
この記事では海外でYouTubeに投稿されてあるFLStudioの動画を日本語に要約して、日本人でもわかりやすく学べるようにしました。YouTubeでも自動翻訳がありますが、まだ完璧とは言えないものもあるので、文章でわかりやすく解説していきますね。
▶本記事の概要
- FL Studio 2025.2で追加された新しいプラグイン
- 既存の標準プラグインや各種インストゥルメントのアップデート機能
- チャンネルラックやLoop Starterに関する機能向上
- ミキサーやエフェクト管理の効率化
- ピアノロールやプレイリストの操作性向上
- アプリ全体の変更・環境設定のアップデート
これらを解説していきます
私はYouTubeチャンネルで作曲した音楽を投稿し続けて2026年時点で約7年ほど、作曲のレベルもある程度上がってきました。新曲も以下に乗せておくのでこのレベルの作曲をしたい方は参考になる記事だと思います。
なぜ私がFL Studioを使っているのかについては「FL Studio的魅力とは?」にて話しています。
今回解説する内容の元になった海外の動画も貼っておきます。
では本題に入りましょう
FL Studio 2025.2で追加された新しいプラグイン

今回の新機能の中でも大注目なのが、すべてのエディションに無料で追加された2つの新しいプラグインです。
- Emphasizer(軽量リミッタープラグイン)
- Fruity Slicer 2(現代版ループスライサー)
Emphasizer(軽量リミッタープラグイン)
Emphasizerは「Efphasist」をベースに開発された軽量なリミッタープラグインです。入力ゲインコントロールや、オプションのソフトクリッピングボタンを搭載。音量と透明度のバランスを直感的に調整できるお馴染みのエンファシスコントロールが利用可能になっています。
Fruity Slicer 2(現代版ループスライサー)
軽量なループスライサープラグインの現代版として登場したのがFruity Slicer 2です。位置付けとしては「Fruity Slicer」と「Slicex」の中間にあたります。
リアルタイムのピッチシフトや逆再生といった豊富な再生オプションなど、従来のFruity Slicerでお馴染みの機能を受け継ぎつつ、Slicexの最新の自動スライス機能や、微調整のためのアップグレードされた波形表示機能が利用できます。これらの設定はデフォルトでスライスごとに適用されますが、フィルターにはオプションのグローバルモードも用意されています。
既存の標準プラグインや各種インストゥルメントのアップデート機能
新プラグインだけでなく、従来からあるインストゥルメントやエフェクトにも、制作を快適にする数多くの新機能が導入されています。
- Emphasis・DirectWave・Fruity Compressorのアップデート
- Kepler・Kepler Exo・MIDI出力の強化
Emphasis・DirectWave・Fruity Compressorのアップデート
Emphasisの更新
さらに高い音量を実現する新しい「インスタントリカバリーモード」と、信号に含まれるDCオフセットを除去できる微妙なハイパスフィルター「DCブロック機能」が搭載されました。
DirectWaveの改善
ゾーンを移動する際、[Controlキー(MacはCommand)] と [Altキー(MacはOption)] を同時に押すことで、ルート音符も一緒に移動できるようになりました。
Fruity CompressorのUI変更
ユーザーインターフェース(UI)の右側に、サイドチェーン入力が追加されました。
Kepler・Kepler Exo・MIDI出力の強化
Kepler
ノートオンイベントでLFOを再トリガーできるオプションが追加されました。
Kepler Exo
VCA強化オシレーター用に新しい「スムーズ補間機能(オプション)」が追加され、ハイパスフィルターをオフにしたときのノコギリ波と矩形波の精度が向上しました。また、マスターチューンコントロールによって、ピッチをマイナス1オクターブからプラス1オクターブまで(セント単位で)オフセットできます。
MIDI出力
左マウスボタンを押したまま、チャンネル、バンク、ポートセレクターの値を直接入力できるようになりました。
FL Studio Remote
Pythonスクリプト実行用のパッドモードが追加されました。これにより、MIDIコントローラーのようにPythonスクリプトを介してマクロ機能を実行できるパッドが利用可能です。
チャンネルラックやLoop Starterに関する機能向上

楽曲のアイデア出しやサンプルの管理に関する新機能も強化されています。
- チャンネルサンプラーへのループ制御機能追加
- Loop Starterへの新ジャンル・機能追加
チャンネルサンプラーへのループ制御機能追加
チャンネルラック内のチャンネルサンプラーに、ループの開始と終了を制御する機能が追加されました。サンプル自体にループが設定されていない場合でも、これらのコントロールを使用することでループを生成可能です。これは、クロスフェードループの事前計算済みエフェクトと連携して機能します。さらに、ズームとスクロール操作が可能な、より高度なサンプルプレビューウィンドウも搭載されました。
Loop Starterへの新ジャンル・機能追加
Loop Starterには、アフロビーツ、ブームバップ、ローファイ、フォンク、レゲトン、トランスという6つの新しいジャンルが追加されました。さらに、キーセレクターも追加されています。
また、Loop Starterで作成したプレイリストトラックをグループ化できるようになりました(ループがプレイリストに送信されたときに適用)。ループスターターパターンがプレイリストに送信されると新しいクリップがスクロール表示されるようになり、パターンクリップ用に常にトラックを作成する設定にすると、ステップチャンネルが使用されていない場合でもトラックが作成されます。
ミキサーやエフェクト管理の効率化
ミキサー周りにも、プロジェクトをクリーンに保ち、作業を効率化するための便利な新機能が追加されています。
- 未使用トラックのトリミング機能の拡張
- パッチャー(Patcher)化機能の追加
未使用トラックのトリミング機能の拡張
「未使用トラックのトリミング」オプションが進化し、エフェクトがロードされたエフェクトスロットを持っている未使用のミキサートラックであっても、一括で削除できるようになりました。
パッチャー(Patcher)化機能の追加
プラグインをパッチャー(Patcher)インスタンスに素早く変換するための、新しいエフェクトスロットメニュー項目「patcharize」と「patcharize all」が追加されました。フルミキサートラックのエフェクトスタックを一新し、新しい構成で再出発するのに最適な方法です。
ピアノロールやプレイリストの操作性向上
打ち込みやオーディオ編集の要となるピアノロールとプレイリストにも、制作をスムーズにする新機能が多数導入されています。
- ピアノロールとコードスタンプツールの更新
- プレイリストとステム分離機能のルーティング強化
- サウンドタブへの類似サンプル検索機能追加
ピアノロールとコードスタンプツールの更新
ベロシティエディターの改善
音符のベロシティを素早く編集する際の、マウスの反応性が向上しました。これにより、意図しない速度のずれが発生しなくなります。
スコアプリセットのファイル名変更
ピアノロールのスコアプリセットをドラッグして取り出す際、スコアファイルのファイル名にチャンネル名が含まれる仕様に変更されました。
コードスタンプツールのアップデート
コード進行を演奏・入力するのがこれまで以上に簡単になりました。スタンプツールを選択し、「自動コード」を有効にして、ピアノロールをクリックするだけで自動的にコードが入力されます。
プレイリストとステム分離機能のルーティング強化
抽出ステムの個別ルーティング
ステム分離(抽出ステム)のポップアップに、抽出された各ステムを個別のミキサートラックへ自動でルーティングするオプションが追加されました。
ステム分離機能のマイナーアップデート
次期モデルに向けた開発の一環として、ステム分離機能に小規模なアップデートがリリースされました。従来よりも微妙な変化や精度の向上に気づくかもしれません。
オーディオクリップのヒント表示
オーディオクリップのヒント欄に、クリップのバリエーションごとのピッチオフセットが表示されるようになりました。
サウンドタブへの類似サンプル検索機能追加
「サウンド」タブに「類似サンプルを検索」機能が追加されました。3つのドット(メニュー)をクリックして「類似サンプルを検索」を選択するだけで、手持ちのサンプルから似た音色を素早く見つけ出すことができます。
アプリ全体の変更・環境設定のアップデート
UIのデザイン刷新からバックエンドの読み込み速度改善まで、快適な制作環境を提供する新機能がアプリ全体に適用されています。
- ウェルカムウィンドウとコミュニケーションパネルの刷新
- ショートカットキーとサンプル読み込み速度の改善
- 一般設定とツールメニューの仕様変更
- MIDIスクリプトの対応範囲拡大
ウェルカムウィンドウとコミュニケーションパネルの刷新
ウェルカムウィンドウの更新
ウェルカムウィンドウのデザインが新しくなり、トライアルユーザーとライセンスユーザーの両方にとって選択肢がより分かりやすくなりました。ループスターターやコード進行ツールなどのクリエイティブツールは「左側」に配置され、「右側」にはニュースパネル、その下に最近のプロジェクトが表示されます。
コミュニケーションパネルのサイズ変更
コミュニケーションパネル内のすべてのタブ(ニュース、ダウンロード、通知、ヘルプ、Gofer)のサイズを変更できるようになりました。
ショートカットキーとサンプル読み込み速度の改善
数字キーによるミュート挙動の変更
最上段の数字キーを使用している場合、チャンネルラックに表示されているチャンネルのみがミュートおよびミュート解除されるようになりました。
マルチスレッドによるサンプル読み込み
多くのユーザーからリクエストが多かった機能として、プロジェクトを開く際にサンプルが複数のCPUスレッドで並列読み込みされるようになりました。特殊なケースにおけるプロジェクトの読み込み時間が大幅に改善されます。
一般設定とツールメニューの仕様変更
キーボード入力の優先順位設定
一般設定の「その他」パネルに、デフォルトでキーボード入力の優先順位を無効にするオプションが追加されました。すべてのキーストロークをプラグイン側ではなく、デフォルトで常にFL Studio本体に送信したい場合に役立ちます。
ツールメニューのマクロ展開
以前はサブメニュー内に格納されていた「マクロ」が、常に展開された状態で表示されるようになりました。また、チャンネルラックなど、関連する機能やウィンドウのメニューからも直接利用可能になっています。
MIDIスクリプトの対応範囲拡大
チャンネルボタンメニューにある「各項目を塗りつぶす(Fill each…)」および「ステップ」オプションが、MIDIスクリプトから直接操作できるようになりました。
まとめ
今回はFL Studio 2025.2で追加された数々のflstudio25.2の新機能について解説しました。
本記事の振り返り
- 「Emphasizer」や「Fruity Slicer 2」など、すべてのエディションで使える新しい無料プラグインが追加された
- マルチスレッドによるサンプル読み込みの高速化や、コードスタンプツールの強化など、操作性と効率性が大幅に向上した
- Loop Starterの新ジャンル追加や、ミキサー・プレイリストの仕様変更により、さらに直感的な楽曲制作が可能になった
今回も生涯無料アップデートとは思えないほど、クリエイターにとって嬉しい充実したアップデート内容になっていましたね。動画の説明欄には公式マニュアルや、今回紹介されたプロジェクトファイルへのリンクも掲載されていますので、ぜひ最新バージョンにアップデートして、これらの新機能を日々の音楽制作に役立ててみてください!
この記事が参考になれば幸いです。

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