Wordで本文だけを印刷したいのに、右側のコメントや赤い修正跡まで出ていませんか?用紙の余白が広がり、文字が小さく見えると困りますね。まずは印刷設定の「変更履歴を印刷」を確認してください。確認中のコメントを削除しなくても、印刷に含めない方法があります。
対象:Windows 11/Microsoft 365・Office 2024のデスクトップ版。Web版やMac版では項目が異なるため、同じ画面がない場合は利用環境を確認してくださいね。
確認日:2026年10月17日(設定やファイルの状態による症状も対象)
▶本記事の概要
- 印刷される記号とコメントを見分ける
- コメントと変更履歴を印刷に含めない
- 履歴を残す場合と削除する場合を分ける
- まとめ
- 校閲の情報が印刷対象になっているかを見る
- 画面だけの非表示で安心しない
印刷される記号とコメントを見分ける
校閲の情報が印刷対象になっているかを見る
コメントの吹き出しや、挿入・削除を示す色付きの文字は、共同編集の確認情報です。本文を直した人の意図を残す機能なので、単なる汚れではないのですね。
- 本文の横にコメント欄が出る
- 削除した文章に取り消し線が付いて残る
- 左側に修正を示す線が印刷される
- 変更箇所を収めるため本文の幅が変わる
赤い文字でも、手動で赤色にした本文なら別の扱いになります。まず「校閲」タブで表示される履歴と同じものかを見比べてください。
画面だけの非表示で安心しない
画面で変更箇所を非表示にしても、文書の中から履歴を削除したことにはなりません。印刷前の確認は、Ctrl+Pで開くプレビューが基準ですね。
PAGEやHYPERLINKなど英語のコードが見える場合の直し方はこちらから確認してみてくださいね。
- 変更履歴を印刷のチェックを外す
- PDFも出力後に開いて確かめる
コメントと変更履歴を印刷に含めない
変更履歴を印刷のチェックを外す
- 「ファイル」→「印刷」を開く
- 「設定」内の「すべてのページを印刷」などのメニューを開く
- 「変更履歴を印刷」のチェックを外す
- プレビューでコメント欄や修正跡が消えたか確認する
- 本文の改ページとページ数を確認してから印刷する
この操作は、印刷へ校閲情報を含めるかどうかの切り替えです。履歴を承諾したり、コメントを消したりする操作とは異なるのですね。
PDFも出力後に開いて確かめる
Microsoft Print to PDFを使う場合も、印刷プレビューを確認してから保存します。「名前を付けて保存」や「エクスポート」でPDFを作る場合は、別の出力オプションも確認してくださいね。
最終確認では、保存されたPDFそのものを開いてページを送ります。Wordの画面がきれいでも、渡すファイルへコメントが残っていないかは別に確かめたいところですね。
- 印刷目的だけなら履歴をまとめて削除しない
- 消えない情報の種類を確認する
履歴を残す場合と削除する場合を分ける
印刷目的だけなら履歴をまとめて削除しない
本文だけを印刷する目的で「すべて承諾」を実行すると、確認待ちの変更まで確定してしまいます。関係者が校閲中の文書では、履歴を残したまま印刷設定を変えてください。
提出用のWordファイルから履歴を取り除く場合は、作業用の原本を残してコピーを作ります。変更内容を一件ずつ確認し、承諾・拒否を選ぶ流れが分かりやすいですね。
消えない情報の種類を確認する
印刷設定を変えても線や文字が残る時は、本文の書式・図形・ヘッダーに入っていないかを確認します。削除前に元の文書を複製しておくと比較しやすいですね。
Wordの選択範囲がロックされて編集できない場合の確認方法はこちらから確認してみてくださいね。
同じ文書を別の人が印刷する場合には、「履歴なしの印刷」か「校閲用の印刷」かも伝えてください。目的をそろえておくと、コメントを残すかどうかで迷いにくいですね。
まとめ
▶本記事の振り返り
- コメントや変更履歴と通常の文字装飾を区別する
- 印刷設定の「変更履歴を印刷」を確認する
- PDFは保存したファイルを開いて確かめる
- 印刷の非表示と変更の承諾・削除を分ける
Wordのコメントまで印刷される時は、まず印刷に含める情報を見直します。校閲の記録を残しながら、目的に合う見た目へ整えてみてくださいね。

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