ナレーションの間を1秒詰めたら、触っていないBGMやラベルまで動いていませんか? Audacity 3系では、同じグループの時間位置をそろえる「同期ロック」が関係する場合があります。
▶本記事の概要
- 削除した秒数とラベルのずれを比べる
- 同期ロックを確認して同じ編集を試す
- 時間を詰めるか無音のまま残すかを選ぶ
- まとめ
削除した秒数とラベルのずれを比べる
例として、10秒の位置にあるラベルより前で、声のトラックだけを1秒削ってみましょう。ラベルが9秒へ移るなら、タイムライン上で連動した可能性がありますね。
録音した瞬間から声が遅れている時は症状が違います。録音時の遅延補正はこちらで確認してくださいね。
同期ロックを確認して同じ編集を試す
- 直前の意図しない削除を取り消し、ラベルを元の位置へ戻す
- 「トラック」メニューで「Sync-Lock Tracks」のチェックを確認
- オンなら一度解除し、声のトラックだけで同じ区間を選んで削除
- ラベルの時刻とBGMの開始位置を編集前と比較
設定をオフにしても、すでに動いたラベルは元に戻りません。 グループ内のトラックに出る時計の印も、連動範囲を知る手掛かりですね。
時間を詰めるか無音のまま残すかを選ぶ
映像に合わせたせりふから咳の音だけ除きたい場合は、対象区間の「Silence Audio」で長さを保てます。会話の間を詰めて字幕も一緒に前へ送りたい場合は、同期ロックが役立ちますね。
同期ロックはほかのプロジェクトにも適用される設定です。試した後は、次の編集で使いたい状態に戻してくださいね。音声の一部だけを書き出してしまった時は、範囲の見直し方をこちらにまとめています。
まとめ
別トラックが動いた時は、削除前後のラベルの秒数を比べると原因を絞れます。音だけを取り除きたい時は、長さを保つ無音化が扱いやすいですね。
▶本記事の振り返り
- ラベルの移動量と削った秒数を比較
- 同期ロックの状態と選択トラックを確認
- 映像の尺を保つ時は区間を無音化

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