Windows11でWSL・Claudeの共有フォルダが表示されない原因と解決方法

不具合・バク
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「Windows11を更新したら、WSLから共有フォルダが見えなくなった」

「Claude Coworkでローカルファイルへアクセスできない、コマンドを実行できない」

「再起動やClaudeの再インストールを試したのに直らない」

このような症状が突然発生して、Windows11やWSLの設定を疑っている方もいるのではないでしょうか。

2026年9月に配信されたWindowsのセキュリティ更新後、Hyper-VベースのLinux仮想環境でPlan9を利用したホストフォルダ共有が正常に利用できなくなる不具合が発生しました。

Microsoftもこの問題を確認しており、Claude CoworkやWindows Subsystem for Linux(WSL)が影響を受けるアプリケーションとして案内されています。

ただし、2026年9月14日にMicrosoftから緊急のOut-of-Band(OOB)更新が公開され、現在は修正版を適用できる状態になっています。

この記事では、Windows11でWSLの共有フォルダが表示されない原因や、Claude Coworkへの影響、現在利用できる解決方法について分かりやすく紹介します。

▶本記事の概要

Windows Update後からパソコン全体の挙動がおかしくなっている場合は、Windows11全般のトラブルについてまとめた記事もあります。

Windows11の基本的な不具合対策はこちらから確認できます。

Windows11でWSL・Claudeの共有フォルダが表示されない原因

今回の不具合は、2026年9月8日に配信されたWindowsのセキュリティ更新が関係しています。

Microsoftによると、HCS(Host Compute Service)で管理されている仮想マシンにおいて、Plan9を利用してWindows側のフォルダをLinux VMへ共有する処理に問題が発生しました。

仮想マシン自体は正常に起動するものの、Windows側から共有していたフォルダがLinux環境に表示されなかったり、アクセスできなかったりする状態になります。

特に影響が確認されているWindows11の更新プログラムは以下になります。

Windows11のバージョン 問題が発生した更新
Windows 11 26H1 KB5124012
Windows 11 25H2 KB5124008
Windows 11 24H2 KB5124008
Windows 11 23H2 KB5122880

「KB5124008をインストールしてから急に共有フォルダが見えなくなった」という場合は、今回の既知の不具合に該当している可能性があります。

26H1を利用している場合はKB5124012が該当します。

すべてのWindows11ユーザーで発生するわけではなく、Plan9を使ったHyper-VベースのLinux仮想環境が主な対象になります。

なぜClaude Coworkも影響を受けたのか

Claude CoworkのWindows版では、ローカル環境との連携にWindows上の仮想環境を利用する機能があります。

今回のWindows Updateによって、その仮想環境からWindows側のドライブへ正常にアクセスできなくなりました。

そのため、Claude自体が停止しているわけではなくても、ローカルコマンドの実行やPC内データへのアクセスに問題が発生するという少し分かりにくい状態になっていました。

Claude側でも、2026年9月8日のWindows Updateが原因でCoworkのワークスペースからPC内ドライブへアクセスできなくなっていることを案内しています。

チャット自体や一部のファイル読み書きは利用できるケースがあったため、「Claudeは動くのに特定の操作だけできない」という状態になった方もいると思います。

通常のHyper-Vすべてに影響するわけではない

今回の問題で少し注意したいのが、Hyper-Vそのものが利用できなくなる不具合ではない点です。

Microsoftでは、Plan9機能を利用していない通常のHyper-V仮想マシンは今回の問題の影響を受けないとしています。

そのため、Hyper-Vが起動するから問題ないと判断してしまうと、原因を見つけにくいかもしれません。

Windows11の更新直後からWSLやClaude Coworkだけがおかしくなった場合は、Windows Updateの履歴も確認してみると分かりやすいですね。

WSL・Claude Coworkで発生する主な症状

今回のWindows11の不具合では、主に次のような症状が確認されています。

  • WSLやLinux VMからWindows側の共有フォルダが表示されない
  • 共有していたフォルダへアクセスできない
  • Plan9ドライブがマウントされていないというエラーが表示される
  • Claude Coworkでローカルコマンドを実行できない
  • Claude CoworkからPC内のドライブへアクセスできない
  • 仮想マシンは正常に起動するのに共有フォルダだけ利用できない

特に厄介なのが、仮想マシン自体は普通に起動するという部分になります。

完全に起動できないのであれば原因を疑いやすいですが、Linux環境が立ち上がっている状態では共有設定やアクセス権限を疑ってしまうかもしれません。

しかし、2026年9月8日前後までは問題なく利用できていて、Windows Update後から突然発生したのであれば、KB5124008やKB5124012などとの関係を確認してみる価値があります。

再起動やClaudeの再インストールでは直らない場合がある

アプリがおかしくなると、一度Windows11を再起動したり、Claudeを再インストールしたりしたくなりますよね。

ただし今回の問題はClaudeアプリ単体ではなく、Windows側の共有フォルダ処理が原因です。

Claude側からも、問題発生中は再起動やアプリの再インストールでは改善しないことが案内されていました。

何度も再インストールを繰り返すより、まずWindows Updateの状態を確認したほうが原因を判断しやすいと思います。

PCで作業する機会が多い方は、マウス操作を効率化すると普段のWindows操作もかなり楽になります。

作業用としても使いやすいゲーミングマウスを探している場合は、買って損しないゲーミングマウスおすすめ10選も参考にしてみてください。

Windows11の共有フォルダ不具合を解決する方法

今回のWSL・Claude Coworkの共有フォルダ不具合については、2026年9月14日にMicrosoftから修正版となるOut-of-Band更新が公開されました。

現在この症状が発生している場合は、Windows11を最新状態へ更新する方法が最も分かりやすい対処になります。

修正版となる更新プログラムはWindows11のバージョンによって異なります。

Windows11のバージョン 修正を含む更新
Windows 11 26H1 KB5129194
Windows 11 25H2 KB5129195
Windows 11 24H2 KB5129195
Windows 11 23H2 KB5129242

Windows11 24H2・25H2であれば、KB5124008からKB5129195以降へ更新することで今回の共有フォルダ問題への修正を適用できます。

26H1ではKB5129194が修正版になります。

Windows Updateから修正版をインストールする

  • Windows11の「設定」を開く
  • 「Windows Update」を開く
  • 「更新プログラムのチェック」を選択する
  • 利用可能な最新更新プログラムをダウンロードする
  • インストール後にWindows11を再起動する

OOB更新は通常の月例更新とは別に緊急公開された更新になります。

そのため、9月8日の更新を適用済みでも、もう一度Windows Updateを開いて新しい更新がないか確認してみてください。

更新後はWSLやClaude Coworkを起動して、Windows側の共有フォルダへ再びアクセスできるか確認します。

Claude Coworkについても、Microsoftの9月14日更新によって問題が解決したことがClaude側から案内されています。

KB5124008・KB5124012を削除する方法について

問題発生直後には、原因となったWindows Updateをアンインストールすると改善するケースも報告されていました。

ただし現在は修正版が公開されているため、古いセキュリティ更新を削除するよりも、新しい修正版へ更新する方法のほうが分かりやすいと思います。

Windows Updateにはセキュリティ修正も含まれているため、古い状態のまま長期間利用するのは避けたいところですね。

Microsoftも今回のOOB更新には、それまでの改善内容やセキュリティ保護が含まれると案内しています。

作業データは別ドライブへバックアップしておくと安心

今回の不具合によってSSD内のデータそのものが消えるわけではありません。

ただ、WSLや仮想環境を開発用途で使っている場合は、重要なプロジェクトファイルを扱っている方も多いと思います。

Windows UpdateやPCトラブルとは別に、重要なデータだけでも外付けSSDへコピーしておくと、突然PCへアクセスできなくなった場合にも対応しやすくなります。

修正後も共有フォルダが表示されない場合に確認すること

最新のWindows Updateを適用してもWSLの共有フォルダが表示されない場合は、今回とは別の原因が重なっている可能性もあります。

確認したいポイントは以下になります。

  • Windows11が再起動されているか確認する
  • Windows Updateの履歴から修正版KBが入っているか確認する
  • WSLを一度終了してから再起動する
  • 共有対象のフォルダが削除・移動されていないか確認する
  • Windows側のアクセス権限を確認する
  • Claude Coworkを最新版へ更新する

Windows11 24H2や25H2の場合は、更新履歴にKB5129195以降の更新が入っているか確認すると判断しやすくなります。

26H1ではKB5129194、23H2ではKB5129242がひとつの目安になります。

WSLを一度終了して再起動する

Windows Update後も以前のWSL環境が動作したままの場合は、一度WSLを終了してから起動し直すことで正常にマウントされることがあります。

Windows TerminalやPowerShellを利用している方であれば、WSL環境を終了してから再度ディストリビューションを起動してみるといいですね。

それでも共有フォルダだけが表示されない場合は、Windows側の共有設定やフォルダの場所も確認します。

PC全体が不安定なら別のWindows11不具合も確認する

今回のWindows Updateでは、共有フォルダ問題以外にも複数の不具合が確認されています。

WSLだけではなく、Windows全体が重い、フリーズする、周辺機器がおかしいと感じる場合は別の原因が重なっている可能性も考えられます。

Windows11全般の不具合についてはWindows11がバグる時の対処法でも詳しく紹介しています。

また、無線マウスの接続や操作環境を見直したい方は、ゲーミングマウスの無線は実際どうなのか?メリットを詳しく解説も参考になると思います。

まとめ

今回は、Windows11でWSLやClaude Coworkの共有フォルダが表示されない不具合について紹介しました。

2026年9月8日のWindowsセキュリティ更新後、Plan9を利用するHyper-VベースのLinux仮想環境で、Windows側の共有フォルダへアクセスできない問題が発生しています。

Windows11 24H2・25H2ではKB5124008、26H1ではKB5124012などが問題発生のきっかけとなりました。

現在は2026年9月14日にMicrosoftから修正版が公開されているため、症状が続いている場合はWindows Updateをもう一度確認してみてください。

Claude Cowork側でもMicrosoftの修正版によって問題が解決したことが案内されています。

▶本記事の振り返り

  • 2026年9月のWindows Update後に共有フォルダの不具合が発生した
  • WSLやClaude CoworkなどPlan9を利用する環境が影響を受けた
  • Windows11 24H2・25H2ではKB5124008が原因となった
  • Windows11 26H1ではKB5124012が原因となった
  • 2026年9月14日のOOB更新で修正されている
  • 24H2・25H2ではKB5129195、26H1ではKB5129194が修正を含んでいる

「Windows Updateをした直後からWSLがおかしい」「Claude Coworkだけローカルコマンドを実行できない」という場合は、アプリを何度も再インストールする前にWindows11の更新履歴を確認してみると原因を見つけやすいと思います。

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