Wordの文書を開くと、ページ番号や目次が英語の記号に変わっていませんか?HYPERLINKやPAGEと表示されると、文書が壊れたように感じるかもしれません。波括弧の中にコードが見えている場合は、フィールドの表示が切り替わった可能性があります。文字を消す前に、表示だけを戻せるか試してくださいね。
この記事はWindows 11のPCでの操作を中心に解説します。Officeは主にMicrosoft 365・Office 2024のデスクトップ版が対象で、表示名が異なる場合は近い項目を探してみてくださいね。
▶本記事の概要
- 英語のコードが表示される原因を確認する
- Alt+F9で通常の表示へ戻す
- 表示が戻らない時と保存前の注意点を確認する
- まとめ
- フィールドコードと表示結果の違いを知る
- 編集できない問題とは分けて考える
英語のコードが表示される原因を確認する
フィールドコードと表示結果の違いを知る
Wordのフィールドは、ページ番号や目次などを扱う仕組みです。通常の見た目と、その処理を表すコードを切り替えて表示できるようになっているのですね。
- PAGE:ページ番号に関係するコード
- HYPERLINK:リンクに関係するコード
- TOC:目次に関係するコード
- REF:相互参照に関係するコード
例えば数字の1だった場所に、波括弧付きのPAGEが見える場合は表示設定が手掛かりになります。コードの種類だけで文書の破損を判断する必要はありません。
編集できない問題とは分けて考える
コードが見える状態と、文書全体を編集できない状態は別の症状です。「選択範囲がロック」などの表示がある場合は、文書の保護や利用状態も確認してください。
Wordで選択範囲がロックされる時の対処法はこちらからご覧ください。
ダウンロードした文書なら、送信元とファイルの用途を確かめてから作業します。表示を戻すためにマクロを有効にする必要はありません。
- 文書全体のコード表示を切り替える
- 一部分だけならShift+F9で切り替える
Alt+F9で通常の表示へ戻す
文書全体のコード表示を切り替える
- 文書を保存し、必要なら別名のコピーを作る
- 文書の編集画面をクリックする
- Alt+F9を一度押す
- ページ番号・リンク・目次が通常の表示へ戻るか確認する
ノートPCでF9が音量などの機能に割り当てられている場合は、Fnキーの設定によって操作が変わることがあります。何度も連打せず、キーの動作を確認してくださいね。
マウス操作で確認するなら、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」で文書内容の表示に関する項目を探します。「値の代わりにフィールドコードを表示する」が有効なら、オフにして見比べてください。
参考:Microsoft:Wordのキーボードショートカット
一部分だけならShift+F9で切り替える
一つのフィールドだけがコードになっている場合は、その中をクリックしてShift+F9で切り替えます。右クリックの「フィールドコードの表示/非表示」でも操作できる場合がありますね。
Alt+F9は全体、Shift+F9は選択したフィールドの表示切り替えに使います。目次だけの問題なのか、文書全体の問題なのかで使い分けてください。
- リンク解除やコード削除を避ける
- 通常表示と印刷プレビューを見比べる
表示が戻らない時と保存前の注意点を確認する
リンク解除やコード削除を避ける
Ctrl+Shift+F9は表示切り替えではなく、フィールドのリンク解除に使う操作です。ページ番号や参照の自動更新が必要な文書では、押し間違いに気を付けたいですね。
波括弧の中身を消して手入力にすると、見た目が直っても本来の機能を失う場合があります。直前の操作ならCtrl+Zで戻せるか確認し、元ファイルとも比較してください。
文字を入力するたびに後ろが消える場合は、フィールドではなく上書きモードの可能性があります。別の症状の確認は次の記事に分けていますね。
Wordで入力すると後ろの文字が消える時の対処法はこちらからご覧ください。
通常表示と印刷プレビューを見比べる
表示が戻ったら、リンクの見出し、ページ番号、目次の位置を確認します。印刷プレビューにもコードが出る場合は、Wordの詳細設定内にあるフィールドコードの印刷設定も確認してくださいね。
- コードを通常の文字として貼り付けただけではないか
- 保護された部分や別の編集領域ではないか
- ページ番号はヘッダー・フッター内にないか
- 元の文書と出力結果を比較できるか
本物のフィールドではなく文字として入力された記号は、Alt+F9では変わりません。送信元に元データを確認する方が早い場合もありますね。
まとめ
▶本記事の振り返り
- HYPERLINKやPAGEはフィールドコードの可能性がある
- 文書全体はAlt+F9、一部分はShift+F9を確認する
- Ctrl+Shift+F9によるリンク解除と区別する
- 保存前に通常表示と印刷プレビューを確認する
一度に設定を変えると、改善につながった操作が分かりにくくなります。症状が変わったところで区切り、普段の作業を再開できるか確かめてみてくださいね。

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