
「OBSで録画した動画をPremiereへ読み込んだら、映像がカクカクする」
「録画したときは問題なかったと思うのに、Premiereで再生するとコマ落ちしている」
このような症状で困っていませんか?
Mac版Premiereでは、OBSで録画したMKVファイルを再生するとフレームが落ちる不具合がAdobe公式から案内されています。
対象はPremiere 26.3のMac環境です。
Adobeによると、この問題は現在解決済みとなっており、Premiere 26.5で修正されています。
ただし、OBSで作成した録画ファイル自体がすでにコマ落ちしている場合は、Premiereを更新しても映像が元に戻るわけではありません。
そのため、「OBSの録画段階でカクついたのか」「Premiereへ読み込んだあとだけカクつくのか」を分けて確認することが大切です。
この記事では、Mac版Premiere 26.3でOBS録画のMKVがカクつく問題について、対象条件と確認方法、Premiere 26.5への更新まで解説します。
▶本記事の概要
- PremiereでOBS録画MKVがカクつく不具合とは
- 録画ファイル自体とPremiere内のコマ落ちを切り分ける
- Mac・Premiere・MKVの条件を確認する
- バックアップ後にPremiere 26.5へ更新する
- まとめ|PremiereでOBS録画MKVがカクつく場合
PremiereでOBS録画MKVがカクつく不具合とは
- Premiere 26.3のMac版が対象
- OBSで録画したMKVの再生中にフレームが落ちる
- Premiere 26.5で修正済み
Premiere 26.3のMac版で確認された問題
Adobe公式の「既知の問題と修正済みの問題」には、OBSで録画したMKVファイルの再生時にフレームドロップが発生する問題が掲載されています。
対象として記載されている条件は次のとおりです。
- Premiere 26.3
- Mac環境
- OBSで録画したMKVファイル
- Premiereでの再生時にフレームが落ちる
つまり、Premiereで動画全般がカクつく問題ではありません。
また、Windows版Premiereについては、今回のOBS録画MKVに関する既知問題の対象としてAdobe公式には記載されていません。
Mac+Premiere 26.3+OBS録画MKVという条件が重要になります。
Adobe公式の既知問題については、こちらから確認できます。
症状はPremiere上でのフレームドロップ
今回Adobeが説明している症状は、OBSで録画したMKVファイルをPremiereで再生した際に、一部のフレームが落ちるというものです。
映像が滑らかに進まず、一瞬飛んだように見えたり、動きの多い場面でカクついているように感じたりする場合があります。
ここで注意したいのは、Adobe公式の記載が「OBSで録画したMKVそのものが破損する」という内容ではない点ですね。
Premiere 26.3での再生時に発生する問題として掲載されています。
そのため、まず録画素材そのものが正常なのかを確認すると原因を判断しやすくなります。
Premiere 26.5で修正済み
この問題についてAdobeは現在「解決済み」としており、Premiere 26.5で修正されたと案内しています。
Premiere 26.3を使用していて、Mac版でOBS録画のMKVだけカクつく場合は、現在のバージョンを確認してみてください。
ただし、Premiere 26.5には今回とは別の映像表示問題が発生する場合もあります。
例えば、特定のMXF素材で緑色のフレームが表示される症状については、Premiere Proで緑色に点滅する不具合!26.5の対処法で紹介しています。
OBS録画MKVのフレームドロップとは別の問題なので、症状を分けて確認すると分かりやすいと思います。
録画ファイル自体とPremiere内のコマ落ちを切り分ける
- Premiere以外でもMKVを再生して確認する
- OBS側ですでにコマ落ちしていないか確認する
- Premiereだけで発生するなら今回の条件を確認する
Premiere以外でも録画を確認する
Premiere OBS MKVのカクつきを確認するときは、最初に録画ファイル自体の状態を確認します。
OBSで作成したMKVを、Premiere以外のMKVに対応した動画プレイヤーで再生してみてください。
同じ場所でカクついている場合は、OBSで録画した時点ですでにフレームが落ちている可能性があります。
反対に、Premiere以外では滑らかに再生できるのに、Premiere 26.3へ読み込んだときだけコマ落ちする場合は、今回の既知問題と症状が近くなりますね。
元ファイルとPremiere内の再生を同じ場面で比較すると切り分けやすいと思います。
OBS側ですでにカクついている場合
Premiereだけでなく録画したMKV自体がカクついている場合は、今回のPremiere 26.3の不具合とは別に考えます。
OBSでは、PCの描画負荷やエンコード負荷が高くなった場合に録画自体へフレーム落ちが発生することがあります。
例えば次のような症状がある場合ですね。
- OBS録画をそのまま再生してもカクつく
- OBSでエンコード高負荷の警告が表示される
- ゲームは滑らかなのに録画映像だけフレームが飛ぶ
- 複数の動画編集ソフトでも同じ場面がカクつく
この場合はPremiereを更新する前に、録画時点の状態も確認したほうが原因を整理しやすくなります。
OBS側の録画がすでにカクついている場合は、OBSのエンコードが高負荷です|録画がカクつく原因と対処法で確認方法を紹介しています。
Premiereだけでカクつく場合
録画したMKVを別のプレイヤーでは正常に再生できる一方、Mac版Premiere 26.3へ読み込んだ場合だけフレームが飛ぶのであれば、今回Adobeが掲載している問題と条件が一致します。
この場合は、録画設定を何度も変更する前にPremiereのバージョンを確認してみてください。
元のMKVが正常なら、OBSの録画をやり直すだけではPremiere 26.3側の問題が改善しない可能性があります。
Mac・Premiere・MKVの条件を確認する
- 使用しているOSがmacOSか確認する
- Premiere 26.3か確認する
- OBSで録画したMKVか確認する
今回の公式対象はMac
Adobe公式で今回の不具合の影響対象として掲載されているデバイスはMacです。
WindowsでOBS録画のMKVがカクついている場合、少なくとも今回Adobeが掲載しているPremiere 26.3の既知問題とは条件が異なります。
Windows環境でも動画再生が重くなる原因はありますが、今回の記事ではMac版Premiere 26.3のOBS録画MKV問題に絞っています。
Premiereのバージョンを確認する
次に現在使用しているPremiereのバージョンを確認します。
Adobe公式で問題が記載されているのはPremiere 26.3です。
すでに26.5以降へ更新している場合、今回のOBS録画MKVのフレームドロップについてはAdobe公式上では修正済みになります。
26.5以降でも同じ症状が続いている場合は、録画ファイル自体の状態や別のPremiereトラブルも確認すると分かりやすいですね。
Premiere自体が頻繁に固まったり落ちたりする場合は、Adobe Premiere Proがバグる・落ちる原因と機種別対処方法でも別の原因をまとめています。
OBSで録画したMKVか確認する
ファイル形式も大切です。
今回Adobeが対象としているのは、OBSで録画されたMKVファイルになります。
MP4やMOVなど、別のファイル形式で発生している再生トラブルまで今回の修正内容に含まれるとは限りません。
Finderなどから対象素材のファイル名を確認し、拡張子が「.mkv」になっているか確認してみてください。
「Mac」「Premiere 26.3」「OBS録画のMKV」の3つがそろっている場合は、今回のAdobe公式情報を参考にできます。
バックアップ後にPremiere 26.5へ更新する
- 更新前にPremiereプロジェクトを保存する
- 録画したMKV素材もバックアップする
- Premiere 26.5以降へ更新する
- 動画素材の保管には外付けSSDも利用できる
更新前にプロジェクトをバックアップする
Premiere 26.3から更新する前に、現在編集中のプロジェクトを残しておくと安心です。
プロジェクトファイルだけでなく、OBSで録画した元のMKVも削除せず保存しておきます。
例えば次のデータを確認してみてください。
- Premiereのプロジェクトファイル
- OBSで録画した元のMKV
- 編集に使用している画像や音声
- すでに書き出した動画
アップデートによって今回の問題が修正されたあとも、元のMKVが残っていれば同じ素材で再生状態を比較できます。
Premiere 26.5以降へ更新する
Adobeは、OBSで録画したMKVの再生時にフレームが落ちる問題について、Premiere 26.5で修正したと案内しています。
Premiere 26.3を使用している場合は、Creative Cloudデスクトップアプリから更新状況を確認できます。
- 現在のPremiereプロジェクトを保存する
- Premiereを終了する
- Creative Cloudデスクトップアプリを開く
- Premiereの利用可能なアップデートを確認する
- Premiere 26.5以降へ更新する
- 同じOBS録画MKVを読み込んで再生を確認する
更新後は、以前フレームが落ちていた場所を再び再生して比較します。
26.5以降でも同じ場面がカクつく場合は、今回修正された不具合だけではない可能性があります。
録画素材のバックアップには外付けSSDも利用できる
OBSで長時間録画すると、MKVファイルの容量が大きくなることがあります。
Premiereのプロジェクトや録画素材を別の場所にも保存したい場合は、外付けSSDをバックアップ先として利用できます。
SanDiskのポータブルSSD 1TBは、読み取り速度最大800MB/秒、USB 3.2 Gen 2対応のモデルです。
OBSで録画したMKVやPremiereのプロジェクトをまとめて保管したい場合にも使いやすいと思います。
ただし、SSDへ移動するだけでPremiere 26.3のMKVフレームドロップが修正されるわけではありません。
今回の不具合についてはPremiere 26.5への更新がAdobe公式の修正になります。
PremiereやOBSを使って長時間PC作業をする方には、普段の入力環境も使いやすさに関わります。
私自身、これまでさまざまなキーボードを使ってきましたが、その中で最終的に使い続けているのがArteckの2.4Gワイヤレスキーボードです。
特に気に入っているのは、キーを押したときの感触、フルサイズながら扱いやすい大きさ、裏面に使われているステンレスの質感になります。
裏面のステンレスによって本体にしっかりした印象があり、価格を考えると高級感も感じられますね。
押し心地、大きさ、質感、価格をまとめて考えると、個人的には非常にコストパフォーマンスが良いキーボードだと感じています。
PremiereのMKV不具合を改善する製品ではありませんが、動画編集やOBSの設定、普段のPC作業を同じ環境で行っている方には使いやすい一台です。
まとめ|PremiereでOBS録画MKVがカクつく場合
Mac版Premiere 26.3では、OBSで録画したMKVファイルを再生するとフレームが落ちる問題がAdobe公式から案内されていました。
現在は解決済みとなっており、Premiere 26.5で修正されています。
ただし、OBSで録画したMKVそのものにすでにコマ落ちが入っている場合は、Premiereを更新しても失われたフレームが復元されるわけではありません。
まずPremiere以外でも録画素材を再生し、元のMKVが滑らかなのかを確認してみてください。
元動画は正常なのにMac版Premiere 26.3でだけカクつく場合は、Premiereのバージョンを確認し、プロジェクトと素材をバックアップしたうえで26.5以降への更新を検討できます。
「OBS録画自体のコマ落ち」と「Premiere 26.3でのMKV再生不具合」を分けて考えると、原因を見つけやすいですね。
▶本記事の振り返り
- Mac版Premiere 26.3ではOBS録画MKVの再生時にフレームが落ちる問題が確認されていた
- Adobe公式ではPremiere 26.5で修正済みと案内されている
- 最初に元のMKV自体がカクついていないか確認する
- OBS録画そのものがカクつく場合はOBS側の負荷を確認する
- 更新前にはPremiereプロジェクトと元の録画素材をバックアップしておく


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