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「Zoomで画面共有を開始できたのに、相手には真っ黒な画面しか表示されない」「自分のPCでは資料が見えているのに、共有画面だけ黒い」と困っていませんか?
Zoomの画面共有トラブルには、そもそも共有ボタンを押せない場合と、共有自体は始まるものの画面が真っ黒になる場合があります。
この2つは確認する設定が異なります。
Zoom公式では、Windowsで画面共有中に黒い画面が表示される原因の一つとして、自動グラフィックス切り替え機能を持つGPUを挙げています。
一方、Macでは画面共有に必要な「画面とシステムオーディオ録音」の権限も確認したいところですね。
この記事では、Zoomの画面共有が真っ黒になる場合を中心に、Windows・Macそれぞれで確認したい設定を紹介します。
▶本記事の概要
- Zoomの画面共有が真っ黒になる原因
- WindowsでGPU設定を確認する方法
- Zoomの画面共有設定を確認する
- Macで画面共有が黒い時に確認する設定
- まとめ
Zoomの画面共有が真っ黒になる原因
Zoomの画面共有が黒い場合は、最初に「共有できない」のか「共有は開始できるが映像だけ黒い」のかを確認します。
- 画面共有そのものが許可されていない
- Windowsで使用するGPUが切り替わっている
- Zoomの画面キャプチャ設定が環境と合っていない
- ハードウェアアクセラレーションが影響している
- Macで画面共有に必要な権限が許可されていない
共有ボタンが押せない場合は別の問題
Zoomの「画面共有」が押せない、または参加者が共有を開始できない場合は、黒画面とは少し違う問題です。
Zoomではホストや管理者が、参加者による画面共有を制限できます。
そのため、画面共有ボタン自体が利用できない場合は、GPU設定より先にミーティング側の共有権限を確認してください。
ホストまたは共同ホストであれば、ミーティング内のセキュリティや画面共有設定から参加者による共有を許可できます。
反対に、共有開始後に相手側へ黒い画面が表示されている場合は、GPUや画面キャプチャ設定を確認していきます。
WindowsではGPU切り替えが原因になる場合がある
Zoom公式では、Windowsで画面共有中に画面が真っ黒になる原因として、NVIDIAなどの自動グラフィックス切り替え機能を持つ環境を挙げています。
ノートPCなどでは、省電力用のIntelなどの統合GPUと、高性能なNVIDIA GPUを使い分ける構成があります。
このGPUの使い分けによってZoomの画面キャプチャが正常に動かず、共有相手には黒い画面が表示される場合があります。
Zoom公式の「画面共有中に画面が黒くなる場合」の案内はこちらから確認できます。
Zoomの詳細な画面共有設定が影響する場合もある
Zoomには、画面共有で使用する接続方式やキャプチャ方式、ハードウェアアクセラレーションを変更する設定があります。
Zoom公式では、共有内容が見えない場合に「画面共有にTCP接続を使用する」を有効にする方法も案内しています。
また、Windowsでは共有画面に問題がある場合、画面共有用のハードウェアアクセラレーションを無効にする設定も用意されています。
いきなり複数の設定を変更するのではなく、一つずつ変更してZoom 画面共有の黒画面が改善するか確認すると分かりやすいですね。
WindowsでGPU設定を確認する方法
Windows PCでZoomの画面共有が真っ黒になる場合は、Zoom公式が案内しているGPU設定を確認します。
- Windowsのグラフィック設定から変更する
- Cpthost.exeを追加する
- 省電力・統合グラフィックスを指定する
- NVIDIAコントロールパネルから変更する方法もある
Windowsのグラフィック設定から変更する
現在のZoom公式では、Windowsのグラフィック設定からZoomの画面共有に使用されるプログラムを登録する方法が案内されています。
- Windowsの「設定」を開く
- 「システム」から「ディスプレイ」を開く
- 「グラフィック」を選択する
- アプリの追加から「参照」を選択する
- ZoomのbinフォルダにあるCpthost.exeを追加する
Zoom公式では、Cpthost.exeの場所として次のフォルダが案内されています。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Zoom\bin
Cpthost.exeを追加すると、Windowsのグラフィック設定では「Zoom共同ホスト」などの名称で表示される場合があります。
省電力または統合GPUを選択する
Cpthost.exeを追加したら、グラフィックの設定を変更します。
- 追加したZoomのアプリを選択する
- 「オプション」を開く
- 「省電力」を選択する
- Intel UHD Graphicsなど統合GPUになっていることを確認する
- 「保存」を選択する
- Zoomで再び画面共有を試す
高性能GPUを選ぶのではなく、Zoom公式では統合グラフィックス側へ切り替える方法が案内されています。
「高性能なNVIDIA GPUのほうが画面共有にも有利では?」と感じるかもしれませんが、この対処はGPU性能を高める目的ではありません。
自動グラフィックス切り替えによる画面キャプチャの問題を避けるための設定です。
もしNVIDIAドライバー更新後から画面表示そのものにもちらつきが発生している場合は、NVIDIA更新後に画面が点滅する不具合と対処法も参考にできます。
NVIDIAコントロールパネルから設定する方法
NVIDIAコントロールパネルを利用できるPCでは、こちらからZoom用GPUを指定する方法もZoom公式で案内されています。
- NVIDIAコントロールパネルを開く
- 「3D設定の管理」を開く
- 「プログラム設定」を選択する
- Cpthost.exeを追加する
- 使用するグラフィックスプロセッサで統合グラフィックスを選択する
- 「適用」を選択する
設定後はZoomへ戻り、同じ共有対象を選んで黒画面が改善するか確認します。
Zoomの画面共有設定を確認する
GPUを変更してもZoomの共有画面が黒い場合は、Zoom Workplace側の詳細設定も確認します。
- Zoom Workplaceを最新版へ更新する
- 画面共有にTCP接続を使用する
- 画面キャプチャモードを変更する
- Windowsではハードウェアアクセラレーションも確認する
Zoom Workplaceの詳細設定を開く
- Zoom Workplaceを起動する
- プロフィール画像から「設定」を開く
- 「画面共有」を選択する
- 「詳細」を開く
ここには画面共有に関係する複数の設定があります。
画面共有にTCP接続を使用する
Zoom公式では、共有画面のコンテンツが見えない場合や、相手側から共有内容が見えないと言われる場合に「画面共有にTCP接続を使用する」を有効にする方法を案内しています。
この項目はWindows・macOS・Linuxで利用できます。
有効にしたら設定画面を閉じ、もう一度画面共有を試してみてください。
画面キャプチャモードを確認する
Zoomには画面を取り込む方法を変更できる「画面キャプチャモード」があります。
通常は「自動」で問題ありませんが、特定のPC環境では別のキャプチャ方式で改善する場合があります。
Zoom公式では、最新OSではない場合や特定のビデオドライバーが利用できない環境について「レガシー / 以前のオペレーティングシステム」という選択肢も案内しています。
この設定が環境に合っていない場合、共有を見ている参加者側へ黒い画面が表示される可能性があります。
Windowsではハードウェアアクセラレーションも確認する
Windows版Zoomでは、画面共有にハードウェアアクセラレーションを使用する設定があります。
Zoom公式では、参加者から「共有画面が正常に見えない」と報告された場合、この項目を無効にする方法を案内しています。
- Zoomの「設定」を開く
- 「画面共有」を選択する
- 「詳細」を開く
- ハードウェアアクセラレーション関連の項目を確認する
- 「画面共有」のチェックを外して再確認する
GPU設定と同様に、変更前の状態を覚えておき、一つずつ試すと原因を判断しやすいと思います。
Macで画面共有が黒い時に確認する設定
MacでZoomの画面共有が映らない場合は、WindowsのGPU設定ではなくmacOS側の権限も確認してください。
- 画面とシステムオーディオ録音を確認する
- Zoom Workplaceの権限を許可する
- 設定変更後にZoomを再起動する
- Zoom Web Appでは使用ブラウザの権限を確認する
画面とシステムオーディオ録音を確認する
Zoom公式では、Macから画面共有する場合、Zoom Workplaceに「画面とシステムオーディオ録音」へのアクセスが必要と案内しています。
- Appleメニューから「システム設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択する
- 「画面とシステムオーディオ録音」を開く
- Zoom Workplaceのアクセスを許可する
現在Zoomを起動している状態で権限を変更すると、アプリの再起動を求められる場合があります。
作業中の内容を確認してからZoomを終了し、もう一度起動してください。
ブラウザ版Zoomではブラウザ側を確認する
Zoom WorkplaceアプリではなくZoom Web Appを使用している場合は、Zoomアプリではなく利用しているブラウザの画面収録権限を確認します。
ChromeやSafariなどを使用している場合は、「プライバシーとセキュリティ」の「画面とシステムオーディオ録音」から対象ブラウザの許可状態を見てください。
Mac版Zoom自体をアップデートできず、エラー10004が表示されている場合は、Mac版Zoomのエラー10004で更新できない原因と対処法も確認できます。
Webカメラを買い替えても画面共有の黒画面は直らない
Zoomの映像トラブルというと、Webカメラの故障を疑う方もいるかもしれません。
しかし、今回扱っているのは自分の顔を映すカメラ映像ではなく、PCのデスクトップやアプリを共有する機能です。
Zoomの画面共有だけが真っ黒な場合、Webカメラを交換しても直接的な解決にはつながりません。
カメラ購入を考える前に、GPU・画面キャプチャ設定・macOSの画面収録権限を確認してください。
会議資料の確認にはタブレットスタンドも便利
Zoomの設定を変更する商品ではありませんが、オンライン会議中に共有資料やメモを別のタブレットへ表示しておく場合は、タブレットスタンドがあると画面を確認しやすくなります。
例えばLamicallの角度調整可能なタブレットスタンドは、タブレットを卓上へ固定して角度を調整できます。
Zoom画面共有の黒画面を修正する商品ではないため、会議中の資料確認をしやすくする周辺機器として考えると分かりやすいですね。
また、Zoomの基本操作から確認したい場合は「初めてでも完璧!Zoom明解スタートブック」のような操作解説書も候補になります。
PCでの会議や文章入力に使っているキーボード
Zoom会議でチャットを入力したり、PCで資料を作成したりするときに私が使いやすいと感じているのがArteck 2.4G ワイヤレスキーボードです。
これまでさまざまなキーボードを使用した中でも、キーの押し心地と本体サイズのバランスが良く、長い文章を入力するときにも扱いやすいと感じています。
裏面にはステンレス素材が使われているため、価格帯を考えると質感にも高級感があります。
押し心地・大きさ・ステンレスの質感を含めたコストパフォーマンスの高さが魅力ですね。
もちろん、キーボードを交換することでZoom 画面共有の真っ黒な状態が直るわけではありません。会議や普段のPC作業用の周辺機器として紹介しています。
まとめ
Zoomの画面共有が真っ黒になる場合は、最初に「画面共有そのものができない」のか、「共有は始まっているものの画面だけ黒い」のかを確認してください。
Windowsでは、自動グラフィックス切り替え機能を持つGPUが原因になる場合があり、Zoom公式ではCpthost.exeへ統合グラフィックスを指定する方法を案内しています。
GPU設定で改善しない場合は、Zoomの詳細設定からTCP接続、画面キャプチャモード、ハードウェアアクセラレーションを一つずつ確認すると原因を整理しやすいですね。
Macでは「プライバシーとセキュリティ」にある画面収録関連の権限も重要です。
▶本記事の振り返り
- 共有ボタンが押せない問題と共有画面が真っ黒な問題は分けて確認する
- Windowsでは自動GPU切り替えが黒画面の原因になる場合がある
- Cpthost.exeへ統合グラフィックスを指定する方法が公式で案内されている
- TCP接続や画面キャプチャモードも確認する
- Windowsでは画面共有のハードウェアアクセラレーションも確認する
- Macでは画面とシステムオーディオ録音の権限を確認する
- Webカメラの購入は画面共有が真っ黒になる問題の直接的な対策ではない
Zoom 画面共有が真っ黒になる場合は、Webカメラなどの機器を買い替える前に、利用しているOS → GPU構成 → Zoomの画面共有設定 → OS側の権限という順番で確認してみると分かりやすいと思います。


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