Windows11を起動するたびにBitLockerの回復キーを求められ、「昨日入力したのにまた出る」と困っていませんか?毎回48桁を入力する状態では、急に開けなくなるのではと心配ですね。
BitLockerは暗号化されたドライブを保護する機能です。起動環境が以前と異なると判断すると、本人確認のため回復キーを要求することがあります。
▶本記事の概要
- BitLocker回復キーを毎回求められる理由
- 最初に回復キーを確認する方法
- 次回も表示される場合の注意点
- まとめ
BitLocker回復キーを毎回求められる理由
毎回表示される症状には、起動時の設定変更や機器の状態が関係する場合があります。
- ハードウェアや起動設定が変わった
- 起動順序やネットワーク起動が影響する
ハードウェアや起動設定が変わった
BIOS・UEFIの更新、TPMやSecure Bootの設定変更などにより、暗号化ドライブの保護状態が変化することがあります。
直前に更新や機器交換を行っていれば、その内容を記録しておくと原因を整理しやすくなります。
起動順序やネットワーク起動が影響する
Microsoftは2026年のSecure Boot関連資料で、一部の端末ではPXE(ネットワーク起動)とローカル起動の組み合わせによって回復要求が繰り返されるケースを案内しています。
すべてのPCに当てはまる現象ではありません。会社の端末では起動設定を自分で変更せず、管理者へ相談してください。
最初に回復キーを確認する方法
設定を変える前に、正しい回復キーの保存場所を確かめることが重要になります。
- 回復キーIDと48桁のキーを照合する
- 会社・学校のPCでは管理担当者へ確認する
回復キーIDと48桁のキーを照合する
青い回復画面に表示される回復キーIDの先頭8桁を控えます。別の端末からMicrosoftアカウントの回復キーページを開き、IDが一致するキーを探してください。
確認先はMicrosoftアカウントの回復キー管理ページです。回復キーそのものをSNSや公開コメントに載せないようにしましょう。
- 回復画面に表示されるキーIDの先頭8桁を控える
- 別の端末で回復キーページにサインインする
- キーIDが一致する48桁の回復キーを探す
- 画面の指示に従って入力する
会社・学校のPCでは管理担当者へ確認する
組織管理の端末では職場・学校アカウント側に保管されている場合があります。本人のMicrosoftアカウントにキーが表示されないこともあります。
印刷した紙やUSBメモリへ保存しているケースもあるので、端末を設定した時の記録を探してみてください。
次回も表示される場合の注意点
一度解除できても繰り返される場合は、回復キーを安全に保存してから設定を確認します。
- 更新履歴と起動順序を確認する
- 回復キーが見つからない場合
更新履歴と起動順序を確認する
Windowsへ入れたら直近のBIOS更新、周辺機器の変更、ブート順序を確認します。PXE起動が先になっている場合もありますが、変更の要否は機種や管理方針によって異なります。
Secure BootやTPMをむやみに無効化したり、暗号化設定を消したりしないようにしましょう。
回復キーが見つからない場合
Microsoftは紛失した回復キーを再発行できないと説明しています。キーを見つける前にPCの初期化を行うと、データが失われるおそれがあります。
Microsoft公式の回復キー確認手順を参照し、解決できない場合はPCメーカーや管理者へ相談してください。
まとめ
BitLockerの回復キーが毎回表示される場合は、キーの保存場所を確保したうえで、起動環境が変わっていないか確認します。暗号化を解除する操作を急ぐ必要はありません。
▶本記事の振り返り
- キーIDを使って正しい回復キーを探す
- BIOSや起動設定の変更履歴を確認する
- PXE起動が関係する一部のケースもある
- TPMやSecure Bootを自己判断で変更しない
重要なデータを守るためにも、正常に起動できた時点で回復キーの保管状況とバックアップを確認しておきたいですね。

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