大学に行く意味とは?「やりたいことがない」高校生に伝えたい自分の探し方【経験談】

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「周りが進学するから、なんとなく大学に行こうかな」「でも、やりたいこともないのに高い学費を払ってまで行く意味あるの?」

高校3年生のこの時期、進路決定を迫られて「やりたいことが見つからない自分」に焦りや不安を感じている方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、それで全く問題ありません。

僕は教育系の大学を卒業しましたが、現在は教職には就かず、在学中に見つけた「音楽制作」と「ブログ」という道を進んでいます。そんな僕が4年間を振り返って確信しているのは、大学とは「自分のしたいことを探す場所と時間」であるということです。

この記事では、なんとなく進学した僕が、なぜ教育の道を辞め、全く別のやりたいことを見つけられたのか。その経験談をもとに、以下の内容をお伝えします。

  • 大学に行く最大のメリットは「資格」と「余白」であること
  • 僕が教育現場を「自分には合わない」と判断したリアルな理由
  • やりたいことが見つかる可能性を広げる3つのアクション

読み終える頃には、大学進学を「義務」ではなく、「自分の人生を豊かにするための投資期間」としてポジティブに捉えられるようになっているはずです。


1. 大学生活の真実:単位さえ取れば、残りはすべて「自由時間」

「大学って勉強が大変そう…」と思うかもしれませんが、実は大学ほど自由な場所はありません。ぶっちゃけた話をすれば、最低限の単位さえ取得してしまえば、留年することなく卒業できます。

「大学卒業」という切符を手に入れる価値

大学に通う大きな目的の一つは、「大卒」という資格を得ることです。現実的な話をすると、高卒と大卒では初任給から差があることが多く、昇給のスピードや選べる職種の幅も異なります。

「学歴なんて関係ない」という意見もありますが、「選択肢を広げておく」という意味で、卒業だけでもしておく価値は十分にあります。実際に僕は就職という道を選びませんでしたが、「いつでも就職できる」という安心感が、新しい挑戦を支えてくれました。

「やりたいこと」が決まっていない人こそ大学へ行くべき理由

専門学校や就職は、特定の道に一直線に進むことになります。しかし大学(特に文系や教育系)は、専門分野を学びつつも、自分の時間を自由にカスタマイズできる「人生の夏休み」ならぬ「人生の準備期間」です。

今やりたいことがないのは、単に「まだ知らないことが多いだけ」かもしれません。大学というモラトリアム(猶予期間)を利用して、世の中にあるたくさんの選択肢に触れることこそが、進学の真の目的だと言えます。

2. 【経験談】教育学科に入学して僕が感じた「理想と現実」

僕は、両親が幼稚園の先生だったという影響もあり、「自分もなんとなくそっち系に行くのかな」という軽い気持ちで教育系の学科を選びました。しかし、実際に学んでみると、想像していた世界とは大きなギャップがありました。

教育学科で学ぶ具体的な内容

教育学科では、主に教員免許の取得を目指します。大きく分けると以下の2つのラインに分かれるのが一般的です。

  • 「小学校・幼稚園・保育園」向け
  • 「中学校・高校」向け

大学では、各教科の指導法(どうやって教えるか)だけでなく、生徒との接し方や保護者対応、さらには障害児教育についても深く学びます。学年が上がるにつれて、より実践的な「模擬授業」や「介護体験」などのカリキュラムが増えていきます。

「自分には合わない」と気づいた瞬間

4年間しっかりと学び、資格取得の一歩手前まで行きましたが、僕は最終的に教育の道を断念しました。その理由は、僕にとって教育の仕事が「ブラック」だと感じてしまったからです。

具体的には、次のような現実を突きつけられました。

  • 終わりのない準備:生徒が帰った後も、翌日の授業の指導案作成や事務作業が山積み。
  • 精神的な重圧:生徒の人生を預かる責任に加え、複雑な保護者対応。
  • やりたいことの出現:在学中に「音楽」という熱中できるものを見つけたことで、膨大な教育実習の準備が苦痛に変わってしまった。

そして最後に、自分自身にこう問いかけました。
「自分に子どもではない子どもたちのために、自分の人生のすべてを削れるか?」

この問いに対する答えが、はっきりと「NO」だったのです。この気づきは、大学に行って実際に教育の現場を覗いてみなければ得られなかった、僕にとって最大の収穫でした。

3. 大学2年生で訪れた転機:僕が「音楽制作」に目覚めた理由

教育学科という、将来の進路がほぼ決まっているような環境に身を置いていた僕ですが、大学2年生の時に人生を大きく変える出会いがありました。それが「音楽制作(DTM)」です。

それまでは、親の期待や周囲の環境に合わせて「なんとなく」進んできましたが、自分でゼロから音を作り、形にしていく楽しさに取り憑かれてしまったのです。この経験から僕が伝えたいのは、「やりたいことは、ある日突然、予想もしないところから降ってくる」ということです。

今でも音楽は作り続けています。これは最新の新曲です(2026年4月投稿)。まだ全然売れていませんが「やりたいこと」というものはここまで人生を捧げてもいいんだと思えるものになります。

なぜ「今」やりたいことがなくても大丈夫なのか

高校生の時点で「一生の仕事」を決められる人なんて、ごくわずかです。むしろ、大学という自由な時間があるからこそ、それまで触れてこなかった趣味や技術に出会うチャンスが生まれます。

僕の場合、大学の講義で教育の理論を学びつつ、放課後や空き時間は没頭して曲を作る……という二重生活を送る中で、「自分はどちらの道で生きていきたいのか」を冷静に比較することができました。この「比較検討できる時間」こそが、大学生活の隠れた価値なのです。

4. やりたいことが見つかる可能性を広げる「3つのアクション」

「大学に行けば自動的にやりたいことが見つかる」わけではありません。何もしなければ、ただ4年間が過ぎ去るだけです。可能性を広げるために、僕が実際にやってよかったこと、そしてやっておけばよかったことを共有します。

①バイト:あえて「自分に向かないこと」を知る

多くの大学生が経験するアルバイトですが、僕はあえて「派遣バイト」を中心に活動していました。引っ越し、倉庫作業、イベント設営など、いわゆる肉体労働がメインです。

正直に言って、現場の人間に厳しい人がいたり、労働環境が劣悪だったりと、いわゆる「ブラック」な側面を何度も目にしました。しかし、これが大きな学びになったのです。

  • 「自分は指示待ちの作業よりも、自分でクリエイトする方が向いている」
  • 「働く環境(人間関係)がいかに自分のモチベーションを左右するか」

こういった「やりたくないことのリスト」が明確になることで、逆説的に「やりたいこと」の輪郭がはっきりとしてきました。飲食バイトで「生理的に無理だ」と感じた経験も、立派な自己分析のひとつです。

②SNS・YouTube・クリエイティブ活動への挑戦

僕は音楽制作をきっかけに、YouTubeやSNSでの発信にも挑戦しました。これは「仕事にするため」というより、最初は「興味本位の実験」でした。

今の時代、大学で学んでいること以外のスキル(動画編集、ブログ運営、作曲、デザインなど)を一つ持っておくだけで、人生の選択肢は一気に増えます。大学の4年間は、失敗してもリスクがほとんどありません。この期間に「自分でお金を稼ぐための小さな種まき」をしておくことを強くおすすめします。

③サークルや「学外」のコミュニティに触れる

僕は特定のサークルには入りませんでしたが、今振り返れば、一度は覗いてみてもよかったなと感じています。なぜなら、大学の学部内だけでは人間関係が固定化されやすいからです。

自分の専門外の人と話すことで、「そんな生き方があるのか!」「そんな面白い仕事があるのか!」と刺激を受けることができます。やりたいことのヒントは、往々にして「自分の常識の外側」に落ちているものです。

5. 就職か、それ以外の道か。答えは一つじゃない

大学3、4年になると「就活」という大きな壁が現れます。僕は最終的に「就職しない」という選択をしましたが、これはすべての人に推奨するわけではありません。

就職という選択肢のメリット

「やりたいことが見つかったけれど、まだそれで食べていく自信がない」という場合は、一度就職して社会の仕組みを学ぶのも賢い選択です。特に大学で学んだ専門分野があるなら、それを活かして軍資金(貯金)を蓄えながら、副業としてやりたいことを育てる道もあります。

「自分の人生を自分で決める」という覚悟

僕が教員への道を辞め、音楽とブログの道を選んだとき、周囲からは「もったいない」「安定を捨てるのか」と言われたこともあります。しかし、自分の人生の責任を取れるのは、自分しかいません。

僕は今、高校時代の自分が想像もしていなかった毎日を送っています。満員電車に揺られて学校へ行き、疲弊して帰る生活ではなく、自分の好きな音楽や発信活動に時間を使える今の生活に、とても満足しています。もちろん大変なこともありますが、「自分で選んだ道」だからこそ後悔はありません。


ちなみに当時大学生だった自分と同じ年の方であればすでに子供を作り生活を送っている人も多いでしょう。以下の記事では子供×ゲームについて解説した記事を作成しました。ぜひ参考にしてください。

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まとめ:大学4年間は、人生の「羅針盤」を作る期間

大学は「卒業資格」を取るためだけの場所ではありません。ましてや、最初から正解を持って入学しなければならない場所でもありません。むしろ、「自分は何が好きで、何が嫌いか」を4年間かけてじっくり見極めるための贅沢な時間です。

もし今、進路に迷っているのなら、「やりたいことを探しにいく」という目的で大学を選んでみてください。そして入学したら、勉強、バイト、遊び、趣味……なんでもいいので、全力で「体験」してみてください。

「自分の人生は、自分で決めていい」

その確信を持てたとき、あなたの大学生活は最高に価値のあるものになるはずです。僕も自分の野望である「音楽をもっと広めること」に向けて、一歩ずつ進んでいきます。一緒に、自分だけの道を探していきましょう!

僕が音楽を始めたより詳しい経緯については、こちらの記事も参考にしてみてください。

音楽制作をするようになったきっかけ【DTMを始めた理由】体験談
こんにちはトーヤです。 今回は、僕が音楽を作るようになったきっかけを話していこうかなと思います。 僕の中で唯一の「やりたいこと」を見つけることが出来た日でもあります。 では行きましょう。 音楽制作をするようになった話 ジャンル【EDM】

以上、大学は「自分のしたいことを探す場所」だと思う話【経験談】でした。

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