Windows 11の近距離共有でPCが見つからない原因と対処法

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Windows 11のパソコン同士でファイルを送りたいのに、近距離共有を開いても相手のPCが表示されず困っていませんか?

「近距離共有はオンなのにPCが見つからない」「送信側には何も表示されない」「相手のPCに受信通知が出ない」といった状態になることがあります。

Windows 11の近距離共有では、送信側だけではなく受信側のPCでも近距離共有を有効にしておく必要があります。

また、共有範囲が「自分のデバイスのみ」になっている場合はMicrosoftアカウント、Wi-Fiを使う場合はネットワーク設定なども関係します。

この記事で扱うのはWindows標準の「近距離共有」です。

AndroidスマートフォンとWindows PCの間でQuick Shareを使いたいのにPCが出てこない場合は、Quick ShareでPCが見つからない原因と対処法はこちらから確認してください。

この記事では、Windows 11の近距離共有でPCが見つからない場合に確認したい設定を順番に解説します。

▶本記事の概要

  • Windows 11の近距離共有でPCが見つからない主な原因
  • 両方のPCで近距離共有の設定を確認する
  • BluetoothとWi-Fiを確認する
  • PCは表示されるのに受信できない時の対処法
  • まとめ|近距離共有でPCが見つからない時の確認順

Windows 11の近距離共有でPCが見つからない主な原因

  • 受信側PCの近距離共有がオフになっている
  • 共有範囲が「自分のデバイスのみ」になっている
  • Microsoftアカウントが異なっている
  • BluetoothまたはWi-Fiがオフになっている
  • PC同士が離れすぎている
  • Wi-Fiのネットワーク設定が合っていない

受信側の近距離共有がオフになっている

近距離共有でPCが見つからない場合、最初に確認したいのが2台とも近距離共有を有効にしているかです。

送信するPCだけをオンにしていても、受信側が近距離共有を受け付けない設定になっていると候補へ表示されません。

Microsoft公式でも、送信側と受信側の両方で近距離共有をオンにするよう案内しています。

共有する相手の設定が合っていない

近距離共有では、誰からファイルを受け取れるか選択できます。

環境によって表示名は多少異なりますが、主に次のような範囲を設定できます。

  • 自分のデバイスのみ
  • 近くにいるすべてのユーザー

「自分のデバイスのみ」にすると、自分が利用しているデバイス同士で共有する設定になります。

別の人が使っているPCへ送りたい場合は、一時的に「近くにいるすべてのユーザー」へ変更して表示されるか確認すると原因を切り分けやすいですね。

「自分のデバイスのみ」はMicrosoftアカウントも確認する

「自分のデバイスのみ」を利用している場合は、両方のPCでサインインしているMicrosoftアカウントも確認してください。

Microsoft公式では、この設定を利用する場合、同じMicrosoftアカウントでサインインしているデバイス間で共有する仕組みとして案内されています。

仕事用と個人用などで別のMicrosoftアカウントを利用している場合は、「近くにいるすべてのユーザー」へ一度変更して試すと分かりやすいと思います。

両方のPCで近距離共有の設定を確認する

  • 「設定」から近距離共有を開く
  • 一時的に共有範囲を広げる
  • 送信側からファイルを選び直す

Windows 11で近距離共有をオンにする

まず送信側と受信側の両方で設定を確認します。

  1. スタートを開く
  2. 「設定」を選択する
  3. 「システム」を開く
  4. 「近距離共有」を選択する
  5. 共有できる相手を選択する

原因を確認している間は、両方のPCを「近くにいるすべてのユーザー」にして試してみる方法があります。

これで送信先が表示される場合は、近距離共有自体ではなく公開範囲やMicrosoftアカウントの設定が関係していた可能性があります。

確認が終わったら、普段利用したい共有範囲へ戻しておくとよいですね。

ファイルを右クリックして共有する

設定を確認したら、実際にファイルを送信してみます。

  1. エクスプローラーを開く
  2. 送りたいファイルを右クリックする
  3. 「共有」を選択する
  4. 近距離共有の一覧を確認する
  5. 送信先のPC名を選択する

正常に検出されると、近くにある対象PCの名前が表示されます。

PC名が分かりにくい場合は、受信側で「設定」→「システム」→「バージョン情報」などからデバイス名を確認すると判断しやすいと思います。

Quick Shareとは別の機能

Windowsの「共有」を開いた時に似たような無線共有機能が複数あり、混乱することがあります。

近距離共有はWindowsに標準搭載されているPC間共有機能です。

一方、GoogleのQuick ShareはAndroidとWindows間などでファイルを共有するために利用されます。

機能 主な用途
Windows 近距離共有 Windows PC同士の共有
Quick Share AndroidとWindowsなどの共有

AndroidスマホからWindows PCを探している場合は、Windowsの近距離共有設定を変更しても目的の端末が表示されないことがあります。

その場合はQuick ShareでPCが見つからない時の確認方法を参考にしてください。

BluetoothとWi-Fiを確認する

  • 両方のPCでBluetoothをオンにする
  • Wi-Fiもオンになっているか確認する
  • 同じプライベートWi-Fiへ接続して試す
  • PC同士を近づけて確認する

両方のPCでBluetoothをオンにする

近距離共有ではBluetoothが端末の検出に関係します。

送信側だけではなく、受信側のBluetoothも確認してください。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Bluetoothとデバイス」を選択する
  3. Bluetoothをオンにする

すでにオンになっている場合でも、一度オフにしてから再びオンにすると検出状態が更新されることがあります。

Microsoft公式では、近距離共有を利用するPCについてBluetooth 4.0以降とBluetooth Low Energyへの対応を確認する案内もあります。

特に古いデスクトップPCや後付けBluetoothアダプターを利用している場合は、Bluetoothの仕様も確認してみてください。

Bluetooth機器そのものが正常に認識されない場合は、トウブロのBluetooth接続トラブルの記事も参考になります。

Wi-Fi経由なら同じネットワークを確認する

最新のWindows 11では、条件を満たすと近距離共有のファイル転送にWi-Fiを利用できます。

Microsoft公式では、Wi-Fiを利用する場合、送信側と受信側を同じプライベートWi-Fiネットワークへ接続するよう案内しています。

例えば片方が自宅Wi-Fi、もう片方がスマートフォンのテザリングに接続されている場合は、同じネットワークへそろえて試してみてください。

また、Windows側のネットワークプロファイルが「パブリック」になっている場合は、「プライベート」へ変更すると改善する可能性があります。

  1. 「設定」を開く
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択する
  3. 現在接続しているWi-Fiを開く
  4. ネットワークプロファイルの種類を確認する
  5. 必要に応じて「プライベートネットワーク」を選択する

Wi-Fiそのものへ接続できない状態なら、近距離共有より先に通信環境を確認します。

PCがWi-Fiに繋がらない原因と対処法はこちらから確認できます。

PC同士を近づける

Bluetoothで相手を検出するため、PC同士が離れている場合は近づけて試してみてください。

Microsoftのトラブルシューティングでは、近距離共有を確認する際に約10m以内で試す案内があります。

壁や家具、ほかの無線機器などの影響も考えられるため、原因を調べる時は2台を同じ机や同じ部屋に置くと分かりやすいですね。

PCは表示されるのに受信できない時の対処法

  • 受信側に通知が出ていないか確認する
  • 通知センターを確認する
  • BluetoothとWi-Fiを入れ直す
  • 両方のPCを再起動する

受信側の通知を確認する

送信先PCを選択した後は、受信側でファイルを受け入れる操作が必要です。

Microsoft公式では、受信側へ通知が表示されたら「保存」または「保存して開く」を選択する流れになっています。

送信側が「受信を待っています」と表示されたままの場合は、受信側PCの画面右下や通知センターを確認してみてください。

相手PCが一覧へ表示される状態と、ファイルの受信が完了する状態は別です。

通知センターに隠れていないか確認する

通知がポップアップ表示されなくても、通知センターに残っている場合があります。

通知を見逃した可能性がある場合は、タスクバーの日付・時刻付近から通知センターを開いて確認してください。

「応答不可」など通知を抑える設定を使用している場合は、画面上に通知が出にくいこともあります。

送信をもう一度行い、受信側で通知センターを開いた状態にして確認するとよいと思います。

BluetoothとWi-Fiを入れ直す

設定に問題がないのに突然PCを検出できなくなった場合は、BluetoothとWi-Fiを一度オフにしてからオンへ戻します。

両方のPCで行った後、再びファイルの「共有」を開いて相手が表示されるか確認してください。

それでも改善しない場合は、2台ともWindowsを再起動すると一時的な通信状態がリセットされることがあります。

Bluetoothドライバーも確認する

近距離共有だけでなくBluetooth機器全般を認識しない場合は、Bluetoothドライバーに問題が起きている可能性もあります。

デバイスマネージャーを開き、Bluetoothアダプターに警告マークが表示されていないか確認してください。

PCメーカーから新しいBluetoothドライバーが提供されている場合は、メーカー公式ページの内容を確認するとよいですね。

ただし、近距離共有だけが使えない状態であれば、最初からドライバーを削除するのではなく、共有範囲やBluetoothのオン・オフから試した方が原因を判断しやすいと思います。

まとめ|近距離共有でPCが見つからない時の確認順

Windows 11の近距離共有でPCが見つからない場合は、最初に送信側と受信側の両方で近距離共有がオンになっているか確認しましょう。

次に共有範囲を確認し、「自分のデバイスのみ」を利用している場合はMicrosoftアカウントも見てみてください。

設定に問題がなければ、Bluetooth・Wi-Fi・ネットワークプロファイル・PC同士の距離を順番に確認すると原因を絞り込みやすいと思います。

また、送信先PCは表示されるのにファイルが届かない場合は、受信側の通知センターも確認してみてくださいね。

▶本記事の振り返り

  • 送信側と受信側の両方で近距離共有を有効にする
  • 見つからない時は一時的に「近くにいるすべてのユーザー」で試す
  • 「自分のデバイスのみ」ではMicrosoftアカウントも確認する
  • 両方のPCでBluetoothとWi-Fiを確認する
  • Wi-Fi共有では同じプライベートネットワークへ接続する
  • 送信後は受信側の通知センターを確認する

Windows 11の近距離共有は、複雑なアプリを追加せずPC同士でファイルを移せる便利な機能です。

相手が表示されない時は、まず2台の近距離共有設定をそろえ、その後にBluetoothとWi-Fiを確認してみてください。

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