Excelでコピー・貼り付けできない不具合|9月更新後の対処法

不具合・バク
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「Excelでコピーしたのに、Ctrl+Vを押しても何も起きない」

「コピー元のセルは点線で囲まれているのに、貼り付け先へ反映されない」

「Windows Updateをしてから急にExcelだけコピペできなくなった」

このような症状で困っていませんか?

2026年9月、MicrosoftはExcelで貼り付け操作が何のエラーも表示せず失敗する不具合を確認しています。

対象として案内されているのはExcel 2024、Excel 2021、Excel 2019、Excel 2016です。

今回の特徴は、コピー自体はできているように見えるのに、貼り付けを実行してもコピー先のセルが変化せず、エラーメッセージや警告音も表示されないところにあります。

そのため「Ctrl+Vキーが壊れたのかな」「クリップボードがおかしくなった?」と感じる方もいると思います。

Microsoftは2026年9月18日時点でも原因を調査しており、公式の回避策として「形式を選択して貼り付け」を試す方法を案内しています。

この記事では、Excelでコピー・貼り付けできない時に、今回の不具合へ該当するか確認する方法から安全性の高い対処方法まで順番に紹介します。

▶本記事の概要

Excelでコピー・貼り付けできない不具合とは

Microsoftは2026年9月、Excelで貼り付け操作が正常に行われない既知の問題を公開しました。

Microsoft公式サポートによると、対象として案内されているExcelは以下になります。

  • Excel 2024
  • Excel 2021
  • Excel 2019
  • Excel 2016

なお、Microsoft公式ページの今回の問題に関する「適用先」には、2026年9月18日時点でMicrosoft 365版Excelは記載されていません。

似た症状がMicrosoft 365で発生した場合は、今回と同じ不具合だと決めつけず、アドインやクリップボードなども含めて確認してみると分かりやすいと思います。

今回確認されている主な症状は次の通りです。

  • Ctrl+Vを押しても貼り付けられない
  • 貼り付けボタンを押しても何も起こらない
  • コピー元のセルが選択されたままになる
  • 貼り付け先のセルに内容が反映されない
  • エラーメッセージが表示されない
  • 警告音なども鳴らない

何のエラーも出ずに貼り付けが失敗する

今回のExcel不具合で特に分かりにくいのが、貼り付けに失敗してもエラーが表示されない点です。

通常であれば操作できない理由がメッセージとして表示されることもありますが、今回の問題ではCtrl+Vを押しても反応がないように感じます。

Microsoftによると、問題が発生するとコピー元は選択された状態のままとなり、貼り付け先には何も反映されません。

「コピーはできているように見えるのに、貼り付けだけ失敗する」場合は今回の既知問題と症状が似ています。

Excel 2016ではKB5002914でも既知問題として掲載

Excel 2016については、2026年9月8日に公開されたセキュリティ更新プログラムKB5002914の公式ページにも同じ問題が記載されています。

そのため、9月の更新を行った直後からExcel 2016でコピー&ペーストできなくなった場合は、更新履歴も確認してみると状況を把握しやすいですね。

ただし「Windowsそのものの更新だけが原因」と考えると少し分かりにくくなります。

Windows UpdateからMicrosoft Officeの更新が配信されることもあるため、利用者から見ると「Windowsを更新してから壊れた」と感じる場合があります。

Microsoft公式の最新情報については、Excelで貼り付け操作が失敗する既知問題はこちらから確認できます。

2026年9月はExcel以外のMicrosoft製品でも更新後の不具合が確認されています。

たとえばARM版Windows11でTeamsやOutlookが起動しなくなった問題については、Windows11 ARMでTeams・Outlookが起動しない不具合はこちらで紹介しています。

Excelだけ貼り付けできないのか確認する方法

Ctrl+Vが反応しない場合、最初に確認したいのがExcelだけで発生しているのか、Windows全体でコピー&ペーストできないのかという違いです。

ここを確認しておくと、Excel側とWindows側のどちらを中心に調べるか判断しやすくなります。

  • メモ帳へ貼り付けできるか確認する
  • メモ帳からExcelへ貼り付けてみる
  • Excel内の別セルへコピーしてみる
  • マウス操作でも貼り付けできないか確認する
  • 形式を選択して貼り付けを試す

メモ帳へ貼り付けできるか確認する

Excelでコピーした文字列をWindowsのメモ帳へ貼り付けてみます。

メモ帳には正常に貼り付けできる場合、Windowsのクリップボード全体が完全に動作していない可能性は低くなります。

反対にExcelだけでなくメモ帳やブラウザでもCtrl+Vが反応しない場合は、キーボードやWindowsのクリップボード側も確認してみると良いですね。

メモ帳からExcelへ貼り付けてみる

次にメモ帳へ短い文字を入力してコピーし、Excelのセルへ貼り付けてみます。

ユーザー報告の中には、外部アプリからExcelへの貼り付けはできる一方、Excel内のセル同士のコピー&ペーストが失敗するという例もあります。

この違いを確認しておくと症状を整理しやすいと思います。

Ctrl+Vだけではなくマウス操作も確認する

キーボードのCtrl+Vだけ反応しない場合は、ショートカットキー側の問題も考えられます。

Excelの「ホーム」から貼り付けを選択したり、右クリックメニューを利用したりして状態を確認してみてください。

どの方法でも通常の貼り付けが失敗する場合は、今回の既知問題に近い症状ですね。

Windows自体にも複数の不具合が出ている場合は、PCトラブル診断ツールはこちらから症状を入力して原因を絞り込むこともできます。

Excelでコピー・貼り付けできない時の対処法

今回のExcel不具合について、Microsoftは2026年9月18日時点で調査中としています。

そのため、すべての環境で完全に解決できる方法が公開されている状態ではありません。

一方でMicrosoftは「形式を選択して貼り付け」を公式の回避策として案内しています。

まずは設定変更の影響が少ない方法から確認してみるのが分かりやすいと思います。

  • 形式を選択して貼り付ける
  • ExcelとPCを再起動する
  • WindowsとOfficeの更新を確認する
  • Excelをセーフモードで起動する
  • COMアドインを一時的に無効化する
  • Windowsのクリップボード履歴を確認する
  • Officeのクイック修復を試す
  • 更新プログラムの削除は慎重に考える

形式を選択して貼り付ける

今回の不具合に対して、Microsoftが公式に案内している回避策が「形式を選択して貼り付け」です。

  1. 貼り付けたいデータをコピーする
  2. Excel上部の「ホーム」を開く
  3. 「貼り付け」の下にあるメニューを開く
  4. 「形式を選択して貼り付け」を選択する
  5. 値や数式など必要な形式を選択する

選択できる内容には「数式」「数式と数値の書式」「値」「値と数値の書式」「リンクの貼り付け」などがあります。

通常のCtrl+Vで貼り付けられない場合でも、形式を選択すると作業を続けられる可能性があります。

現在仕事中でExcelをすぐ使いたい場合は、最初に確認しやすい方法ですね。

ExcelとPCを再起動する

Excelを長時間起動している場合は、一度すべてのExcelウィンドウを閉じてから起動し直します。

それでも変化がない場合はWindowsも再起動してみてください。

今回の既知問題そのものが再起動だけで解決するとは限りませんが、一時的なExcelやクリップボードの不調を切り分けられます。

WindowsとOfficeの更新を確認する

2026年9月18日時点ではMicrosoft Excelチームが問題を調査しています。

今後修正版が公開された場合、Office UpdateやMicrosoft Updateから配信される可能性があります。

Excelから確認する場合は、「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」と進み、利用できる更新がないか確認してみてください。

Windows側は「設定」→「Windows Update」から確認できます。

ただし会社や学校のPCでは管理者が更新を管理している場合もあるため、その場合は管理担当者へ確認すると安心です。

Excelをセーフモードで起動する

Microsoft公式の今回の不具合とは別に、Excelのアドインが原因でコピー&ペーストできなくなる場合もあります。

特に今回の公式症状と少し違う場合は、Excelのセーフモードで切り分ける方法があります。

  1. WindowsキーとRキーを押す
  2. 「excel /safe」と入力する
  3. Enterキーを押す
  4. Excelが起動したらコピー&ペーストを確認する

セーフモードでは一部の追加機能を読み込まずにExcelを起動できます。

通常起動では貼り付けできないのにセーフモードでは正常な場合は、アドインなどが影響している可能性があります。

COMアドインを一時的に無効化する

セーフモードでは正常だった場合、COMアドインを確認してみます。

  1. Excelの「ファイル」を開く
  2. 「オプション」を選択する
  3. 「アドイン」を開く
  4. 管理から「COMアドイン」を選択する
  5. 「設定」を開く
  6. アドインのチェックを一時的に外す
  7. Excelを再起動する

複数のアドインを利用している場合は、一つずつ戻していくと影響しているものを確認しやすくなります。

仕事で必要なアドインまで完全に削除する必要はありません。

一時的に無効化して症状が変化するかを見る形で十分だと思います。

Windowsのクリップボード履歴を確認する

Excel以外のアプリでもコピー&ペーストがおかしい場合は、Windowsのクリップボードを確認します。

Windowsキー+Vを押すとクリップボード履歴を表示できます。

不要な内容が大量に残っている場合は履歴をクリアし、その後もう一度コピー&ペーストを確認してみてください。

Windowsキー+V自体が反応しない場合は、Windowsの「設定」→「システム」→「クリップボード」から設定を確認できます。

Officeのクイック修復を試す

形式を選択して貼り付けても正常に動かず、セーフモードでも症状が変わらない場合はOfficeの修復機能を利用する方法があります。

  1. Windowsの設定を開く
  2. 「アプリ」を選択する
  3. 「インストールされているアプリ」を開く
  4. Microsoft Officeを探す
  5. 変更または修復を選択する
  6. クイック修復を実行する

Officeのファイル自体が壊れている場合には改善する可能性があります。

ただし、今回Microsoftが調査している9月の既知問題そのものについて、クイック修復が公式の解決策として案内されているわけではありません。

そのため、形式を選択して貼り付けが利用できる場合は、修正版を待つ選択肢もありますね。

更新プログラムの削除は慎重に考える

ネット上では9月のOffice更新をアンインストールしたり、以前のバージョンへ戻したりする方法が紹介されています。

実際に古いバージョンへ戻してコピー&ペーストが改善したというユーザー報告もあります。

しかし今回の更新にはセキュリティ修正も含まれています。

更新を削除すると、Excelの貼り付け問題は改善しても、修正済みだったセキュリティ上の問題が再び残る可能性があります。

そのため個人PCでも、いきなりセキュリティ更新を削除するよりMicrosoft公式の回避策や修正版の確認を先に行う方が安心だと感じます。

企業PCの場合は、管理者へ相談せず更新プログラムを変更しない方がトラブルを避けやすいですね。

Windows Update後に別の挙動まで不安定になっている場合は、Windows11がバグる時の対処法はこちらも参考になると思います。

Excel作業を快適にするPC周辺機器

Excelを長時間使用する方の場合、キーボードやマウスの使いやすさも作業効率に関わります。

また、仕事で使用するExcelファイルはPCトラブルに備えて別の場所へバックアップしておくと安心ですね。

  • 筆者が普段使用しているArteckワイヤレスキーボード
  • Logicool ERGO M575SP
  • SanDisk Portable SSD 1TB

筆者が使っているArteckワイヤレスキーボード

ExcelではCtrl+C、Ctrl+V、矢印キー、テンキーなどキーボード操作を頻繁に使います。

私はこれまでさまざまなキーボードを使ってきましたが、その中で最終的に使い続けているのがArteck 2.4G ワイヤレスキーボードです。

特に気に入っているのが、キーを押した時の感触と本体サイズのバランスですね。

フルサイズなのでExcelで数値を入力する時にもテンキーを使えます。

キーボード全体が極端に大きいわけではなく、デスク上へ置いた時にも扱いやすいと感じています。

さらに個人的に気に入っているポイントが裏面のステンレス素材です。

手に取った時に安価なプラスチック製キーボードとは少し違った質感があり、価格以上の高級感としっかりした作りを感じます。

キーの押し心地、大きさ、ステンレスの質感、ワイヤレスという使いやすさまで含めると、私がこれまで使った中でも特にコストパフォーマンスが良いキーボードだと感じています。

Excel作業だけでなく、ブログ執筆や普段のPC操作でもそのまま使えるところも便利ですね。

Excelを長時間使うならLogicool ERGO M575SP

Excelではセル選択やスクロール、メニュー操作などでマウスを長時間使うことがあります。

そこで関連商品として紹介しやすいのがLogicool ERGO M575SPです。

親指でボールを動かしてカーソルを操作するトラックボールなので、一般的なマウスのように本体を机の上で大きく動かす必要がありません。

デスクスペースが狭い場合にも使いやすく、静音クリックにも対応しています。

Excelや事務作業で一日中マウスを使用する方には候補の一つになると思います。

大切なExcelファイルのバックアップには外付けSSD

仕事や家計管理など、大切なExcelファイルをPCだけに保存している方もいるかもしれません。

WindowsやOfficeの不具合そのものがExcelファイルを削除するとは限りませんが、PCトラブルへ備える意味では別の場所へバックアップしておくと安心ですね。

関連商品としてはSanDisk Portable SSD 1TBなどがあります。

1TBモデルならExcelだけでなく、写真、動画、Word、PDFなどのバックアップにも余裕を持たせやすいと思います。

USB-C接続に対応しており、持ち運びながら利用できる点も便利です。

まとめ|Excelで貼り付けできない時は公式の回避策から確認

今回は、Excelでコピー・貼り付けできない不具合について解説しました。

Microsoftは2026年9月、Excel 2024、Excel 2021、Excel 2019、Excel 2016で貼り付け操作がサイレントに失敗する問題を確認しています。

コピー元は選択された状態になっているのに、貼り付け先のセルへ何も反映されず、エラーや警告音も表示されないのが今回の特徴です。

2026年9月18日時点ではMicrosoft Excelチームが調査中となっています。

一方で9月16日には公式の回避策が追加されており、通常のCtrl+Vで貼り付けできない場合は「形式を選択して貼り付け」を利用できます。

メモ帳では正常にコピペできるか確認すると、Excelだけの問題なのかWindows全体の問題なのかも切り分けやすくなりますね。

今回の既知問題と症状が異なる場合は、Excelのセーフモード、COMアドイン、クリップボード、Officeのクイック修復なども確認してみてください。

セキュリティ更新の削除や古いOfficeバージョンへのロールバックについては、修正済みの脆弱性まで元へ戻る可能性があります。

仕事で通常の貼り付けが必須という場合を除けば、まず公式の回避策を使いながらMicrosoftから修正版が公開されていないか確認する形が安心だと思います。

▶本記事の振り返り

  • Excel 2024・2021・2019・2016で貼り付けが失敗する不具合が確認されている
  • 貼り付けに失敗してもエラーや警告が表示されない場合がある
  • Excel 2016では9月8日のKB5002914にも既知問題として掲載されている
  • 2026年9月18日時点ではMicrosoftが調査中となっている
  • 公式の回避策は「形式を選択して貼り付け」
  • メモ帳への貼り付けでExcelだけの問題か確認できる
  • 症状が異なる場合はセーフモードやCOMアドインも確認する
  • Officeのクイック修復は一般的な切り分け方法として利用できる
  • セキュリティ更新の削除やロールバックは慎重に考える

ExcelでCtrl+Vを押しても何も起こらないと、仕事やデータ入力が止まってしまいかなり困りますね。

今回はMicrosoft側でも認識している不具合なので、何度もOfficeを再インストールする前に「形式を選択して貼り付け」を試し、公式ページの更新情報を確認していく方法が分かりやすいと思います。

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