭載グラフィックボードが候補になります。

NVIDIA公式の仕様では、第9世代NVENCの搭載を確認できますね。ただし、特定のゲームでの快適さや高負荷解消を保証する紹介ではありません。

  • 現在のGPUとの差と、必要なゲーム性能
  • 電源容量・補助電源コネクター
  • ケース内の長さ・厚さと拡張スロット
  • 配信サービスが対応する映像形式

製品ごとに寸法や電源条件が違うため、購入前に個別仕様を確認しましょう。ノートPCに一般的なデスクトップ用カードをそのまま増設できるわけではありません。

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PC作業で愛用しているキーボード

配信準備や文章入力で使う道具として、私が愛用しているのがArteckのワイヤレスキーボードです。さまざまなキーボードを使った末にたどり着いた、お気に入りの一台ですね。

気に入っているのは、キーの押し心地と本体の大きさです。裏面のステンレスにも高級感があり、見た目まで満足できるところがいいですね。

使い心地と質感を踏まえたコスパの良さも、選び続けている理由です。いろいろ試した中で、私にとっては最高だと感じるキーボードですね。

※ブログ運営者本人の使用感です。

押し心地・サイズ・質感・価格のバランスを重視する人は、候補に入れてみてくださいね。OBSの処理負荷を下げる機器ではなく、普段のPC作業用として紹介しています。


まとめ

▶本記事の振り返り

  • 統計で描画ラグ・エンコードラグ・通信のドロップを分ける
  • ゲームのFPS上限・画質・同時起動アプリを確認する
  • OBSの出力解像度とFPSを一つずつ調整する
  • 対応するハードウェアエンコーダーとシーン構成を見直す
  • 機材購入は、設定調整後も必要な性能が足りない場合に検討する

OBSで「エンコードが高負荷です」と出ても、すぐにPCを買い替える必要はありません。どこで処理が遅れているかを確認し、同じ場面で変更前後を比べることが近道ですね。

まずは戻せる範囲の設定から試してみましょう。画質と安定性のバランスを取りながら、自分の環境に合った録画・配信設定を探していけると思います。

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