
「自分の楽曲に合うおしゃれなMVを作りたいけれど、動画素材を集めるのが大変…」
「AIでMV素材を作れるって聞いたけれど、具体的にどうやればいいのか分からない」
「動画編集のスキルがなくても、AIを使えばクオリティの高いMV素材が作れるのかな?」
こういった悩みを解決できます。
この記事では、AIを使ってMV素材を作るための手順を話していきます。手作業では何時間もかかっていた素材集めやイラスト制作が、AIを活用することで圧倒的に短時間で完了するようになるかもしれません。
▶本記事の概要
- AIでMV素材を作る5つの手順
- MV素材生成におすすめのAIツール
- 理想のMV素材を作るためのプロンプトのコツ
これらを解説していきます。
AIでMV素材を作る5つの手順

まずはAIでMV素材を作る手順を5つに分けて話していきます。
手順は以下
- ステップ1:MVのコンセプトと世界観を決める
- ステップ2:生成AIツールを選定する
- ステップ3:プロンプト(指示文)を作成して生成する
- ステップ4:生成されたMV素材を厳選・修正する
- ステップ5:動画編集ソフトで楽曲と合わせる
ステップ1:MVのコンセプトと世界観を決める
まずは、どのようなMVにしたいのかという全体のコンセプトを明確にします。楽曲の歌詞やメロディから連想されるイメージを書き出してみましょう。
例えば、「サイバーパンクな夜の街」「エモーショナルな夏の夕暮れ」「アニメ風のかわいいキャラクター」といった具体的なキーワードを決めておきます。この世界観の設定が、のちにAIへ出す指示のベースになりますので、非常に重要なプロセスだと言えますね。
ステップ2:生成AIツールを選定する
次に、MV素材を作るためのAIツールを選びます。現在のAIは「静止画(イラスト・写真)」を作るのが得意なAIと、「動画(モーション・実写風映像)」を作るのが得意なAIに分かれています。
一枚絵を動かすスタイルのMVであれば画像生成AIで十分ですし、シネマティックに背景が動く映像を作りたい場合は動画生成AIが必要です。自分の作りたいMVの方向性に合わせたツール選びが大切ですね。
なお、ツールを実際に触りながら操作方法を学びたいという方は、過去に紹介したAIを活用するための手順の記事も参考にしてみてください。AIツール全般の扱い方のコツが掴めると思います。
ステップ3:プロンプト(指示文)を作成して生成する
ツールの準備ができたら、AIに「プロンプト」と呼ばれる指示文を入力して、MV素材を生成していきます。
ステップ1で決めた世界観を英語や日本語のテキストにして入力すると、AIが数秒から数分で高精度なMV素材を出力してくれます。思い通りの映像が出ない場合は、単語を入れ替えたり、構図の指示を追加したりして、何度も試行錯誤するのが一般的ですね。
ステップ4:生成されたMV素材を厳選・修正する
AIは1回で完璧な素材を出してくれるとは限りません。複数回生成を繰り返し、その中から楽曲にベストマッチするMV素材を厳選していきます。
部分的に修正したい箇所がある場合は、AIの描き込み機能(インペインティングなど)を使ったり、画像編集ソフトで色味を調整したりして、クオリティを上げていきます。
ステップ5:動画編集ソフトで楽曲と合わせる
魅力的なMV素材が揃ったら、最後に動画編集ソフト(Premiere Pro、CapCut、AviUtlなど)に素材を取り込みます。
楽曲のテンポやリズムに合わせてAIで生み出したMV素材を配置し、エフェクトやリリック(歌詞)のテキストを追加すれば、あなただけのオリジナルMVが完成します。驚くほど簡単にハイクオリティな作品が出来上がりますよ。
MV素材生成におすすめのAIツール
AIでMV素材を作ると言っても、「どのツールを使えばいいのか分からない」という方も多いと思います。現在は初心者でも直感的に使える優秀なAIツールがたくさん登場しています。ここでは、特にクリエイターの間で評価の高い、MV素材作りに適したおすすめのAIツールを詳しく紹介します。
- Midjourney(ミッドジャーニー):圧倒的な画力で美しいイラスト素材を作れるAI
- Runway Gen-3(ランウェイ):テキストから映画のようなハイクオリティ動画を作れるAI
- Luma Dream Machine(ルマ):写真やイラストを自然に動かせる動画生成AI
まずは、静止画のクオリティにこだわりたい場合はMidjourneyです。
幻想的な背景や、洗練されたキャラクターイラストなど、楽曲の顔となる美麗なMV素材を生成してくれますね。
もし、動画そのものをAIで作りたい場合は、Runway Gen-3やLuma Dream Machineなどの動画生成AIが活躍します。
また、画像生成AIで作成したお気に入りの「一枚絵イラスト」をベースにして、さらに自由自在にアニメーションさせたいという場面もあるかもしれません。髪の毛を揺らしたり、表情をつけたりして本格的なアニメーションMVに仕上げたい場合は、AIとは別に、2Dイラストを専門に動かすソフトを併用するのも非常におすすめです。
2Dイラストを魅力的に動かす方法については、こちらの過去記事2Dイラストを動かすソフトとは?で詳しく解説しています。AIで生成した魅力的なキャラクター素材を自分の手で動かしてみたい方は、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
理想のMV素材を作るためのプロンプトのコツ

AIツールを使ってみたものの、「なかなか思った通りのMV素材にならない…」と悩んでしまうことはよくあります。AIにイメージ通りの映像を出力してもらうためには、プロンプト(指示文)の書き方に少しだけコツが必要です。
誰でもすぐに試せるポイントを3つにまとめてみました。
- 具体的な形容詞やシチュエーションを細かく指定する
- 画風や世界観を表すキーワード(アニメ風、サイバーパンクなど)を入れる
- 光の当たり方やカラー(夕暮れの逆光、ネオンカラーなど)を指定する
例えば、単に「男の子のイラスト」と指示を出すよりも、「雨が降る夜の街、ネオンの光に照らされる切ない表情の男の子、アニメスタイル、映画のような構図」というように、状況や雰囲気を具体的に伝えることが大切ですね。
これだけで、AIが楽曲の歌詞を汲み取ったかのような、深みのあるMV素材を生成してくれるようになります。
このように、AIに正しく意図を伝えるための文章の組み立て方は、ブログの文章作成やプログラミングなど、あらゆる場面での「AIライティング技術」と共通する部分が多いと思います。もし、AIへの指示出し全般のスキルを効率よく高めたいと感じているなら、こちらの過去記事AI記事自動生成方法|誰でもできるAIライティングの始め方と注意点【完全ガイド】もヒントになるかもしれません。AIに思い通りの出力をさせるための、文章のコツが学べると思いますよ。
まとめ
今回は、AIを使ってMV素材を作る具体的なプロセスや、おすすめのツール、そして思い通りの映像を生成するためのプロンプトのコツについて解説してきました。
最後に、本記事の大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- まずは楽曲のコンセプトを明確にしてから最適なAIツールを選ぶ
- プロンプトには具体的な状況や光の演出などのキーワードを盛り込む
- AI素材を厳選し、動画編集ソフトでリズムに合わせて配置する
AIを活用したMV素材作りは、これまで時間やコストの面で動画制作を諦めていた方にとって、最高のパートナーになってくれる技術だと思います。テキストをいくつか入力するだけで、自分の楽曲に命を吹き込む素晴らしい映像素材が手に入るのは、本当にワクワクする体験ですね。
まずは難しく考えず、無料から試せるAIツールに触れてみて、あなたの楽曲にぴったりな世界観を形にすることから始めてみてください
この記事が参考になれば幸いです。

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